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【転職活動、フリーランス活動中の試行錯誤の経歴】器用貧乏な自分を『売る』話(2023年4月25日更新)

自分自身、人から『特殊な生き方をしてる』って言われること、自分でぶっちゃけて言うと器用貧乏タイプで何かに秀でているとはお世辞にも言えない。更に言うなら上には上がいる上に、他人に比べると生きづらさのハンデもあるはず。今回はそんな自分の『自分を売る』体験談。

器用貧乏であるが故に時折自分の立ち位置を見失うことが稀にあるので、自分が迷ったときに見返せるためのものとして残しておこうと思った。
だから、フリーランスとして本格的に動き始めた2019年10月からの記録を残します。誰かの参考にはならないと思うけど、よかったら見てやっていただけたら嬉しいです。

2023年4月25日、全面的に文章を整え直しました。

体験談の前に、少し昔話

タクシーで帰宅中に器用貧乏について悩んでいたきりが悩みをボヤいたときにタクシーの運転手が「これからは器用貧乏の方が生き残る(何でもやれた方が強い)」と言ってくれて。今でも支えになっているのはあります。開き直れたというか。

詳しくはブログに書いているよ。

今だからこそ思う『器用貧乏』

器用貧乏って悪い意味で使われる言葉だけど、必ずしも悪いことばかりではない。確かに自分の立ち位置を見失いやすいし、将来のことを思うと不安にもなるけれど、器用貧乏だからこそ、できることってあるし、色々な知識や経験があるから活かせることもあるって、2019年11月くらいに悟った。

器用貧乏って言い換えれば『なんでも屋』で、稼働が高くなって苦労するけど、開き直れば、色々できることがある分、仕事に困りにくいとも言える。職業は選び放題。

ただ、ITやWebに特化しちゃうと選び放題じゃなくなるから、辛いところなんだけどね……。

今更生き方やスタンスを変えるのも難しかったけど、なんでも屋だからって稼働高くしていいわけでもないということを周知したくて、新しい職業名『Web技術サポーター』を作り出しました。
気になった人、詳細は職業「Web技術サポーター」についてをご確認ください。

試行錯誤の経歴1「2019年10月フリーランス活動しつつも転職活動開始」

「このままじゃいけない」と、自分ができることや自分がやりたいことを初めて見つめ直してみたら、知らなかった自分がいっぱい見えてきた。
それをどうやってアピールするかを考えた結果、『言わなきゃ分からない』し『どれがヒットするか分からない』ので、できることで自分がやりたいことがあるものがあったら全部アピールすることにした。
できることをアピールしても、人の心に届かないと意味がない。だから、自分が持つ夢や理想なんかも全部noteやTwitterで公開する形でアピールした。

結果的にツイートを見た1社から直接会って話すことができ、フルタイムで働けない理由や病んでたことも含めて隠さずに伝えたので、マイナスイメージを持たれてもおかしくなかったけど、駄目でも自分が無理をするだけだと思ったので正直に話したところ、採用になりました。
(アルバイト・パート→契約社員で2020年1月頃~2022年4月頃まで勤務しました)

<転職活動中のこと>

  • 時間があると周りのできる人が嫌でも目につくので、自信を失くしそうになって後ろ向きなことを何度も考えてしまったけど、「元々『フルタイムで働けない』ハンデもあるし、上には上がいるんだから、凹んでてもしゃーない。今の自分でも買ってくれるところはあるはずだ」って開き直り続けた。「このまま収入も得られず、他業種も探さないとダメかも」って考えるだけでキツかったし、ストレス負荷もヤバくて、数ヶ月ほど不眠症気味だった。

  • Facebookも考えなかったわけじゃないけど、オープンな場で本名付きのアピールをするのは気が引けてしまい、結局は、Twitter転職とnoteでアピールすることにしました。(今は見積書と請求書等以外は本名を出さないで仕事しているので「働き方次第なんだなぁ…」としみじみとしています)

  • noteでは『目に見えるモノ』として、「自己紹介」「できることとやりたいこと」「公開できる成績実績」を書き、Twitterでは、「Twitter転職」のタグをつけて投稿。画像も作ってみたり、目に留まりやすいように何度も見直したり、模索したり。見た目も分かりやすいHTML名刺を転職活動など、色々終わった後から知ったので、「もっと早くに知っていれば……!」ってマジで悔しい思いをしました。今は色々と動きにくいと感じているので、情報を事業用サイトに集約するために動いています。

  • ただ待っているだけなのはしんどかったのと、元々フリーランスとしても動きたかったので、ココナラで『今の自分ができること』をサービスにして出品するなど、自分の仕事のサービスリストを作った。一応、こちらから、気になった企業にも応募してみたけれど、後に『お祈りメール』が届いたので、うまくマッチングしなかったんだと思われ……。

試行錯誤の経歴2「2022年5月開業届を出して専業フリーランスに」

色々と抱え込んでしまったことで余裕がなくなってきたこともありましたが、なにより自分の理念の達成のために専業フリーランスとして動くことにしました。
今まで、副業フリーランス用に整えていたサービスをすべて本業用に直そうにも値上げも難しかったので、価格設定は大分試行錯誤しました……。

試行錯誤の経歴3「2022年10月がんばりすぎちゃいました」

今までできていなかったインプット・アウトプットを取り入れようと無理をしすぎてしまいました……(汗)
幸いにも仕事をいただいている状況だったのもあり、色々重なってしまい、立ち行きいかなくなってしまいました。
一旦インプットを休みつつ、アウトプット(ネタ帳)に放り出して、余裕を作ることにしたのですが、正直、2023年2月くらいまではうまくいってなかったです……。

試行錯誤の経歴4「2023年4月もうすぐ開業一年」

もうすぐ開業丸1年になるタイミングで、開業1年の間に色々増えた情報を整理中です。残す情報のみにして分かりやすく整理し直したり。
見せ方や売り方もまた考え直す時期に入ってきているように思います。

2022年10月からは「半年に一度、サービス改定時期を設ける」ことにしたため、試行錯誤はしているものの、うまくいかなかったこと、うまくいったことの調整がしやすくなりました。

課題としては、インプットとアウトプットのバランス、今ネタ帳に蓄積され続けている情報やノウハウをアウトプットしていくことに注力していった方が良さそうなので、2年目で、少しずつ取り組んでいけたらと考えています。

器用貧乏の人、『なんでも屋』としての武器

Webの技術向上はこれからも頑張るけれど、それでトップを目指せるかは別問題だと感じています。上には上がいるし、周りにいる人達は自分とは別次元の存在だったりもして深く考えると病みそうな気がする。
それなら、「『今の自分』『今の自分がやりたいこと』をどうやって売り込むか?」を考えた方が、建設的で効果的で病みにくいということを、2019年11月くらいに気づきました。(前述の「今だからこそ思う『器用貧乏』」で悟ったのと同時期くらいです)

器用貧乏に限った話じゃないけれど、『適正があっても、どうしても心情的にムリ』って思うモノ以外で自分が持っている『できるモノ』の全てが【今の自分の武器】だと思う。
同じように悩んでいる人、今の自分が持つスキルが分からなくなってしまっている人は、一度紙などに一覧で書き出してみると良いと思う。結構いっぱいあるよ。
だから、「特別秀でていない」って、凹むなよ、自分。完璧主義、やめたんだろう?(自分に言い聞かせる)

今(2023年4月25日時点)も、「完璧主義の自分に戻らない」ように頑張って生きています。

まとめ

未だに『フルタイムで働けない』といった後遺症のようなものを抱えているため、フルタイムで働いている人に比べると得られる収入は現時点では低いと言える。フリーランスになったからといって、すぐに収入が上がるわけでもなく…(経費が増えるからね!)
どちらにしても、人生のパートナーがいなければ、今のぼくは生きてはいなかった。だからこそ、自分が十分に恵まれてるのは自覚しているが、だからといって、現状に満足しているかは別問題。
将来的に自分で自分を養えるようにならないと、今後困るって確信がある。いきなり「税金と年金と保険料を払いつつ、自分で自分を養える金額を稼いでね」って言われる可能性も十分にあるのだ。

病気を経て未だフルタイムで働ける体力も気力もなく、更には『元々虚弱体質である』可能性も出てきていて、年齢的に「これからガッツリ働くぞー!」とは今後どんどん難しくなってくるであろう今のぼくが、がむしゃらに働けるとは思えない。また心身を壊して病んだら、今度こそ人生からドロップアウトしてしまうかもしれない。このリスクを選ぶことはできない。

だから、今のぼくでも、自分で自分を養えるようになるために、これからも『今の自分の売り方』を模索し続けていくつもりだ。

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