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季石で四季を感じる:小雪

小雪(しょうせつ)は、二十四節気の第20番目で、11月22日ごろです。

小雪の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:虹蔵不見(にじ かくれて みえず)、虹を見かけなくなる。
次候:朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)、北風が木の葉を払い除ける。
末候:橘始黄(たちばな はじめて きばむ)、橘の実が黄色くなり始める。

「小雪(しょうせつ)とは、雪が降りはじめるころ。まだ、積もるほど降らないことから、小雪といわれたようです。」
・最近のニュースで、北国・日本海沿岸での「初雪」を聞くようになるのがこの時期です。関東では、馴染みがないので実感できませんね。

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれている場所です。
右側が立川拘置所の駐車場、中央が東に伸びる季石が置かれた遊歩道、左側は一般道路です。

「小雪季石・外観」
「小雪季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
中央の黄色の模様は、次候「北風が木の葉を払い除ける。」の北風で舞った葉っぱを描いているように見えます。中央の緑色の模様は、末候「橘の実が黄色くなり始める。」の橘の枝のように見えます。橘の実を白色で表した部分は、文字「Shousetsu」(小雪)が描かれています。左上には、文字「小雪」が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出して、葉が紅葉している木も映っています。季節感ある秋の景色です。

「小雪季石・デザイン」

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