【004'-⓪-(2)】_クラピカが「賞金首ハンター」であることに関して【HUNTER×HUNTER】


《注意事項》

この投稿は個人的に作成しているものであり、作品の魅力を損なうような悪質なネタバレを含まないように注意しているつもりですが、作品の内容を取り扱うことに伴なって作品内の描写を取り上げることになるため、『ハンター×ハンター』をまだ読んでいない方はとにかく、まず本編に目を通すことをオススメします。


≪目次≫

⓪クラピカの過去・隠された秘密について←今回の投稿はこの部分の後半になります

①「導く薬指の鎖〝ダウジングチェーン〟」

②「束縛する中指の鎖〝チェーンジェイル〟」

③「癒す親指の鎖〝ホーリーチェーン〟」

④「律する小指の鎖〝ダウジングチェーン〟」

⑤「奪う一指し指の鎖〝スチールチェーン〟」


こんばんは。
夜もかなり遅い時間になってしまいました。
本日も『HUNTER×HUNTER』の投稿をしていきたいと思います!


今回の投稿は、前回の投稿のつづきで、
クラピカの過去や秘密について取り上げようと思います!

①クラピカは「クルタ族」の一族であり末裔
②クルタ族だけが持つ「緋の目」を発現させることができる
上記の2点は、昨日の投稿で紹介しました。

本日は、
③クラピカの目的
について、基本的に作品内の描写にもとづきながら考えていきたいと思います!

まず、なぜクラピカはハンターを目指したのでしょうか?
クラピカは本編の中で、
〝賞金首(ブラックリスト)ハンター〟として紹介されています。

作品内で同じ「ブラックリストハンター」として登場しているのは、
「G.I(グリードアイランド)編」のビノールトが挙げられます。

ビノールトはブラックリストハンターでありながら、本人自身も賞金首になっていました。

ビノールトのような「賞金首」を捉えることが、「ブラックリストハンター」の本領なのですが、
クラピカが追っているのはもちろん、「A級の賞金首」である「幻影旅団」です。
ゾルディック家の家長であり、キルアの父でもあるシルバでさえ、「幻影旅団( クモ )には手を出すな」と警告をするほど、危険な存在として知られている旅団。

クラピカが旅団を〝ハント〟しようとする理由は、仲間たちの〝緋の目〟の行方が関係しているのですが、ここでクラピカのハンターとしての目的を整理してみます。

(1)幻影旅団、およびそのリーダーであるクロロの盗賊としての行動を制限すること


この点についてはクラピカが大活躍した「ヨークシン編」で、クラピカがハンター×ハンターの主人公なのか...??という「レベル」で描写されました。
ヨークシン編でクラピカのファンになった!という方はきっとかなり多いはずです...。

「ヨークシン編」では、オークションに出品されるお宝を巡って、旅団の動向を探るクラピカと、そんなクラピカに情報提供をし、協力関係にあるようにみえるヒソカ、そしてヨークシンシティに集まったお宝をすべて手に入れようとするクロロたち三者の関係が複雑に絡み合う様子が描かれました。

結果としては、クラピカは「ヨークシンシティ」編において、一旦はこの目的を成し遂げることに成功します。


(2)奪われたクルタ族の仲間の〝緋の目〟をすべて取り戻すこと

「暗黒大陸編」に入る前、花が捧げられた祭壇の前で物憂げに佇むクラピカの姿が描かれました。
そこでは「もう 帰る場所なんて ないのに」 という、クラピカの本音らしきものも描かれており、そのクラピカの儚げな様子に、さらに心を掴まれたクラピカファンの方も多いはずです...!!

クラピカは順調に仲間たちの〝目〟を取り戻しているようですが、
その過程で様々な代償を支払っているようで、それが上記の台詞(回想内)につながっているのかもしれません。

クラピカが仲間たちの目をどのように取り戻していったのかも、非常に気になりますね!
きっと色々なことがあったはずです...これから過去の回想シーンなどで一瞬、一部でも描かれることがあるとしたら、とても楽しみですね!!!


◆まとめ

クラピカは幼少期にクルタ族の仲間たちが殺され、「目を奪われる」という〝とてつもなくひどい体験〟をし、それが現在の行動の背景になっているようです。

冨樫先生によると、「クラピカは死ぬ」という結末が用意されているようですが、
本当にクラピカは亡くなってしまうのでしょうか?

また、そうなるとしても、他のキャラクターとの戦闘に敗れた末なのか、
「絶対時間〝エンペラータイム〟」の制約による寿命によってなのか、連載再開後の展開から一時も目が離せませんね!!!

冨樫義博先生 著『HUNTER×HUNTER』は
390話で連載が一旦お休みとなっていましたが、
なんと本日(2022年7月27日)、「391話」が完成していることが冨樫先生のTwitterの投稿によって明らかになりました…!!


『ハンター×ハンター』が週刊少年ジャンプにて連載再開になる日が、もしかしたら近いのかもしれません!!!
連載再開を、楽しみに待ちましょう...!!

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