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アイカツプラネット!それは紛うとなきアイカツ

今更!?って気がしますが、7月に映画もあるし思い出話も含めての感想です
読みづらいと思いますが…

目次

  • アイカツプラネットとの出会い

  • 筐体と放送開始

  • 受け継がれるアイカツのスピリッツ

  • 劇場版とバンナムフェス


アイカツプラネットとの出会い

アイカツシリーズの集大成でもあったアイカツオンパレード、ドリームストーリーも終わり、その後2020年8月10日の配信番組(バトスピとかあの辺の発表もあった)で新作発表があるよと公式からアナウンスがあった。
僕のアイカツとの出会いは3年ほど前にMXで再放送するという情報をtwitterで見てから(もうそんな経つの!?)。「はっしー出てるやつだし試しに見てみっか」と見始めてから。ドハマリし途中からhuluで全話見て、シリーズも全部見た、アイカツオンパレードは初めてリアタイ(とは言っても仕事の関係で配信で見ることが多かったが)で見たアイカツシリーズでサプライズ要素も多くてとにかく楽しかった。
今でもそうだけどこの頃自分の求めているアイドル像とアイカツシリーズの解釈が一致していて所謂信者と言っても差し支えないほど愛していた。
そんな中迎えた新作発表会、正直最初に発表された時は驚きのあまり飯もろくに食えなかったです。
なんせ発表された内容が

実写とアニメの融合だったのですから


発表当時こんなツイートしてましたが頭の中は混乱でいっぱいでしたよ。
配信の内容もコロナ禍の影響で遅れてる関係か、アイカツプラネットの内容や筐体の情報はなくキャストの意気込みだけだったので想像で補うしかなかったんですよね。
突然の実写だったのでそっぽ向いた人もいました。

「これアイカツか?」って

けど僕はアイカツが好きだ、それにここで離れたらオンパレードの最終回でさあやお姉ちゃんが語ってたアイカツの未来やらきちゃんが繋いでくれたものを否定することななるんじゃないか?
という想いもあったので「うるせぇ俺は楽しむぞ」という気迫で追っていくことになりました。

この時からあのショートの人顔整いすぎだろ!同じ人間か?(長尾寧音さん)あの派手な服のちっちゃい人なんだ?顔、声好みすぎ(羽野瑠華さん)と思っていたので人間って案外チョロい。



筐体と放送開始


同年12月に始まったアイカツプラネットの筐体、1プレイ200円(スイング排出なしは100円)カードではなくなりスイングというドレシアの力を宿したドレスを身に纏いバトルステージを繰り広げるという今までにない仕様で「どうやってったらいいんだ?」と戸惑いながら、当日デビューセットを購入しさっそくプレイ、システムの仕様上勝てなきゃドレスを着られないのですが、組み合わせを考えていかにドレスを着せて高いスコアを出すのか、「これNだけどすごい強いぞ?」というふうにやり込むほど「あれ?結構楽しいな」と、どんどん100円を使っていくことに、個人的に今までのアイカツ筐体(スターズからオンパレード)は印刷式だったのでギラッギラに光ってるPRのスイングがめちゃくちゃ良かったんですよね、こりゃ女の子も男の子も好きなやつ。(新しくなったユニットステージではユニットで同時に着せ替えも可能に、やったぜ。)


受け継がれるアイカツのスピリッツ


筐体の話は程々に2021年1月ついにアイカツプラネット放送開始、元々10月放送開始だったのですがコロナ禍の影響で1月に、朝7時に放送だったので眠気との戦いでもあった気がします。
そして1話開始冒頭主人公の音羽舞桜がリボンを何にするか迷う描写にアイカツファンなら「おっ」とさっそく唸る場面が、そうカレンダーガールの歌詞にある「リボンどれにしようかな、そろそろやばっ行ってきまーす♪」のセルフオマージュが組み込まれているんですね。
街頭のステージ中継を見てアイカツプラネットへの憧れを抱き、そんな中舞桜のダンスを見て才能を見抜いたアイドルマネージャーのいずみさんが突如アイドルを辞めた陽明咲の代わりにアバターであるハナとしてステージに立ってほしいとお願いされます。いずみさん役は元AKBの秋元才加さんなのですが彼女が放った「アイドルっていいよ」が元アイドルだった人の重みが加わって説得力のある台詞になっていてすごい好きなシーンですね。彩紆余曲折ありながらいよいよアイカツの花形であるライブシーンへ


すご…
映像で見てもらうのが一番わかりやすいのですがエフェクトやステージの立体感がすごい綺麗なんですよね、CGの進化もアイカツシリーズの魅力ですが、どれが一番クオリティ高いんだよって聞かれたら「そりゃ現行のプラネットよ」って言えるくらいの仕上がりを見せてくれました。
1話の感想
面白かった
キャスト陣のアフレコの拙さがまだ若干残っていたものの、元々監督が初代アイカツの木村監督、シリーズ構成があこまっしぐら等の千葉さんと発表された時にお話のクオリティにさほど不安はなかったのですが、アイカツらしさもありながら独自の作品を作ってくれたなって思いました。
そんな訳で1話1話話だしたらキリがないので気に入った話数をピックアップ

10話 世界に一つだけのハナ
主人公の舞桜は明咲の代わりにハナとしてアイドル活動していたのですが、中身が舞桜であることを告白する日に、彼女のファンを想う健気な描写もある中ちょくちょく出てくる舞桜達の同級生は明咲としてのハナが好きだったので戸惑いを隠せずにいた、集まったファンの中には今のハナも応援する、新しくファンになった人もいる中、やっぱり明咲のハナが好きだからショックだった、ファンを辞める人達も出てくるのですがこれってアイカツプラネット自体のメタファーとしても見れるんですよね。
アイカツプラネットが実写と知り見るのをやめた人達、今まで道り応援する人達、筐体を通じて子供や大人達がこれが初めて見るアイカツですと言ってくれる人達、真意はスタッフのみぞ知る感じですがこの話を作るに当たってスタッフ達の覚悟が垣間見えた気がします。
同級生が「明咲のハナが一番だけどお前も応援するから」と爽やかに終わるのも良かったですね。

20話 マジでバトルの5秒前!
これは見た人なら好きって人が多いと思います。個人的にアイカツスターズの系譜を色濃く受け継いだ傑作回だと思います。
プラネットプリンセスという大きなアイドルの祭典、決勝に進む上位4人を決めるのですが同じ事務所で親友でもある、るりと響子がバトルステージで当たることになるが決勝に進めるのは一人だけ、実は過去に響子先輩は出場できず悔しい気持ちを抱いたこともわかり、どちらが勝つのか視聴者でも最後までわからずハラハラし、勝敗後の2人のやり取りは美しいの一言なのですが、この話ばっかりはネットを見ず、勝敗は伏せたまま見てほしいという想いが強いです。

23話 夢の中へ
実質的な最終回に当たる話、プラネットプリンセスグランプリも終わり舞桜達にとって大きな転機になったがこれはあくまで通過点、各々が次に進むためのステップでもある。
想像が創造する、自由なイマジネーションが未来をクリエイトする
未来はキラキラ輝いてる、きっとどんな未来だって作れちゃう
舞桜達の出した答えがこのアイカツプラネットが実写とアニメの融合で意欲作であることを体現したかのようで、特に最後のライブシーンはこの作品にしかできない強みを最大限に活かしていてすごく感慨深くなる作りでした。
初めに制作発表会を見たとき、「大丈夫かな」なんて思ってたのがいつのまにか好きになってて応援したくなる
「あぁアイカツプラネットって可能性の幅を広げるだけでなく、間違いなくアイカツシリーズであった」


劇場版とバンナムフェス


アイカツプラネットの劇場版が7月15日に公開決定!同時上映でアイカツ完全新作も!


と宣伝しつつバンナムフェスの話も
アイカツプラネットはコロナ禍の情勢の中へ作られたコンテンツでライブも配信を数回しかやったことがなかったんです。
そんな中アイカツシリーズの出演が決まり、プラネットメンバーも参加

この2回目のバンナムフェスも延期に延期を重ね5月14日に無事開催されました。
もちろん僕も当日観戦、episode solo、キラリ/ヒトリ/ヒラリ、プライドのEDメドレーに打ちのめされた後、そして後半でアイカツプラネットパートへ
披露した楽曲はBloomy*スマイル、HAPPY∞アイカツ!

「これアイカツか?」と言われてきたシリーズがアイカツシリーズとして共に並び堂々とステージに立った、それだけで思わず泣きそうになったのを覚えてます。MCで瑞希さんがアイカツプラネットという今までない挑戦した作品であることを強調して仰っていたのが印象的でした。
こういう感動があるから応援したくなるし、見てみるかってなるんですよねアイカツシリーズって。
最後に愚痴っぽくて申し訳ないんですけど、劇場版でアイカツとの同時上映が発表された際もアイカツだけ見たいとか言ってる人を見かけましたけど、せっかく両方あるんだから楽しまなくちゃもったいないですし、やってみなくちゃわからない、挑戦することの大切さ、この作品から学んだことです。


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