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志駕晃「ちょっと一杯のはずだったのに」割と普通のミステリ

映画化もされた「マホを落としただけなのに」の作者の旧作。
この作者はラジオ局の人だけあって、時代に敏感な作品を描いている人というイメージがあったが、これは割と普通のミステリ作品。ちょっととんがったものを期待すると期待は裏切られる。

ラジオのディレクターが、自分の恋人でもあるラジオハーソナ李ティー殺害に容疑者にされてしまう。そのドタバタの中での謎解きでストーリーは展開していく。
結末はギリギリ納得できるような。
だが暑い日が続くので、こういうライトなミステリもいいものだ。

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