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六甲山の木材は使えるか

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林業の存在しない六甲山の森の木をどうやって流通させ、森林として循環させていくことができるかの無謀な取組み
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2019年4月の記事一覧

台湾×神戸×楠

台湾にSHARE WOODSとして渡来したのは必然だったんだなあという話。 初日の誠品生活でのオープニングでは本当にたくさんのメディアが来てくれて六甲山鉛筆だけで輸出した1/3くらいが売れてしまった。2日目は、元ヤフーの社員で台湾人のpeter氏が創業したアジア最大級のクリエイティブマーケット pinkoi の本社ツアーや刺激的なスケジュールが目白押しだったんだけれど、その中での商談の一コマ。 神戸市の街路樹から採り出したクスノキのウッドチップ「KOBE CHIP」の話を

木材価値の源泉...

最近、講義や座談会などにお声掛けいただくことが増えて、僕などの何者でもない人間が恐れ多いとは思うのだけれど、できる限り引き受けようと思っているのは、人前で話したり又は話すための準備をすると、自分の中の自分は何者であるかを少しの間だけ整理できる気がしているからで。 特に僕なんかは、人からは何をやっている人かよく分からないと言われることが多く、それについて自分でも明確に説明できないことがよくあるので、自分が残して来た足跡と今後の道筋について少なからず整理できるのだ。 自分で自