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創作のようなもの

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自分の創作文載せてます
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#創作のようなもの

ブログライターの日常 #ワールドブルー物語

「挨拶で世界を笑顔に!ワールド・ブルー株式会社」 喫茶店でブログの更新を終え、休憩するた…

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日常のひとコマ

駐車場の横を通りかかった 下りてきた鳥が 嘴でなにかをくわえた そこに雀もやって来た 雀も…

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金魚鉢 #シロクマ文芸部 【ショートストーリー】【今日の短歌】

「金魚鉢クリームソーダ、お待たせしました」 友人が働いている童話の世界のようなカフェ。 …

羽根宮糸夜
2週間前
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うたたね【ショートストーリー】【今日の短歌】× #色のある風景

山頂のうぐいすの声そよぐ風誘われるまま夢の世界へ たまに森林浴がしたくなる。 緑が多くて…

羽根宮糸夜
1か月前
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【ショートストーリー】タルトを買いに

桜が散って葉桜となり暖かな今日この頃。 この時期によく見かけるのは、モッコウバラとパンジ…

羽根宮糸夜
1か月前
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深夜の鳴き声【今日の短歌】【ショートストーリー】

にいにいと微かな猫の細い声深夜三時の庭の方から 春になって暖かくなってきた。 日によって…

羽根宮糸夜
1か月前
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深煎り入学式【#毎週ショートショートnote】

高校の入学式はちょうど桜が見頃だった。 進学といっても小学校から高校まで付属の学校で、私は初等部から通っていたから、すごく大きな変化はなかった。 変わるのは中等部と違う校舎になること、外部受験で高校から入ってくる人たちがいること、教師は高等部の人たちになること。 でも中等部の人たちの多くは内部進学をするし、敷地は一緒だから通学場所が変わるわけじゃない。通学方法も最寄り駅も同じ。 親に入学式に来てほしくはなかった。本当は外部受験をしたかったから。 親にも色々と考えがあるんだとは

#新生活20字小説 #シロクマ文芸部 #虎吉の毎月note

桜が満開で外は渋滞。僕は新居で一人乾杯。 こんにちは。羽根宮です。 小牧幸助さんの「新生…

羽根宮糸夜
2か月前
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命乞いする蜘蛛【毎週ショートショートnote】

蜘蛛と聞いて思いつくもの。 芥川龍之介の『蜘蛛の糸』。 小学校の学芸会で『杜子春』をする…

羽根宮糸夜
2か月前
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家猫【今日の短歌】【ショートストーリー】

先月末から、なぜか予定がビッシリと埋まっている。 会社勤めではなくて自営だから、仕事が入…

羽根宮糸夜
3か月前
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蒸し返しダンサーに【毎週ショートショートnote】

高校のダンスの授業では、一年の最後にグループで創作ダンスを披露するという課題があった。 …

羽根宮糸夜
2か月前
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お返し断捨離【毎週ショートショートnote】

「ええ?!あれ、売っちゃったの?!」 リビングに父の大声が響く。 「あれ?売っていいんじゃ…

羽根宮糸夜
3か月前
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チョコレート #シロクマ文芸部 【今日の短歌】【詩のようなもの】

チョコレートごろごろ入れた焼き菓子の甘い匂いが漂う二月 チョコレート ごろごろ入れた 焼き…

羽根宮糸夜
4か月前
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寒雷【今日の短歌】【ショートストーリー】

外に出ず手仕事進む雪の日に初めて聞いた寒雷の音 週末に見た天気予報で、週明けの月曜と火曜が雪だと知った。 東京は滅多に雪が降らない。 自分の車もノーマルタイヤで一年を過ごすことができてしまうことがほとんどだ。 だから、東京は雪に弱い。電車もよく止まったりする。 予報ではかなり高い確率で降雪量が多いとのことだった。 これは外に出ない方がいいだろう。 そう思って、今日か明日に納品しようと思っていたものを、前倒しにして昨日のうちに届けてきた。 予報通りに今日は雪。大粒の雪がいい