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映画「ザ・ウオッチャーズ」父娘の血は争えない

世紀のワンアイディア監督マイケル・ナイト・シャマランの娘が監督した超常サスペンス映画。お父さんと全く同じ作風というところに、争えない血筋を感じる。ちなみに父が制作に入っている。
森に迷い込んだ女性は、謎のガラス張りの家に辿り着く。そこには母親と女、息子がいたが、どこか様子がヘン。何かに監視されているという。
その家には「監視者に背を向けない」「ドアを開けてはならない」「光の中にいる」というルールがあり、破ると殺されてしまうという。
全くのシャマランテイストだ。ストーリーが進むにつれ「監視者」とは誰かが明らかになっていくのだが、いつものシャマラン映画と同じで、全てがカチッと明らかになるわけではなく、なんとなく雰囲気で謎が明かされる。

シャマラン映画そのものすぎ。後半にある程度の謎が解明し、ひと段落つくが、そこからさらに物語は怒涛のトンデモ展開を始める。
久しぶりに笑ってしまうほどの展開。呆れ返る。

さすがのハッタリ家族のファミリームービーだが、一緒に行ったシャマラニストの子供はけっこう気に入っていたようだ。

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