【掲載済#010】ジャンプSQ.の大人気作品!『青の祓魔師(エクソシスト)』の魅力や見どころを紹介!

こんにちは!
お昼のマンガ投稿です。

ジャンプスクエアで連載されている「青の祓魔師(エクソシスト)」という作品はご存知でしょうか?

「ジャンプスクエア」にて2009年から連載されているこの作品は、連載期間が10年を超えており、「ジャンプスクエア」の看板といえる作品といっても過言ではないです…!!
2011年にはテレビアニメの第1期が、2017年にはテレビアニメ第2期「京都不浄王篇」が放送されるほどの大人気作品です。
今回の投稿では、この「青の祓魔師」の作品の魅力や見どころを紹介していこうと思います!


◆主人公の隠された生い立ちと心躍る成長ストーリー!


「青の祓魔師」の作品の舞台は東京です。

主人公の中学生、奥村燐(おくむら りん)と、その双子の弟の奥村雪男(おくむら ゆきお)は、幼いころに両親を亡くし、神父の「藤本獅郎」に修道院で育てられました。
燐は典型的な不良少年で、授業をサボって喧嘩に明け暮れることもしばしば。
そんな燐とは対照的に、弟の雪男は優等生で、将来は医者になることを目指し、名門 正十字学園の特進科への入学が決まっていました。

高校進学をまったく考えていなかった燐は、父親代わりの藤本から仕事を見つけるように言われ、特技の料理なら仕事にできるんじゃないか?と勧められた料亭の採用面接を受けます。

面接前にネクタイを藤本に締めてもらい、照れくさそうな仕草を見せる燐。

血は繋がっていなくても親子であることを実感した燐と藤本でしたが、その面接に向かう最中、動物を虐めていた学生グループに絡まれます。

その学生の一人には「悪魔」が憑依していて、一方的に暴力を受ける燐を藤本が救いましたが、そこで燐とささいなことをきっかけに言い争いをしてしまいます。

この「青の祓魔師」の世界では、人が生活している〝物質界(アッシャー)〟と〝虚無界(ゲヘナ)〟の2つの世界が鏡合わせのように存在しており、虚無界に存在する悪魔は、物質界の生物に「憑依」することで姿を現し、人間の生活に干渉してきます。

虚無界に存在する悪魔の始祖にして王のサタンは、物質界を手に入れるために悪魔を祓う祓魔師(エクソシスト)の実力者、藤本に憑依しようと目を付けていました。

しかし、藤本は強靭な精神力でサタンの憑依に抵抗していたのですが、燐との言い争いを原因に精神的にダメージを受け、サタンの憑依を許してしまいます。

幼いころに両親が交通事故で無くなったというのは実は藤本の嘘で、燐と雪男はサタンの息子だったことが明らかになります。
燐を虚無界に連れ去ろうとするサタン。
それを防ぐため、サタンの憑依を解除するために藤本は自らの命を絶ちます。
そこで燐も藤本の遺体を守るために、燐の心臓が封印されている降魔剣を抜刀し、サタンの血族に宿る力「青い炎」を発揮してサタンを退けます。

自分の生い立ちや藤本に守られて生きてきたことを藤本が亡くなった後に気づいた燐は、父である藤本がエクソシストの最高実力者「聖騎士(パラディン)」だったことから、燐自身も聖騎士となり、サタンを倒すことを決意します。
サタンの落胤であり、悪魔の血を引いている燐が、最高で最強の祓魔師になる物語が幕を開けたのです。

◆燐の学生生活を彩る個性豊かなキャラクター!

エクソシストになることを決意した燐は、祓魔師を養成する訓練校、通称「祓魔塾(ふつまじゅく)」に入ります。

そこで燐は祓魔師を目指す様々な同級生や、「悪魔祓い」を教える教師、そして正十字騎士団の面々など、多くの人々と出会い、成長していきます。
ここでは一部ですが、燐と関わりが深く、人気のある主要な登場人物を紹介していきます!

〇奥村 燐(おくむら りん)

本作の主人公で、サタンの息子であり、人間と悪魔のハーフとして生まれた少年です。
年齢は15歳で、特技は料理。同級生にも料理の腕を絶賛されています。
出生時に悪魔の心臓を降魔剣(こうまけん)に封印されており、この剣を鞘から抜き去ると青い炎の角と悪魔の耳、悪魔の尾がついた悪魔の姿に変わり、青い炎を使用して戦います。
弟の雪男は優等生ですが、燐は勉強が苦手で、自分でも「バカ」というほど。
性格はまっすぐで、非常に仲間想いな一面を持っている熱くて優しい少年です。

〇奥村 雪男(おくむら ゆきお)

奥村燐の双子の弟。燐を守るために藤本より幼少期から祓魔師になるための訓練を受けており、史上最年少で祓魔師になった天才です。
燐とは違ってサタンの能力である「青い炎」は継いでおらず、悪魔の特徴も一切ありません。
燐とは同い年ですが、燐が入学した祓魔塾の講師を務めており、悪魔薬学を担当しています。
祓魔に関する様々な知識があり、竜騎士(ドラグーン)・医工騎士(ドクター)の称号を持つ中一級祓魔師です。
とても真面目で、兄想いの性格ですが、幼少期に「燐を必ず守る」と固く決意しているため、その想いが重荷になっている場面も見られます。
また、燐が祓魔師としての能力を開花させていくにつれ、燐の能力と才能に嫉妬する一面も見せます。
常に眼鏡をかけていて、部屋には眼鏡のスペアを大量に用意しています。

〇メフィスト・フェレス

藤本獅郎の友人で、藤本亡き後、燐と雪男の後見人を務めるキャラクター。
正十字学園の理事長兼、正十字騎士騎士團の日本支部長であり、祓魔塾の塾長も兼任しています。
神出鬼没で、小型犬に変身したり、宙に浮いてトラブルの様子を観察しながら意味深なセリフをつぶやいたりするミステリアスな人物です。
その正体は悪魔の有力者で、「八候王(バール)」の一人である、「時の王」サマエル。
虚無界では第二権力者であり、虚無界を捨てて物質界で正十字騎士團を率いています。
性格はお茶目。
サブカルチャーが大好きでオタク気質な一面があり、現代の日本の娯楽を心から愛する場面も描かれています。

〇杜山 しえみ(もりやま しえみ)

祓魔用品店「祓魔屋」の少女で、引っ込み思案な性格の本作のヒロイン。
祓魔塾では燐の同級生で、植物や薬草に詳しく、緑男(グリーンマン)を使い魔にしています。
祓魔塾に通い始めてからは徐々に性格も変化していて、同級生からの嫌味も善意として受け取ってしまうほど恐ろしいほどのポジティブ思考を持っています。
可愛らしい見た目に反して巨乳なところも人気の理由の一つです。

〇霧隠 シュラ(きりがくれ しゅら)

正十字騎士團の上一級祓魔師で、騎士(ナイト)、手騎士(テイマー)、医工騎士(ドクター)、詠唱騎士(アリア)という様々な祓魔資格を持つ女性。
上半身はビキニの上にジャケットを羽織り、下はショートパンツという非常に露出度の高い服装をしていて、Fカップの巨乳。
酒豪で、酒癖は悪く一度悪酔いすると手がつけられない一面も持っています。
一度は正十字騎士團本部の命令でサタンの息子である燐を始末しようとしますが、燐が藤本と同じ聖騎士を目指していることを知り、燐の師匠になります。
胸元の刺青から魔剣を取り出し、剣術での戦いを得意としています。


◆祓魔師と悪魔たちが繰り広げる大迫力の戦闘シーン!

「青の祓魔師」の魅力の一つは、悪魔の能力を使った迫力のある戦闘シーンです。
主人公の燐は「青い炎」を使って、人々に襲い掛かる悪魔と戦います。
また、祓魔師たちも悪魔を召喚したり、悪魔を武器に憑依させたりして戦うといった様々な戦術を使います。
炎や水・氷など様々な能力を使いこなすエクソシストと悪魔が繰り広げる戦闘には目を奪われるでしょう。

「京都不浄王篇」では、燐が京都・洛北深山で復活した不浄王に対して、山を焼き尽くすほどの火力で大規模な戦闘を行います。
燐と対峙する不浄王も洛北全体を覆うほどの大きさで、実際の京都という舞台で繰り広げられるバトルは超必見です。

また、悪魔といえば「西洋」の空想上の存在なのですが、日本に古来から存在するといわれる霊や悪魔もキャラクターとして登場しており、そのデザインには “和” のテイストが活かされています。
建物やキャラクターデザインに和洋折衷なデザインが使われていることも、「青の祓魔師」の魅力の一つで、読んでいて目を楽しませてくれること間違いなしです!!!


◆まとめ

「青の祓魔師」の作品の魅力や見どころを紹介してみました!いかがだったでしょうか?

発行されたコミックスの巻数は2021年9月現在で27巻を超え、
本編では登場人物たちの過去が次々と明らかになっていったり、
ストーリーに散りばめられていた様々な謎がどんどん解明されていったりと、急展開を見せています。
燐はサタンを倒すことができるのか、そして最高の祓魔師である「聖騎士(パラディン)」になれるのか!?
今後も燐や雪男の活躍から目が離せません!

「青の祓魔師」に興味を持った方はぜひ、ジャンプスクエアやコミックスをチェックしてみてくださいね!



〈上記の文章は以前、オンラインで掲載されていましたが、現在非公開のため、内容を一部修正し、投稿させていただきました。〉

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