見出し画像

東大カルペ・ディエム「外国人しか知らない日本の観光名所」格好のリサーチ資料

仕事で海外向けのコンテンツを作ることになり、色々とリサーチしている。
特に、日本人にはそれほど知られていないのに、外国人に不思議と人気のアイテム、スポット、ショップなどを探している。
例えば東銀座にある「花山うどん」は、そこまでの味ではないが、開店前から長蛇の列だ。それもほとんどがアジア系の外国人。どうも日本政府観光局のSNSで紹介したことが一つのきっかけになったらしい。それを見て来店した外国人が、またSNSで情報を発信する。「幅広のうどん」といういかにもSNS映えする商材なので分かりやすくバズっているということなのだろう。
外国人の情報源は、かつては「Lonely Planet」ほぼ一択だったが、最近では圧倒的にSNSだ。SNSには日本の映えている写真、動画が溢れている。
この「SNSの映え」という視点から「外国人に人気」を考えたのがこの本だ。「SNSの映え」には、ドラマの舞台として登場したなんてのもある。パソコンの壁紙でお馴染みなんてのもある。
「外国人に人気のニッポン」は、普段の生活ではあまり役に立たない知識だが、外国人をガイドする時、そして私のように「海外向けのコンテンツ制作」をする時には実に役に立つ。ホント、タイミングよく出版されてありがたい限りの一冊。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?