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リモートワークで楽しく学び続けられる「Developer dojo」の5つの秘密

 Develop fun!を体現する Works Human Intelligence Advent Calendar 2020 の1日目記事です。

はじめまして!Develop fun! Producerの上村です。

エンジニア採用や育成など、エンジニアと人事を繋ぐような立ち位置で仕事をしています。

このマガジンではエンジニア文化につながりそうな情報を発信していきます。ワークスHIではたらくエンジニアの雰囲気を知ってもらうきっかけになればいいなと思っています。

オンラインでも楽しく学べるDeveloper dojoとは

コロナ禍以降、ワークスHIの開発チームでもリモートワーク中心の働き方が定着してきました。そんな中、有志の現場エンジニアで立ち上げた Developer dojoというコミュニティが盛り上がってきています。

Developer dojoはエンジニアの学びを支援するコミュニティです。楽しく手を動かすというコンセプトのもと、オンライン上で様々な部署のエンジニアが集まって日々学びを楽しんでいます。詳細については以下記事も参考になるかと思います。

開始から3ヵ月のまだまだ未熟なコミュニティではありますが、2020年11月時点でSlackチャンネルには150人超、デイリー開催の朝稽古にはコンスタントに30人近くが参加している状況です。講師のモチベーションも高く、今のところ継続していけそうな手ごたえを感じています。

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エンジニアとして学びつづけることの難しさ

これまでも勉強会を中心に学びの場を作る機会はあったのですが、以下のような理由から継続することに難しさがあったように思います。

・参加者が学ぶ時間を確保するのが難しい
・業務につながる実感がわかない
・講師のモチベーション維持が難しい

さらにリモートワークになったことにより、同じ空間で学ぶ人の姿が見えない孤独感などもあいまって、学ぶことがなかなか捗らないと感じている方も多いのではないでしょうか。

楽しく学び続けることを支援する工夫

Developer dojoでは上記のような課題にひとつずつ向き合ってきました。結果、オンラインでも楽しく学べるコミュニティに育ってきているように思います。どういった工夫をしているかについて、いくつかピックアップしてみます。

1. 30分で動く!楽しい!と感動できる

参加者が手を動かすこと、30分間でアウトプットが出ることで、小さな達成感や学びの実感が得られる=「楽しい」となり、継続して学ぶモチベーションを生み出しています。

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2. 即効性があり普段の業務に役立つ

講師陣がこだわっている点のひとつに、業務に役立つ課題作りが挙げられます。保守性を高めるコードの書き方や、製品の品質につながるテストコードの書き方を学ぶことにより、少しずつですが日々の業務にも良い影響が現れはじめています。

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3. オンラインであることによる参加ハードルの低さ

オンラインであることによりビデオ会議ツールにアクセスするだけで勉強会に参加できるようになりました。準備が必要なときは事前にSlackで告知されるので、不明点を気軽に質問したり、他の人の質問が見れるのもメリットです。

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また、はじめて参加する人への配慮も工夫しています。SlackのチャンネルにJoinするとWelcome Botが何をすればよいか教えてくれるようになっていたり、ポータルサイトを用意して初見でもDeveloper dojoのことを身近に感じられたりするようにしています。

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4. 講師のモチベーションがスパイラルするしくみ

勉強会を続ける上で「講師のモチベーションが枯れる」という問題があります。Developer dojoでは、以下の工夫により講師のモチベーションが保たれて(むしろどんどん上がって)います。

・複数の講師による持ち回り制
・参加者からのリアルタイムフィードバックを得る仕組み

Reacji ChannelerというSlackの機能を利用して、参加者が分報などでつぶやいた感想がDeveloper dojoチャンネルに集まってくるようにしています。反応がわかることで、講師は講義をよりよくするモチベーションにつながりますし、参加者も一体感を感じることができています。フィードバックを集める手間もかからないのもメリットです。

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5. 現場エンジニアの対話から生まれたコミュニティ

ワークスHIでは幸いなことにコロナ禍においても採用が順調なこともあり、学ぶ機会をどう作るのかについて現場のEMやベテランエンジニアを中心に対話を重ねてきました。

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もちろん会社が提供する研修や新人教育の機会もあるのですが、現場の課題を一番よく知っている現場エンジニアが学びの機会を作ることで、多くのエンジニアの共感を呼び、ここまで大きなコミュニティに育っているのを実感しています。

今後について

現時点でも若手メンバーの中で講師役は数人いますが、より多くの若手メンバーが講師役をやれるようコミュニティを育てていく予定です。講師をすることでより深く学ぶことができますし、若手が講師をすることで刺激を受ける人が増え、学びの渦を大きくしていくことができると考えています。

来年は社外でもDeveloper dojoをやりたいなと目論んでいます(まだ社内でも言っていませんがw)。採用イベントなどを通じて、より多くの人にエンジニアとして学ぶ体験をしてもらうことは社会貢献につながるのではないでしょうか。

まとめ

今回はエンジニアが楽しく学べるDeveloper dojoについて紹介しました。今後もDevelop fun!な文化につながりそうな取り組みを記事にしていきますのでお楽しみに。

 Develop fun!を体現する Works Human Intelligence Advent Calendar 2020  2日目はなかださんの記事です。なかださんはCOMPANY人事の凄腕エンジニアであり、なんと僕の配属時の上司でもあります。ぜひ読んでみてください。

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おしまい


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