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創作のようなもの

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#短歌

雨を聴く #シロクマ文芸部 

雨を聴くしとしと優しく降る水に頭痛と怠さ癒える錯覚 雨を聴く しとしと優しく 降る水に 頭…

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令和版百人一首 #百人一首恋の巻春

新学期ひらりひらりと舞う桜バス停並びきみを待つ朝 無事に第一志望の高校に入学できた。 学…

羽根宮糸夜
11日前
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赤い傘 #シロクマ文芸部 × #新色できました

赤い傘立ち去る君を窓越しに目で追っていたこのカフェの席 赤い傘 立ち去る君を 窓越しに 目…

羽根宮糸夜
12日前
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金魚鉢 #シロクマ文芸部 【ショートストーリー】【今日の短歌】

「金魚鉢クリームソーダ、お待たせしました」 友人が働いている童話の世界のようなカフェ。 …

羽根宮糸夜
2週間前
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白い靴 #シロクマ文芸部

白い靴汚してしまいたくなって履いて出かけた雨の降る日に 白い靴 汚してしまいたくなって 履…

羽根宮糸夜
3週間前
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風薫る #シロクマ文芸部

風薫る新緑の持つエネルギー深呼吸して体にチャージ こんにちは。羽根宮です。 先週のシロク…

羽根宮糸夜
4週間前
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うたたね【ショートストーリー】【今日の短歌】× #色のある風景

山頂のうぐいすの声そよぐ風誘われるまま夢の世界へ たまに森林浴がしたくなる。 緑が多くて空気がきれいで、人が少ない場所でホッと一息つきたくなる。 山に囲まれた一級過疎地で生まれ育った父は、田舎での暮らしが嫌いで、私たちが東京で生まれ育ったことに対して感謝しろと言っていた。 でもその子ども二人は東京での生活に疲れ、一人は自然豊かな地に移住を決めた。 地元に残っている私も人混みが苦手で、電車も苦手で、数ヵ月おきに緑に囲まれた場所で「何もしない」をしたくなる。 なにかと忙しい年度

子どもの日 #シロクマ文芸部【詩のようなもの】【今日の短歌】 

こどもの日大空泳ぐ鯉に乗り冒険をする幼き戦士 子どもの日 大空泳ぐ 鯉に乗り 冒険をする 幼…

羽根宮糸夜
1か月前
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春の夢 #シロクマ文芸部 【詩のようなもの】【今日の短歌】

春の夢雪解け水と鳥の声BGMに微睡んでいる 春の夢 雪解け水と 鳥の声 BGMに 微睡んでい…

羽根宮糸夜
1か月前
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花吹雪(画像版) #シロクマ文芸部 

花吹雪風に舞い散る儚さと切なさ滲むギターの音色 花吹雪 風に舞い散る 儚さと 切なさ滲む ギ…

羽根宮糸夜
1か月前
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春ギター【毎週ショートショートnote】× #春とギター×花吹雪 #シロクマ文芸部

花吹雪の中、やわらかくてどこか儚いギターの音が聞こえてきた。 音がする方に目を向けると、…

羽根宮糸夜
1か月前
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深夜の鳴き声【今日の短歌】【ショートストーリー】

にいにいと微かな猫の細い声深夜三時の庭の方から 春になって暖かくなってきた。 日によって…

羽根宮糸夜
1か月前
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始まりは #シロクマ文芸部 【詩のようなもの】【今日の短歌】

始まりは予感があっただからこそ始まらぬよう気をつけていた 始まりは 予感があった だからこ…

羽根宮糸夜
2か月前
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手のひらの恋、桜色 #シロクマ文芸部 #青ブラ文学部 #みんはい桜まつり

桜色淡く色づくきみの頬視線の先はいつものアイツ 桜色 淡く色づく きみの頬 視線の先は いつものアイツ 満開の 桜の中で きみに会い 変わらぬ距離で 一年過ぎた 向けられる 淡いピンクの 視線には きみもアイツも 気づくことなく あの頃を 懐古していた 手のひらに はらりと落ちた 桜色 こんにちは。羽根宮です。 小牧幸助さんの「シロクマ文芸部」と山根あきらさんの「青ブラ文学部」とriraさん主催の「みんはい桜まつり」に同時参加します。 欲張りました 笑 お題はそれ