大人になって何思ふ【漫画編1】

子供の頃に見ていたものを大人になって見ると色々感じ方が違うよね。それをつらつらと書いてみようと始めた駄ノート。

好きなものを書いただけでしたが、面白かったと声を掛けてくれる人も少なくなく、意外と評判が良いようです(笑)
じゃあいいねしてくれよ!と思いますがね(´・_・`)

そう言ってくれた中の1人から書いて欲しいとリクエスト受けた作品です。
この作品……というかこの作者が好きで単行本すべて持ってます。
この作品は更にイラスト集まで持ってるほどです(笑)
だから遅かれ早かれ書いたとは思いますが、せっかくリクエスト頂いたのでお答えして書きたいと思います。

初の漫画編に選んだ作品はこれです。

ママレード・ボーイ

作者の吉住渉先生はなかなか現実離れしたこと書くのですが、これもだいぶ現実とズレてる設定です(笑)

現実ズレした設定

この作品見た人は絶対思ったと思います。
パートナー交換結婚とかするか!?って(笑)
しかもハワイ旅行で出会った夫婦と恋に落ちて(後に違ったけども最初の設定がそれ)とか……ツッコミどころ満載(笑)

大人になって思ふ。
高校1年の一人娘・息子を家に置いてハワイ旅行に行くか?(笑)
どんだけ自由だっていう(笑)
いまの時代だったら家庭内DVとか言われかねないぞ。

その後にも、高校生の男女置いて新婚旅行行っちゃったりとかさ。
しかも2週間もだよ(仕事は?って思ふ)
そりゃくっつくだろ。あたしが男だったら絶対ヤッてる

両親's金持ち説

漫画だとちゃんと勤務先が紹介されているのですが…
光希パパ・・銀行員
光希ママ・・化粧品メーカー
遊パパ・・商社マン
遊ママ・・洋酒メーカー
意外とね、普通のサラリーマン家庭なのですよ。共働き夫婦と言えど。

でも家族6人で暮らせる家をぽんと構えたり(何気にでかい)、桐稜学園がある場所は定かじゃないけど光希たちが寄り道してるお店をみると麻布とかなのでその周辺の学校と推測……。そんな都心にでかい家構えられるなんて年収いくらやねん…と疑問に思ふ。

そんなこと考えるとか汚い大人になっちまったな…。

キャラクター

それぞれのキャラに対して書いて欲しいとリクエストもらったのでいくつかのキャラについて…。


子供の頃は大人っぽいキャラだと思ってた。掴みどころなくて、さらっと色んなことをこなしちゃう。

でもよく考えたら…
・寝てる光希に本能のままキスしちゃう
・意外と目立つの好き
・自分が思った通り好きに動いて光希のことそこそこ振り回してる
結構子供っぽい…(笑)
たぶん光希の方が素直で大人だと思う…いいカップルだ。

あと子供の頃は気にならなかったけど大人になってキュンとしてしまったシーン・・

風呂上がりの濡れ髪の遊がカッコイイ(笑)

銀太
まず最初に思ったのは……なぜ、銀太って名前?(笑)
他のキャラはそんなキラキラネームでもなく普通にありそうな名前なのに。
金太って兄弟でもいるのか?って思った。

銀太は熱血すぎるし思ったら周り見えなくなって突っ走り過ぎる(笑)
・勝手に光希にキスしちゃう
・人様の家の前で大声で告白する
・勘違いで人のこと殴る
・亜梨実と付き合うことになった途端突然キスする
犯罪レベル(笑) 特に殴るシーンとかほんと相手に声かけた瞬間殴ってる……傷害罪で訴えられても文句言えない(笑)

時代だな〜と思うことだけども、こんな熱血キャラがやっぱ必要なんだなあと思った。

それ以外のキャラ

実はね……この漫画、言うほどキャラがインパクトないのです…(笑)
読むと分かりますが、設定はぶっ飛んでるけどキャラクターはみんな意外と普通なの。(両親's以外はね)

だからどのキャラがどう、っていうのが書きづらい…。(爆)

時の流れが意外と進んでない

設定や内容が濃いからなかなかなドラマを繰り広げてる感じがあるけれど、実はそんなに時は流れていないのです。

遊が光希にキスしちゃうのも出会って1〜2ヶ月だし、遊と光希が付き合ってから別れるまで大体1年ちょっとくらい。茗子がなっちゃんに出会って別れるまでも2年くらいだし、蛍が光希に好意を寄せるのも出会って数ヶ月…。

それなのにあそこまでみんな情熱的に一途に人を好きになれるのが凄い…。

ましてや遊は光希と兄弟だと承知の上で結婚しようと言ってるシーンでは「常識だってモラルだってお前のためなら破ってやる!」とまで…。

てか旅行先でそんな決心してたら絶対その後ヤッてるだろ遊…!!!!!

みんな若いんだからこれから先色んな人と出会いますよ・・とおばちゃん言いたくなる(笑)

実は1番いい人なのは三輪さん説

全巻を通して見ると、1番大人で1番損な役回りしてるのは三輪さんだと思ふ。

遊は弟だと何年も思ってたけど違ったり・・

茗子をあんなに大事に好きになってたのに実らないし・・

せっかく関係繋げてあげたのにすずちゃんにはけちょんけちょんに言われるし・・

遊と光希のことを1番最初に聞いたのに特に何か期待される訳でもなく心配だけさせられて・・

色んなこと飲み込んで紳士に振る舞うところも、遊のことを誰よりも心配する兄貴分なところも、けど本編では誰ともくっついてなくて…全部読んでみても三輪さんが1番全体を把握していると思ふ。

続編では幸せそうで良かったです(笑)

大人向け

そんなママレード・ボーイ、「アニメやってたときに1番ハマったのは子供と一緒に観てた親」と言われてたのも分かるくらい、大人向けです。

特に漫画はもっとドロドロしてて大人が読んだら面白い作品です。
完全にバブル期の昼ドラ。韓国でやったら流行るだろう(笑)

あの時代だからこそ面白かった作品だと思います。
両親'sがきっと30代後半くらい。そのくらいの世代が読むとまた面白さがあると思います。

全8巻と意外と短いです。
※ 続編はだいぶ子供向けだしストーリーの進みが遅いです。あまりオススメではない…。
本編おすすめします!!!

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