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腕立て伏せの科学(3種類のスピード比較)

chou(2011)は、腕立て伏せを行うスピードによる肘関節への負荷と上腕・肩の筋肉への影響を調査しました。

腕立て伏せはスピードで以下の3群に分類されました。

①Fast-speed push-up:7回/10秒 

②Regular-speed push-up:5回/10秒

③Slow-speed push-up:4回/10秒

方法は健康な大学院生14人を集め、動作分析用カメラ、フォースプレート、筋電計を用い各速度で腕立て伏せの力学的特性を調査しました。(筋電計センサーは回外筋/回内筋/上腕三頭筋/上腕三頭筋/上腕二頭筋/上腕二頭筋/前三角筋/大胸筋/三角筋で比較しました。)

表紙(スピード)

姿勢は手を回旋させず真っすぐに着き、手幅は肩幅の1.5倍に設定されました。始めに遅い速度で15秒間腕立て伏せを実施し、5分間休憩した後、中間速度、速い速度で同様に実施しました。

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