ポモドーロタイマーアプリ開発
今回、ポモドーロタイマーアプリを開発し、GoogleAppStoreに公開しました。
アプリ名は「SSPTimer(Super Simple Pomodoro Timer)」です。
私にとって、初のAndroidアプリになります。
本記事では、なぜこのポモドーロタイマーを作ったのかの動機から、技術的な話まで、開発中に感じたことを書いていきたいと思います。
開発アプリ
背景
このアプリを作製した理由は2つあります。
1.在宅勤務で生産性を上げるため
2.友人からの依頼
1.在宅勤務で生産性を上げるため
私の所属する会社では、新型コロナウイルス蔓延により、コロナ禍において、在宅勤務が始まりました。
在宅勤務により、自宅で一人で仕事を行うようになりました。
在宅勤務のメリットとして、通勤時間が無くなり、プライベートの時間が増えた実感があります。
一方で、職場では同僚の監視効果が働き、しっかりと集中して仕事をしなくてはという気持ちが働きにくいせいか、特に夕方にはだらだらと働きがちといった課題も感じます。
そこで、生産性を高めるポモドーロをいう手法に注目しました。
ポモドーロというのは、作業25分、休憩5分が、集中力を持続できるルーティンのことで、このルーティンで作業(勉強)をすることで生産性が向上できるというものです。
2.友人からの依頼
友人もポモドーロに注目し、ポモドーロ時間を管理できるアプリをいくつか使っていました。
しかし、ポモドーロとゲームを掛け合わせたものや、UIが複雑なもの等、シンプルなものがなく、使いにくいという意見をもらいました。
この課題については私も同意見で、私のほかにも課題を感じている人がいるため、自分が欲しいシンプルなポモドーロアプリを作成しました。
仕様
このアプリに盛り込んだ特徴的な仕様は以下2点です。
1.ポモドーロ拡張版であること
ポモドーロでは、作業25分、休憩5分が最も集中できるルーティンだと言われております。
しかし、時には40分、1時間と作業にどっぷり集中できる時があります。
そんなゾーンに入っている問いに、25分でアラームが鳴って、強制的に休憩時間に入ることは効果的ではないのでは?と思いました。
そのため、ポモドーロでは、作業25分、休憩5分と提唱されていますが、
作業1分で、休憩12秒
作業5分で、休憩1分
のポモドーロを継承するタイマーにしました。
つまり、どっぷり集中して作業40分した場合は、休憩8分をアラームで知らせるタイマーです。
2.シンプルであること
とにかくシンプルであることにこだわりました。
上にも書きましたが、GoogleAppStoreの公開されているポモドーロタイマーはガチャガチャしたものが多いです。
私がポモドーロタイマーでしたいことは、ゲームではありません。
そのためアラーム機能のみで、ボタンが2つしかないシンプルなUX,UIにしました。
Version3.0ではアラーム音を変更できなかったり、シンプルにしすぎたが故の分かりにくさ等意見を頂いているので、今後改善をしていきます。
アプリUI
アプリ使い方
1.作業開始時にスタートボタンをタップ
スタートボタンをタップするとカウントアップが始まり、あなたの作業時間を測定し始めます。
2.作業終了後にストップボタンをタップ
作業終了時にストップボタンをタップすると、あなたのZoon(集中時間)と、Break(休憩時間)が表示されます。
3.休憩時間スタート
休憩したい場合は、Breakボタンをタップすると、作業時間時応じた休憩時間のカウントダウンが開始します。
休憩時間が0になるとアラームにてお知らせをします。
技術
今回アプリ開発は、kotlin言語で、android studio開発環境で行いました。
はじめてのkotlin言語、及びはじめてのandroid studio開発環境のため大変時間がかかりました。
今まで取り組んできた、C言語(Arduinoでのハードウェア開発)、Python(ラズパイでの画像認識ハードウェア)、PHP,SQL(データベースを活用したHP)とは、個人的には全く異なる言語であると感じたため、大変苦労しました。
私はJava素人であるというのも原因の1つですが、ネットに挙がっているTipsはJavaで書かれたものが多く、新しい言語であるkotlinでの記事は少なく、勉強商材が限られていることが大変に感じました。
今までは、Arduinoもラズパイも多くのTipsがネットに挙がっており、そういったものをコピーしてカスタマイズすることで容量をつかんで開発を行ってきましたが、kotlinは圧倒的にそう言ったTipsが少ないです。
まとめ
今回、とてもシンプルなポモドーロタイマーを作成しました。
アプリ:SSPTimer(Super Simple Pomodoro Timer)
皆さんもよろしければ、アプリを使用いただきコメントを頂けると励みになります。
現在は、私の興味が強い筋トレアプリを開発しておりますので、リリース後、noteにてご紹介したいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?