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季石で四季を感じる:雨水

雨水(うすい)は、二十四節気の第2番目で、2月18日〜20日ごろです。

雨水の期間の七十二候は以下のとおりです。
初候:土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)、雨が降って土が湿り気を含む。
次候:霞始靆(かすみ はじめて たなびく)、霞がたなびき始める。
末候:草木萌動(そうもく めばえ いずる)、草木が芽吹き始める。

半月前までの早朝の地面は、霜柱が覆って白さが目立っていましたが最近、歩きながら地面を眺めると、土と草の色へと変わっています。「春の予感」を感じます。「春の予感」といえば、中高校生時代に、アイドルだった南沙織さんの曲「春の予感-I've been mellow-」を思い出します。作詞・作曲は尾崎亜美さんでした。懐かしい!

① 案内石での位置と記載は、添付の写真の通りです。
赤い線と丸で囲んでいるところです。

「案内石」

② 季石の置かれれている場所です。
右側は都民ハイム立川泉町、左側が立川拘置所職員宿舎

「雨水季石・外観」
「雨水季石」

③季石に描かれているデザインは、添付の写真になります。
丸い粒(青色)が季石に散らばった模様は、七十二候の初候「雨が降って土が湿り気を含む。」の降り注ぐ雨を表現しているように見えます。中央に湾曲した曲線模様(黄色)は、次候「霞がたなびき始める。」の霞でしょうか。右中央の緑色の模様は、末候「草木が芽吹き始める。」の芽生えた草のように見れます。また、季石には、二十四節気の「雨水」「Usui」(黒色)が描かれています。石はデザインが彫られていないところは鏡面なので、季石の横に植えられた木々を映し出しています。

「雨水季石・デザイン」

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