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皿洗いは、魔法のよう。

ひとは、きれいになるものを見るのが好き。そう考えたのは、YouTubeで磨く動画が流行っているという話をきいたからだ。この動画チャンネルでは10円玉をずーっと磨いてきれいにしたりとか、とにかく何かを磨き続けることを早回しで動画登録している。

身近にできる、磨いてきれいにすること。それは皿洗いであると思う。家族につくってもらったおいしい料理。皿洗いまでやってもらうことが当たり前になっていないでしょうか?ぼくはなっていました。そして、気づきました。皿洗いが、いかにじぶんの気持ちをよくするかを。

まず、皿洗いをしていない汚れた皿がシンクにたまっているとそれだけで、なんだか嫌な気落ちになる。それをわかったうえで、ネットサーフィンなんかした日には、気が気でなくなる。なんか悪いことをしながら、時間をすごしているような気になるのだ。目をちらりとシンクに向けると、まだ皿がたまっている。またちょっと嫌な気分になる。

そんな事実から目をそらしてベッドに行った日なんか、目も当てられない。次の日の朝に、また罪悪感が襲ってくる。ああ、昨日は確かにお皿を洗っていなかった。わかっていたのだけれど。

とまあ、こんなことを考えているうちにやったら5分以内で終わる皿洗いをすぐにやることにした。無駄な感情は一切なし。思い立ったが吉日。とにかく水を流して洗剤をつけて洗う。そして、終わったらいい気分になる。

まあ、当たり前なことなんだけど、嫌なことほど先にやるといい気分になる。では、今日もお皿洗い行ってきます。

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