「好き」を「得意」に変え、「自分らしさ」と掛け合わせて起こすマジック

こんにちは。Ritaです。先日以下のnoteで、育休中に「新しい働き方を試してみよう」という事を書きました。今回は、「自分の得意なことをしっかりと把握する」という事について、詳しくお話します。

結論から言いますと、ちゃんと自分の得意なことを把握すると、タイトルの通り「マジック」が起きます。言葉の意味は以下、Cambridge Dictionaryより引用。

ココで言うMagicは前者です。
そう、普通じゃ起こらないような事を起こす特別な力の事を言います。そのマジックを、皆使えるようになる方法がありますよ、というのがこのnoteの趣旨です。子供の絵本の中に出てくるおとぎ話のように考えがちですが、実は夢の話ではないんですね。実際、人はインターネットを作って地球の裏側の人と通信が出来るようにしたり、何十階建ての建物を作ったり、空を飛んで移動できるようになりました。これをマジックと言わずなんと言いましょうか。

と、主語が大きく始まりましたが、ひとりひとりの「好き」が出発点となり最終的にはそんな大きな結果にもなりうるという事なのです。

さて、本題です。きっと皆さんが疑問に思うのは以下のようなことではないでしょうか。

○どうやって「得意」を見つけるの？なかなか見つからない・・・
○ 「好き」を突き詰めても成功していない人もいるよ？
（趣味で終わるとか・・・）
○ 「好き」を仕事にしているつもりだけど、イマイチ成果でてない。。

一つ一つ見ていきます。

自分の「得意」の見つけ方

まず大前提として、人は自分が得意なことに気づきづらいです。なぜなら、その人にとってはそれが当たり前だから。得意なことって、息をするようにできる事なのですね。意識しない。「え、こんな事が？」という内容であることが多いです。

それに気づくにはどうしたらいいか。それは普段、人に「ありがとう」と言われる事はなにか？を考えてみることです。仕事でも、プライベートでも、人に喜んでもらっている事はなにかを思い出してみましょう。

好きをやっているけど、成功していない人は？

これは、「成功」の定義にもよりますが、ここでは仕事できちんと対価を貰えることしてお話します。（やっぱり食べていかなきゃいけないですからね。）

分かりやすいのは、絵がすっごく上手いけど収入はあまりない人。アイドルオタクを一途に続けているけど、仕事はずっとアルバイト。とか。もちろん本人が望まないならそれはそれでよい。では、お金もちゃんと欲しい人はどうしたらいい？

例えば、ファッションが好き、旅行が好き・・それらの解像度が低かったり、自分だけを喜ばせている場合、「趣味」になります。マジックを起こすことができる「好き」は、「それらが高じて人に喜んでもらえるまでになる」レベル、かつ人を喜ばそうとしている場合を指します。

ココの理解は重要なので、たとえ話をします。「旅行好き」にも色々あります。誰かがアレンジしてくれる旅行について行くのが好き。一人で全部調べ上げて工程を組むのが好き。旅先で美しい景色の写真を撮るのが好き。

それぞれの方は、誰を喜ばせることが出来るでしょうか？最初の人は、「アレンジをする事が好きな人」を喜ばせる事ができます。おそらく、人が提案してくれるものを、つまり、人の視点を純粋な心で面白がり、「新しい発見」として楽しめる人なのでしょう。

では一人で全部工程を組むのが好きなひと、はどうでしょうか。これは分かりやすいですが、俯瞰で物事を見ることができて、計画を建てる事にワクワクする人です。このタイプの人は、計画している時が一番楽しいという感じですね。（私がこのタイプです笑）この人は、「お題」があれば、喜んで入念に調べ上げ、あっという間に情報収集をして、計画を立てる事ができます。どんな人を助けられるかは、分かりやすいですね。

美しい景色の写真を撮るのが好きな人は？これは、旅行に行きたくても行けない人であったり、美しいものに心を癒やされる人を喜ばせる事ができます。目の前に広がる風景の「一番美しい場所」を切り取る事ができるので、つまりは魅せ方がうまい人ともいえます。（もちろん、感性さまざまなので合う合わないはありますけれども。）

そんなふうに、自分の「好き」を分解して考えてみましょう。解像度を上げましょう。その好きな○○をどのように楽しむのが好きなのか？一人ひとり、違うはずです。

それが「好きなこと」であり、「得意なこと」になります。「好きなこと」は、それを通じて誰かに「喜んでもらえた」瞬間に、「得意なこと」に変わります。

ちなみに、これらは松本利明さんという外資戦コンで活躍した後に独立された、人事戦略のプロが提唱している事をベースにした記事です。様々な著書を出されていますので、気になったらご覧になってください。

ではでは。