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季石で四季を感じる:大雪

大雪(たいせつ)は、二十四節気の第21番目で、12月7日ごろです。

大雪の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:閉塞成冬(そら さむく ふゆとなる)、天地の気が塞がって冬となる。
次候:熊蟄穴(くま あなに こもる)、熊が冬眠のために穴に隠れる。
末候:鱖魚群(さけのうお むらがる)、鮭が群がり川を上る。

「大雪(たいせつ)とは本格的に冬が到来するころ。日本海側の山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もります。太平洋側は、空っ風が吹き快晴で乾燥する日々が続きます。」
・大都会、東京ではこの頃が黄葉する銀杏並木が綺麗で街路を歩くのが楽しみな時期です。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
中央の手前が立川拘置所が管理する公園、中央の奥が多摩都市モノレールの車庫および整備場です。

「大雪季石・外観」
「大雪季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の水色と朱色の模様は、末候「鮭が群がり川を上る。」の川の流れと急流で生じた水泡を、加えて川を遡る3匹の鮭を描いているように見えます。青色の水疱に白色で表した部分は、文字「Taisetsu」(大雪)が描かれています。右上には、文字「大雪」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「大雪季石・デザイン」

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