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季石で四季を感じる:立秋

立秋(りっしゅう)は、二十四節気の第13番目で、8月7日ごろです。

立秋の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:涼風至(すずかぜいたる)、 涼しい風が立ち始める。
次候:寒蝉鳴(ひぐらしなく)、蜩が鳴き始める。
末候:蒙霧升降(ふかききりまとう)、 深い霧が立ち込める。

「毎日暑い日が続きますが、お盆明けには秋の気配が少しずつ感じられます。この日から、季節の挨拶も暑中見舞いから残暑見舞いに替わります。」
・暦では、秋が始まりますが、実際は盛夏の蒸し暑い毎日が続きます。地上は蝉時雨で賑やか、空は積乱雲から雷とにわか雨と大忙しです。また、8月13日〜16日は、先祖の霊を迎え供養するお盆の期間(8月盆)を迎えます。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
立川拘置所の最北端の位置です。脇道は、桜並木です。

「立秋季石・外観」
「立秋季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の緑色の模様は、七十二候の初候「涼しい風が立ち始める。」草木が微風で揺れている様子を表現しているようです。中央に文字「Risshuu」が描かれています。左下の茶色の模様は、次候「蜩(ひぐらし)が鳴き始める。」の空を飛んでいるヒグラシを描いているようです。右下の2箇所の白い粒状の帯のような模様は、末候「 深い霧が立ち込める。」の霧を描いているように思えます。右下には、文字「立秋」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「立秋季石・デザイン」

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