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一般社団法人を立ち上げます~こどもの未来につながる働き方研究機構~

社会保険労務士法人ワーク・イノベーション 代表の菊地加奈子です。
社労士事務所と保育園経営を両輪で取り組んでいますが、このたび一般社団法人 こどもの未来につながる働き方研究機構を立ち上げることになりました。HPはあと数日でリリースされますが、先にこちらで告知したいと思います。

私たちの思い

母体となる社会保険労務士法人ワーク・イノベーションは、企業における両立支援や女性の活躍推進、保育現場の快適な職場環境構築に向けて努めてきました。

そのすべての取り組みは、未来を創造する子どもたちの健やかな育ちに繋がっていると考えています。

昨今、女性の就労率や育休復帰率は上がったものの、その負荷が保育士不足や保育士の早期離職、過重労働による保育の質低下という問題を生み出しています。
そのような中であっても保育・教育の現場では、子ども主体・生徒主体の豊かな教育を実現するために日々、保育・教育の質の向上に努め、保育者・教師が働きやすく働きがいのある職場づくりを目指しています。しかしながら、保育・教育現場だけが子育てを担うという構図では、子どもたちが未来を生きぬく力をはぐくんでいくことは難しいといえるでしょう。

「こどもをまんなかに」
保育・教育の現場では、この言葉を合言葉に、家庭や地域と連携しながら実践を続けてきていますが、もっと広い視野を持ち、子育て世代を雇用する企業はじめ、社会全体で子どもを育てるという考えが浸透していくことが必要です。
そのために、すべての人々が生きがい・働きがいを持てる社会の実現について社会全体のつながりを築きながら、共生社会における働き方を考えていきたい、そんな思いから「こどもの未来につながる働き方研究機構」を生み出しました。

私たちが実現したいこと

理事やアドバイザリーメンバーには本当に素敵な皆様が集まってくださっています。社労士、保育団体からは日本保育協会の研修部長をされている今井豊彦さん、全国で保育所等の現場のご指導をされている相馬靖明先生、和洋女子大の田島大輔先生、子どもの虐待防止やパパママの働き方支援をされている高祖常子さん、女性活躍推進やダイバーシティ経営のための支援をされている蒲生智会さん、そして企業の皆様からもご賛同をいただいています。

企業で育休復帰した後の社員がなぜこんなにも苦しい思いをするのか、
相次いで報道されている保育所等の不適切保育の構造的問題は何か、

切り取って偏った視点で考えても根本解決には至りません。
保育・企業・地域、それぞれがつながりを持ち、未来を創造するこどもにとって何が一番大切なのか?一緒に考え、アクションを起こしていきたいと思っています。

対談イベントのお知らせ

この社団にご賛同くださった玉川大学の大豆生田啓友先生との対談が実現しました。せっかくなので無料のウェビナー企画にしました。
来年1月16日、15時30分~(見逃し配信あり)
保育関係だけでなく、ぜひ企業のダイバーシティ担当者や自治体のご担当者さんにも聞いていただきたいと思っています。皆さま、ぜひご参加ください。


【子どもの人権を守るためには、まずは保育者自身の人権が守られることが必要です。あなたの施設では、保育者の人権が守られていますか。保育が困難になる時代を迎えつつある今、保育者を救う3つのアクションを提案します。】

~保育者を救う3つのアクション~
1.保育者の働き方や働く環境がこどもに与える影響とは?
  子どもの人権と一緒に考えたい、「保育者の人権」について
2.保護者支援の考え方に変化が起こっている
  家庭と企業は“こどもまんなか社会”にどう向き合っていけばよいか
3.保育者だけで完結しない、地域とのつながりが保育を豊かにする
  少子化・コロナによる働き方の変化・・・これからの地域社会に期待すること

菊地加奈子(一般社団法人こどもの未来につながる働き方研究機構 代表理事)と大豆生田啓友先生(玉川大学 教育学部乳幼児発達学科 教授)による対談

ウェビナー開催日時:2023年1月16日(月)15時30分~16時30分

ウェビナーのお申し込みはこちらから⇒

最後に・・・

団体のロゴをどうしようかな、と考えていたとき、できるだけ人の手が加わっていない感じにしたいなあと思って、私の6人目の末娘(3歳)のにじみ絵をそのままロゴにしました。


いろんな想像が膨らむロゴになりました。
HP公開もお楽しみに。そしてぜひ、たくさんの皆様が私たちの仲間になってくださることを願っています。

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