2019年4月 長崎リベンジ(別名:SIREN&SIREN2聖地巡礼)

この記事はFacebookのアルバムにアップしていた内容を移したものです。
タイトルにある通りSIRENとSIREN2というゲームのロケ地巡りがメインの旅行となっています。
そのため、該当ゲームを知らないと「?」となるかもしれません。

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昨年10月に行った時は台風直撃により何一つ目的を達成できなかったのでリベンジ……のはずが、途中でデジカメのバッテリーが切れ満足のいく写真が撮れなかったので再リベンジが確定した旅行となりました(白目)。


1日目(出発日)

朝5:15、霧雨気温7℃。
札幌駅前から出る空港連絡バスに乗って出発です。

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新千歳のANA手荷物カウンターもいつの間にか全自動化されてました(有人カウンターも残ってる)。

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さっさと保安検査を通り、搭乗案内を待ちながら朝食(事前に買っておいたパン)をもぐもぐ。

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さて、羽田で乗り換えです。
国内線乗り換え用のカウンターで再度チケットをかざし、チェックインします。

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搭乗口について割と直ぐに搭乗案内が始まりました。

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長崎にはソラシドエアで行きます。

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長崎空港に着きました!

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空港から佐世保へは高速バスで向かいます。

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空港は海の上にあるので、まずは橋を渡って上陸します。

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ん?足元の保護板、模様が入ってる。

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ひ、ヒエログリフ!?
何で?????

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バスはずっと海岸線を走ります。

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山の目の前が海。
うーん、あれだ、ブラタモリ。

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あぁ、波が穏やかだなぁ~~~~~(前回来た時の台風直撃時の様子を思い出してる人)。

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マジックパーラーとは一体……。

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竹だ!!

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ハウステンボス駅から先は内陸を走ります。

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佐世保のバスターミナルに15分遅れで到着しました。

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ちなみに長崎県はICカードについては鎖国政策を採っており、この『長崎スマートカード』しか使えません。
車内や窓口で購入・チャージできますが、車内でのチャージは1000円札しか使えないので注意しましょう(5000円札出して断られた人)。

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バスターミナルの斜め向かいにあるJR佐世保駅に向かいます。

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そして駅を突っ切って向かいの佐世保港へ。

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今回もお昼ご飯はハンバーガーショップ ヒカリです。

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ジャンボスペシャルバーガーと、お店の人曰く「ポンデリングみたいなふわふわした生地にとろけるチーズが入っている」というチーズポンデを購入。

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うーん。
ハンバーガーは文句なしのおいしさですが、ポンデは粉っぽく正直あまり美味しくない……。

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食べ終わったら桟橋を挟んで向かい側にある鯨瀬ターミナルへ向かいます。

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ターミナル内部の様子。

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乗船券は事前予約制(私は電話で予約)。
当日予約なしで買うことはできないそうです。
窓口で名前を伝えてお金を払うとチケットが渡されます。
なお、右側の小さい部分は乗船時にちぎられ、残った大きい方は下船時に回収されます。

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さて、船に乗る前にやるべき事がもう一つ。
……頼んだぞ!

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高速船シークイーンが時間通りにやって来たので乗ります。

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船内の様子。
座席の他、先頭と後尾には絨毯席があります。

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出航!

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出航して15分ほど経つと、船が大きく揺れるようになりました。
それからずーっと揺れっぱなし。入港15分前まで揺れっぱなし。
小学校低学年の頃に1回フェリーに乗っただけで、それ以降船とは無縁の生活を送っていた私。
『生き地獄』『体が悲鳴を上げる』とはこういう事かと、身をもって体験しました。

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※揺れている時の画像が無いので、動画のキャプチャをペタリ

地獄のような時間を耐え、やっと小値賀島に到着しました。
酔い止めのおかげで乗り物酔いはしませんでしたが、体がしんど過ぎて下船後しばらく動けませんでした。

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小値賀ターミナルです。

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明日向かう野崎島の自然学塾村(休憩所)を利用するためターミナル内にあるツーリズムの窓口で利用料(1000円)を支払います。
利用証明書の他に、小値賀島と野崎島のマップやマナーガイドももらえました。

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宿へは徒歩で向かいます。

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トンビがゆらゆらと飛んでました。

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町の風景その1。

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チェックインの前に、明日のお昼ごはん用の春雨スープをスーパーで購入。

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町の風景その2。

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今日から2泊お世話になる宿、島宿御縁。

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部屋はこんな感じ。

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2人で利用するとちょっと狭いかも。
※特定を避けるためキャリーケースを塗りつぶしています

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食事付きの宿泊コースなので朝と晩は宿で摂ります。
刺身はひらす(はまち)とアカカマスとの事。

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鍋は白身魚(不明、食感的にタラではなさそう)を出汁で煮たものでした。

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今日の歩数。
乗り物での移動で終わったのでほとんど歩いてないですね。

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2日目

朝ごはん。
ちなみに自分でご飯はよそいます。
お代わり自由。

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宿を出てすぐのところに野良猫がいました。

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こっちにも!
この子は人懐っこくて撫でさせてくれたし、お腹見せコロンコロンもしてくれました。
ちなみに男の子です。

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小さいので子猫なのかと思いきや、宿の人曰く成猫との事。
……そっか、野良だから小さいんだね……。

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めんこい。

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この子は警戒心が強くて撫でさせてもらえませんでした。

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時間がないので後ろ髪どころか全ての髪を引かれながら港に向かいます。

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昨日寄ったスーパーにめぼしいパンが無かったので、6:30からやっている「こじこじぱん」というお店でパンを買いました。

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野崎島へは町営船はまゆうで向かいます。
昨日高速船が到着したターミナルの近くにある別の乗船所から乗ります。

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船内の様子。
乗客は観光客が私の他にご夫婦1組だけ。
後は島の管理人(我々が上陸するので各種施設の鍵を開けるため)と、ご夫婦が手配したツアーガイド、後は途中寄った別の港でもう一人乗った町民の方だけでした。

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料金は片道500円。
船内で支払います。

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野崎島が近づいてきました。

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島に着くと、まずは目の前にあるビジターセンターで注意事項などを一通り受け、後は帰りの船が来るまで自由行動。

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港のすぐそばに神社がありますが、こちらは2010年の台風で倒壊してしまったそうでお参りはできません。
鳥居にもひびが入っています。

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曇ってて風もやや強いですが、過ごしやすい天気です。

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野崎島は急こう配な坂が多く、日頃全く運動していない体力0の私はちょっと歩いただけで息が上がります。
足腰が丈夫でないとここでは暮らせんなと感じました。

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家屋はブロック塀しか残っていないのがほとんど。
あとは置いていった家電や日用品が野ざらしで地面の上に放置されています。
大量の瓦屋根にポツンと醤油(ソース?)差しが落ちてました。

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島には一軒家だけでなくアパートもあったんだ!……と思いきや、管理人の方曰くこれは教職員用の住宅だったそうです。

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海が綺麗~。

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春なので、花が色々咲いています。

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こうして咲き誇っている花や植物は、シカが食べない、つまり毒が有ったりとげが有ったりする植物のみ。
他は食べつくされて丈が短かったり、消滅してしまったそう。

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この植物が一番多く咲いてました。

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こんな感じでひと固まりでボワっとあちこちに咲いてます。

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野首海岸へ降りる道が有ったので砂浜まで行けるのかと思いきや、途中で道がなくなりその先は急こう配な砂浜だったので諦めました(そして指が映りこんでしまった)。

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あちこちに、こうした段々畑が広がっています。
島民達の収入は漁業で、畑では自分達が食べるための作物を植えていたそうです。
見ると分かりますが一つ一つの段が広く、結構勾配があります。
水田はほとんどなかったそうです。

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今回の目的その1。
不入谷教k…旧野首教会です!!!
住民が去った後荒れ果てたそうですが、昭和60年に巨額を投じて全面改修されました。

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教会入り口近くの床には『S38年8月』と刻まれています。
何が有ったんだろう??(ざっと調べてみましたが分からず)

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小値賀島からイノシシが海を渡って住み着いてしまったため、あちこちに地面を掘り返した跡が……。
イノシシ用の罠(檻)も設置されてました。
管理人さん曰く「結構かかるんですよ」とのこと。

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野崎ダム。
無人島になった後に建設されました。
この水は海底パイプラインを通して小値賀島に送られます(農業用水)。
小値賀島は高い山が無いため水が少なく、そのため高い山のある野崎島で貯水しているそうです。

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一通り見て回ったので、少し早いですがお昼ご飯を食べるため自然学塾村へ。

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ここが食堂。

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お昼ご飯は紫いもあんパンと玉ねぎベーコンパン、春雨スープです。

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壁にはここを訪れた有名人等のサインが飾られてました。
……あれ?見覚えのある絵が……。

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やっぱり!
岩合さんのサインでした。
鹿を撮りに来たんですかね~。

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食べ終わったらまたのんびりと散策。
木の洞を蜜蜂が巣にしています。

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火山火口跡が見れる展望所あるらしい、よし行こう!と思ったものの、昨日貰った地図と実際の道が全く一致せず彷徨っていたら管理人の方と遭遇。
展望所まで案内してもらいました。
写真中央あたりが展望所へ向かう階段だそうです。
分かるかーーーーー!!!!!!!(怒)

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時間が余ったのでビジターセンターで野崎島の四季を収めたビデオ見て時間をつぶし、はまゆうに乗って帰ります。

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う……白波が立ってる。
行きはさほど揺れませんでしたが、帰りはそこそこ揺れました。

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さて、まだ日没まで時間が有るのでツーリズムの窓口で自転車を借りて小値賀島を観光します。
電動は1000円、通常の自転車は500円で借りられます。
期限は18時まで。

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昨日島に着いた時には既に閉まっていたカフェ マルタヤ。

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お腹が空いていたのでここで白餡の大判焼を買いました。110円なり。

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小値賀島の町役場。

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五島列島は噴火によって隆起したそうで、海岸の岩が溶岩です。

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赤浜海岸です!

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この赤色は火山礫によるものだそう。

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めっちゃ海藻が漂着してます。

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さて、貝殻や骨などを見て満足した後は次の目的地へ向かいます。
牛が放牧されてました。

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小値賀島は漁業だけでなく農業もあり、水田が広がってました。

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あー、田舎って感じの風景。

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地ノ神島神社(ちのこうじまじんじゃ)に着きました。

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鳥居が、海に向かって立っています。
この神社は対岸の野崎島にある沖ノ神島神社(おきのこうじまじんじゃ)と向かい合うようにして立っているそうです。

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これは第二の鳥居から見た風景。

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海岸から見た神社の様子。

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海岸歩いて神社に来るのは大変なので、私はこの脇の鳥居から境内に入りました。

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拝殿。
手前にある手水が壊れており、しかも賽銭箱もなかったので本当にお参りだけになってしまいました。

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自転車を返して宿に戻ります。
今日の歩数です。
野崎島をうろうろしてたのでそれなりに歩きましたね。

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晩御飯。

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とろろ昆布入りのお味噌汁。

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白身魚(多分アジ)のフライとお刺身(説明が無かったので何かは不明)。

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鍋の中身。
生揚げや丸麩や椎茸が入ってます。

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3日目

朝食。
6時に町内無線での放送が無かったので船は出る模様。
朝食。
焼き魚はカマス干しを焼いたもの。

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宿の方に小値賀ターミナルまで送ってもらいました。
内部の様子。
GWに突入したのでキャリーバッグを持った人が沢山います。

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帰りも高速船シークイーンです。

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出発してすぐに「大しけの為走行スピードを落とすから到着が遅れるよ」というアナウンスが有りましたが、スピードを落としたおかげかほとんど揺れず。
い、行きも遅れて良いからスピード落としてほしかったな……。

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再び佐世保バスターミナルへ向かい、今度は長崎行のバスに乗ります。

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車内の様子。

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予定より5分早く到着しました。

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ホテルに荷物を預け、近くにある「ボエーム」でトルコライスを食べます。
まずはセットのサラダ。

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トルコライス!でかい!!

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メニュー表には『トルコライス サラダ・ドリンク(コーヒーorオレンジジュース)付き』と書かれていたのにチーズケーキも運ばれてきました。
店員さんに「あれ?ケーキも付くんですね」と聞いたら「これはサービスです」と!
ありがとうございます!!

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お腹を満たしたら市電に乗って大浦海岸通りで下車。
軍艦島上陸ツアーに参加するための手続きを行います。

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桟橋。

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これに乗って向かいます。

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船内の様子。
モニターには軍艦島の歴史などのムービーが流れます。

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デッキが解放されるタイミングがあり、外に出て撮影が行えます。
波しぶきが豪快に上がり、時々かかります。

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女神大橋。

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今回の旅第2の目的地、夜見じm…軍艦島です!!!
まずは周りを船で回って、その後上陸します。

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下船後、お土産を買いに浜町アーケードへ向かったら尾曲がり猫が!

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すたすた歩いて行ってしまったので、仕方がなくおしりを撮りました。

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お土産購入後アーケードを散策したら八百屋で苺が税込み170円で売られているのを発見!
果物食べたかったのと値段の安さに惹かれて買ってしまいました。
(ハズレもあったけど熟してるのは甘くておいしかったので、この価格でこのクオリティならアリ)

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さて、また市電に乗って今度は晩御飯を食べに大浦天主堂駅へ向かいます。

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前回来たときは閉まっていたみらく苑です!

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念願の皿うどんにありつけました。
美味しい。

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市電に乗って帰るのは味気ないと思い、「多分こっちがホテルのある方角だろう」と適当に歩いてたら新地中華街に出ました(一応方角はあってた模様)。

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せっかくなのでちょこっと中華街を散策して、自分用のお土産買ったりして帰りました。

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本日の歩数。
今日も乗り物での移動が大半なのであまり歩かず。

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4日目(帰宅日)

最終日。
昼頃出るバスで空港に向かうので、最後の観光はこの諏訪神社。

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長い石階段を上ります。

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登り切ったどーーーーー!!

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神社の隣には長崎公園があり、そこには日本最古の噴水が。


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あ、なんだ。
再現したもので実物じゃないんだ。

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更に長崎公園にはどうぶつひろばなるものがあり、無料で入れます。

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うさぎ。

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おっさん座りしているミーアキャット。
ミーアキャットには餌をあげることができ、近くのガチャポンで100円で購入することができます。

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ウコッケイと薩摩地鶏。

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シバヤギ。
この子たちにも餌をあげる事ができます。

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さて、この長崎公園には月見茶屋なるものも併設されております。
ぼた餅が名物とあっては食べぬわけにはいきませぬ。

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餅の数は自由に指定できるのできな粉とあんこを1個ずつ頼みました。
210円。
お茶は無料なのですが、半分ほど飲んだ所で継ぎ足されるので永遠に飲み終わらないループに陥りました(結局残した)。

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ホテルに預けてた荷物を引き取りバスターミナルへ向かう途中、また野良猫を見かけました。

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この子は尻尾がまっすぐ。男の子です。

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すっごく人懐っこくて伸びあがって手にスリスリしてくるし後をついてくるので、連れて帰りたい衝動にかられましたが我慢。
いやでもこれが地元での出来事だったら正直うちの子ちゃんにしてたと思う……。

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予定が前倒しで進んだので、1つ前のバスに乗れました。

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長崎駅から空港へ向かうバスはずっと内陸を進みます。

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さて、荷物カウンターで荷物を預けたらお昼ご飯。
今回は五島うどん『つばき』にしました。

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地獄炊きも魅力的だけど、猫舌的に大変な目に遭いそうなので親子丼定食に。
うどんは冷のぶっかけに変更しました。

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しょっぱ過ぎず丁度良い 味付け。
実はバスに乗ったあたりから頭痛が起こってたんですが、食後はそれが消えたのでどうやら塩分不足だったみたいです。

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GWなので混んでいます。
待っていると「使用機の到着が遅れている」というアナウンスが。
他の便でもあちこちで遅延が発生しており、人出の多さを感じます。

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最終的に約25分遅れでの出発となりました。

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羽田着。
再び国内線乗り換えのチェックインを行います。

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私が乗った羽田→新千歳の便は満席というアナウンスが流れました。

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新千歳に無事到着。すーずしー!
肩こりからくる吐き気と闘いながら帰宅しました(シャワー浴びたらましになりました)。
2019年4月長崎リベンジ、完。

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この旅行記を見た母から「あんた今回ほとんど食べてないけどどうしたの?」と言われました。

1食毎のボリュームが多くて胃に余裕が無かっただけです、ご安心ください(?)。

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