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どうぶつのハヤシ_02

|未来のつばさ  (公益財団法人 楽天 未来のつばさ)

表紙と4コマのはじまりと連動

財団の詳しい活動や児童福祉施設の子どもたちの暮らしを伝える広報誌です。表紙イラストを担当しています。2019年から、のんびり4コマ「セカイ ハ ヒロイ ノ タビ」が加わりました。

ツバサクンと仲間たち紹介

1年のちょうど真ん中の日生まれ。小さな庭のある家に暮らす。現在は仲間たちと「セカイ ハ ヒロイ ノ タビ」中。眠る前は自分がかぶっている山高帽とおしゃべりしていたけれど、旅に出てみんなと暮らすうちに山高帽はおしゃべりしなくなった。少し寂しい気持ちになったけれど、みんなも一緒だし「タビ」では話し合うことがたくさんあって、なかなか忙しい。現在、山高帽のことはたまにふと気になるくらい。ゆっくりのんびりした性格。

ツバサクンが生まれた翌年の同じ日に、ツバサクンの家の煙突の影で生まれる。どうしたものかと思案しているところを鳥たちに助けられ、それをずっと見つめていたツバサクンと出会う。それからずっと一緒。極上のソウルメイト。ツバサクンのことは何でも知っているけれど、ネーコのほんの少しの秘密はツバサクンには内緒にしている、しっかり者。どんな時でもリラックスするのが得意。

月をみて少し涙が出ているるときに、ツバサクンとネーコに出会う。クマサンの事情はわからないけれど、一緒に旅に出ることに。クマだけど「ガオーッ!」と声を荒げることなんてない。自分がされてイヤな気持ちになることはしないし、したくもない。みんなのベッドになるくらい大きくてフワフワもこもこ。心も体もおおらかであたたかい成熟したクマ。

しあわせな気持ちになるゴハンをつくるのが天性。「狐は狡猾」という先入観に辟易して町を転々としていた、さすらいのコック。先入観なんてどこ吹く風のツバサクンたちに心がほぐれ、旅の仲間に。この旅でもみんなにしあわせなゴハンをふるまっている。生真面目で繊細。

ハリネズミのハリと友だち。ハリと、とても仲良しなのだけど、どーでもいいことでよく言い合っている。おなかが空くと途端に無口に。キッツーネのつくる料理につられて旅の参加を決めた。キッツーネから「ワンにはゴハンの作り甲斐がある」と言われる食べる天才。なかでもキッツーネのつくる四川料理は最高にしあわせになれるゴハンだと思っている。面倒見がよくて、おっちょこちょい。

ワンと友だち。面倒見がよくて自信家。お調子者。決してウソつきではないけれど、早合点で話がダイナミックになってしまうことがよくある。夢見がちでユーモアに溢れた開拓者。体は一番小さいけれど、仲間一番の度胸の持ち主。ここ一番の突破口はいつもハリが開いてくれる。


公益財団法人 楽天  未来のつばさ 広報誌
デザイン|ラグタイム
イラスト・マンガ|林ユミ


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