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GはジェネレーションのG

もって生まれた貧乏性というと聞こえは悪いけれども、
一方でモノを大事にするということに定評があるという見方もできる。
ディフェンスに定評がある。
短所は長所になりうるし、vice verse。

ニンゲンは二種類にわけることができて、
同じ携帯電話を長く使う派と、携帯電話の機種を頻繁に変える派、
というのが存在するとされる。

というのは「誤った二分法」。

実際には携帯電話を使わない派とか、携帯電話を知らない派もあるからMECEな分け方ではない。ミーシー?みーしー?

そういえば今日は3月4日!ミーシーの日、みんなでMutually Exclusive and Collectively Exhaustiveなことを祝って、ベン図とか書いて、わいわい言う日じゃん?好きな人と好きじゃないヒトをMECEに列挙し、好きなひとには書店で買った自己啓発書をプレゼント、嫌いな人にはブックオフで100円で買ってきた自己啓発書をプレゼントするという奇祭の日じゃないですか。ヤッター!

ではなかった。もう数日過ぎていた。

携帯電話とかいう小さい黒い板を後生大事に抱えているという生き方をしている現代人は果たして幸せなのでしょうかなんてことに思い悩むほど暇でもないほどに。

江戸時代にはスマートフォンは無かったらしい。
どうやって瓦版とか読んでいたのか、今となってはインターネットで検索するしかないほどの情報化社会。

ともあれ、僕は携帯電話は長く使う派。
だって機種変更とか手続きが面倒なんだもの。

しかしながら、使っている携帯電話の電池の持ちがイマイチになり、動作もモッタリしてきたタイミングで機種変更をするに至った。
モバイルスイカとかも反応悪かったし。

そんなわけ。

今回は思いきって、現状でいちばんいいやつにしてみた。
キヨミズテンプルのステージからトビオリするフィーリングで。
おずおずと、一番いいのを頼む、と言った。

これまでの僕だったらさんざん悩んだ挙句に
型落ちの値段が安いものを買って、
「良い買い物をした!」という気持ちと
「やはり新しい方を買いたかった」
という気持ちの行ったり来たりを、あまりに面白みのないシーソーゲームを味わっていたのだと思うけれども。

どうせならいちばん新しいものにしてみようというわけで、カメラが三つ付いている最新のスマートフォンにしてみたっていうわけ。
そんなわけ。

これまでも使っていたからリンゴのマークのアレ。
びっくりするほど高かった。
1円ケータイとは何だったのか。


最新機種を長い期間使った方が結局のところ得だ、とか。

毎日触れるものだから高くても満足いくものを使った方がいい、とか。

そういうことをこざかしく考えた結果だ。
もっと、フィーリングでスパッと機種変更して、なんも考えないようにしたいのだけど。

ムーアさんのお陰で6年前のスマートフォンとは性能が段違いだから、表示もサクサクだし、なにより写真がきれいに撮れるとか。
マスクをしていても顔認証でロックが解除されるのは便利とか。
カメラのレンズが3つもついててロボットみたいでカッコいいとか。
4Gだったのが5Gになったとか。

そういう満足感はありまぁす。

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