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方界デッキ(2020.4大会用構築)

はじめに

こんにちは、woodlongこと森永浩隆です。今回は大会向け方界のデッキレシピの紹介です。方界は2月の第2期店舗代表戦から使い始めました。店舗代表戦で何度も敗退しながらも、ドラグーンを筆頭とした大会上位デッキの構築や動き方を研究して挑み続けました。最終的は準決勝まで進み、構築に手応えを感じましたが、下旬で店舗代表戦の中止で優勝出来ずに不完全燃焼で終わりました。今日はマイナーなデッキでも大会で頑張れる記事として執筆しました。

現在のデッキ構築

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こちらが現在のデッキ構築になります。このデッキは人気で再録が少ないカードを除けば、安価なカードが多いです。また、メイン,サイドデッキをシークレットレアに統一出来るのでセレブ感を出せるのも方界の良いところです。ガチャログ計算で2万円程(低いレアリティで構築)とマイナーデッキとしてはお高いですが、シンプルで使いやすく、使いこなせば環境上位のデッキ相手でも善戦はできます(手札が悪くなければ...)。

カード解説:メインモンスター編

・暗黒方界神クリムゾン・ノヴァ
このデッキのフィニッシャー①。ATK3000以下のモンスター効果を受けない耐性。戦闘破壊時の追加攻撃の脳筋効果。自分のエンドフェイズの互いに3000ダメージとぶっ飛んだ効果ですが、召喚条件は方界カード3種類を相手に1度公開と揃えるのは結構キツイです。

・流星方界器デューザ
方界専用のおろかな埋葬/副葬を内臓したモンスター。方界合神や方界業を落とします。相手ターンでも自身のATKを上昇する効果は意外と重宝します。自分の手札誘発や超融合のコストでモンスター送れば発動しやすいためです。

・方界胤ヴィジャム
方界業での攻撃力上昇や・方界降世で特殊召喚します。多くの人が戦闘破壊耐性をご存知だと思いますが、効果無効+自身を永続魔法化は対象を取らないのでドラグーンを処理できる貴重な役割を持ちます。

・方界超獣バスター・ガンダイル
「方界」モンスター3体と召喚条件が重いカードですが、方界降世からのウィジャム3体展開から出すフィニッシャー②です。方界合神で特殊召喚できるのと相手によって墓地に送られた際の特殊召喚とサーチ効果は強いです。

増殖するG/灰流うらら
大会でおなじみの手札誘発枠、増殖するGは相手の展開抑制とドローと方界と相性が良いでうららは展開抑制を含めた幅広い妨害札の評価で採用。

カード解説:メイン魔法編

・強欲で金満な壺
後手型の方界はエクストラデッキに依存しないので入れない理由はないです。

・超融合
強欲で金満な壺との相性は悪いですが、超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ対策ではドロゴン、エスクペリア、スターヴの3枚があるので、1回使用しても機能しやすいのとアナコンダも採用してるので早期に発動しやすいです。

・おろかな副葬
主に方界業と方解降世を落とします。前者ではテューザーを安定的に加えるサーチカード、後者ではライフ2000差があればウィジャム3体を特殊召喚する展開カードになります。

・三戦の才
ライズオブデュエリストで登場した強力なカード。相手にモンスター効果を使用させれば、強欲な壺/対象を取らない心変わり/強引な番兵となります。以前はファンタズメイの枠でしたが、新マスタールールでのリンクモンスターの採用率低下で交換することにしました。

・ハーピィの羽根箒
戦闘で押し切るデッキなので採用しない理由はないと思います。

・方界業
方界モンスターをサーチするカード。フィニッシャーのクリムゾンノヴァや相手ターンに方界合神で特殊召喚した破壊耐性を付与したテューザから方界業を落とし、次の自分のターンで方界業から3体目のテューザを加えて、エクシーズ召喚に繋げる選択肢もあります。

・方界波動
方界モンスターのATKを倍増させ、選択した相手のモンスターのATKを下げるATK強化カード。大半はクリムゾンノヴァに使用して、ATK6000の連続攻撃とバーン効果で勝ちに繋げます。無効効果はあまり使いません。後手では強力なカードですが、先手ではただの紙切れになります。

カード解説:メイン罠編

・方界合神
先手でのテューザで優先して墓地に送ります。ダメージステップ中での発動ではうららの妨害を受けず、リクルートしたテューザの効果発動まで繋げることが出来ます。複数積みたいところですが、手札に来るとコストで落とさない限り紙切れになるので1枚にしています。

・方界降世
後手型の方界には向きそうにないカードですが、クリムゾンノヴァ召喚の必要札、先手での防御カード、副葬からの展開と役割は多いです。破壊されても、LP2000差あれば、墓地からの効果でウィジャム特殊召喚して、壁+次の自分のターンのリンク,エクシーズでの展開札となります。

・レッド・リブート
神の宣告も止めるメンコカード。ライフ半分を払えば、降世の墓地効果を満たせます。罠をあまり使わない相手だと機能し辛いです。

カード解説:エクトラ編

店舗代表戦から調整を続けて、出来るだけ最適な構築を目指しました。環境や人によっては採用カードが多少異なると思います。

・リンクリボー
・サクリファイスアニマ
ウィジャムのリンク用に使います。アニマはニビルのトークンや相手の↑のマーカー持ちのリンクモンスター処理できるカードとして採用しています。

・セキュアガードナー
クリムゾンノヴァの効果ダメージをケアするカードとして方界デッキでほぼ採用されています。このデッキもリンクリボー以外にもサイバース族リンクモンスターが多いので採用しています。

・アンダークロックテイカー
・ペンスタッグ
クリムゾンノヴァの戦闘サポートとして採用しています。ATKダウン,守備貫通と小回りがききます。降世からウィジャム展開から主に出しますが、あと1体追加すれば、ヴァレルソードドラゴン、アクセスコードトーカーにも繋げられるので環境次第で調整する枠になります。

・トロイメア・フェニックス
・トロイメア・ケルベロス
汎用性の高い除去効果に加え、「方界」魔法・罠カード墓地に送れるカードです。

・捕食植物ヴェルテ・アナコンダ
緩い召喚条件にデッキの超融合をコストなしで使えるカード。基本的にクリムゾンノヴァを先に召喚するのでデメリットは辛くありません。

・トポロジック・トゥリスバエナ
方界降世から特殊召喚したウィジャム3体から特殊召喚し、リンク先にクリムゾンノヴァを置くことで相手の魔法,罠のみを除外させることができます。

・No.54 反骨の闘士ライオンハート
同じく方界降世から特殊召喚したウィジャム3体から特殊召喚し、自爆特攻で相手に効果による一方的な戦闘ダメージを与えるフィニッシャー③です。

・No.60 刻不知のデュガレス
テューザ2体から出すエクシーズモンスター。前述の合神からのテューザで召喚が整い易いです。もちろん使うのはドロー効果。墓地に捨てる効果も方界にはメリットになるので非常に相性が良いです。

・スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン
・捕食植物ドラゴスタペリア
・沼地のドロゴン

相手の場にドラグーンとアナコンダが並んでいれば、超融合で処理できます。強欲で金満な壺で1度の3枚飛ぶことはそこまでないですが、全部飛んだら運がなかったとしてあきらめましょう。ドロゴンの効果の対象にできない効果は魔法,罠耐性を持たないクリムゾンノヴァの弱点をカバーできます。

・アースゴレーム@イグニスター
リンク召喚を多用するスパイラルや転生炎獣対策のカード。枠に余裕があれば星杯の守護竜アルマドゥークも採用できます。降世からのウィジャム3体でリンクリボー→アニマ→セキュアガードナー→リンクリボー蘇生で融合召喚ができます。まぁ実用性があるかと聞かれたら答えはNOですが..

カード解説:サイド編

この後手型は相手にデッキが分かるとほぼ先手を渡されます。サイドデッキはなるべく先手用のメタカードをいれた方が良いでしょう。今回は汎用性のあるものを揃えてみました。

・原始生命態ニビル(先手,後手)
先手,後手でも役立つカード。クリムゾンノヴァはニビルの効果を受けないので非常に相性の良いカードです。

・ダイナレスラー・パンクラトプス(後手)
超融合、リブートが腐る時の交換札として採用しています。

・墓穴の指名者(先手)
墓地メタや手札誘発メタの先手カードとして非常に優秀です。

・拮抗勝負(先手,後手)
一見、方界と相性が悪いと思いがちですが、テューザからの合神や降世などの牽制をすれば使い易いです。

・次元障壁(先手)
先手用のリンクを除いた各召喚対策範囲の広いカード。融合や儀式魔法にチェーンした妨害が出来るのがこのカードの強みです。リンクテーマにも対応できて、種族メタの天龍雪獄でも良いかなと思います。

・虚無空間(先手)海外では禁止になってる強力なカード。相手の手札次第ではこれ1枚でゲームエンドに持ち込めます。

おわりに

今回は思い入れのあるデッキのためか、3000字以上でもスラスラと書ける程の速さで執筆出来ました。時間に余裕があれば他のマイナーなデッキでも大会で通用できるレベルまで作り込み、noteで公開しても良いかなと思いました。文章中心なら無料でも良いですが、手の込んだ画像を入れるなら有料にしたいなぁと感じます。日本だと無料で見れて当たり前という風潮と無料で質が高い物が多いので有料にするのは気が引けます。今回も読んで頂きありがとうございます。

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