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YCS200thユトレヒト(2018)体験レポ

はじめに

woodlongこと森永浩隆です。今回は古いレポートになりますが、2018年9月22,23日に開催されたYCS200th Utrecht体験記を投稿します。今はYCSが開催されていない状況ですが、今後YCSに参加する人には有益な記事になると思います。

旅行の準備

YCS開催数ヶ月前に数ヵ月前には公式サイト,SNSなどで告知されます。北米のYCSは以前行ったのでオランダのユトレヒトを選択。エクスペディアで航空券とホテルの予約をしました。直行便はKLMのみで費用が高いので乗継便を選択。中国国際航空で台湾空港を経由してアムステルダム空港へ。持込や受託荷物の制限を確認し、サイズや重量を計算して準備しました。旅行先の事故による補償の旅行保険の加入は必須です。あとはパスポート・替えの衣類・スマートフォン・財布・携帯バッテリーです。VISAのクレジット,デビットカードがあれば大体のATMで出金が可能です。複数の端末でインターネットを使用する場合はモバイルルーター。スマホだけで十分という方はプリペイドSIMを用意しましょう。

大会への準備

海外の禁止制限(TCG)は日本(OCG)のものとは異なり、変更時期も不定期です。禁止制限リストは公式サイトで確認できます。また、日本未発売カードがあるので事前に覚えておきましょう。当然英語でプレイするので目安として英検2級位のスピーキング、リスニングは必要です。上位を目指すなら、効果処理や裁定ルールなどの細かい部分をハッキリと相手に伝えられる位の語学力は必要です。使用カードも海外版なので基本ネット通販で揃えます。大会では多重スリーブは使用することはできません。ウルトラプロの無地のスリーブを推奨します。参加登録時にはデッキシートの提出、海外のKonami IDの提示します。デッキシートは公式サイトからダウンロードし、記入して印刷して保存。初参加時はKonami ID作成時に身分証明書が必要でパスポートを用意します。

空港からの出発

都内での海外旅行時(欧米圏)は成田空港が大半です。当時は渋谷区在住だったのでバスタ新宿からバスで成田空港へ行きました。ウェブや現地で切符を買えて、料金も成田エクスプレスと大差ないです。空港に到着後、中国航空のカウンターでチケット発券と荷物を預けます。モバイルルーターをレンタルする場合はこの前後で受け取りましょう。今回は現地で会う友達に日本のお菓子を頼まれたので売店で購入。オススメは世界中で販売、認知されているキットカットです。複数の航空会社を使用する際は乗継の空港で荷物を受取る場合があります。備え付けのモニターで映画や音楽などを視聴できます。クレジット・デビットカード、Payal支払いでwifiが利用できます。

空港到着からユトレヒトへ

アムステルダム空港に到着したら、レンタルしたモバイルルーターを起動。
入国審査を受けた後、Baggage Roomで荷物を回収。列車の駅はアムステルダム空港内にあります。グーグルマップを使用して出発時間やホームを確認し、券売機で切符購入。券売機はコイン、メトロカード、クレジットカードでの支払いになります。車内には液晶画面があるので、目的地の駅までの到着時間が確認できます。

YCS会場到着、事前登録

駅を降りて、グーグルマップを使い、会場へ到着。会場では荷物制限(バッグ1個)があったので会場内の荷物預り所を利用。大会会場に到着後、メインイベントの前日登録列へ行きました。パスポート、KONAMI IDを提示して、デッキシート提出と参加費を支払い。大会前日に登録すると特典グッズ(基本ダイスです)が渡されます。今回は事前登録のダイス、センターカード、プレイマットをもらいました。ブースターパック(他言語選択可能)をもらいましたが、結果はスーパーのみでした。


登録を終えた後、会場を後にしてホテルにチェックイン。エクスペディアの旅行書類を見せて、部屋のカードキーを取得。部屋に荷物を置いてレストランで食事後ホテルに戻り就寝。

YCS1日目

1日目はスイスドロー形式、上位128名は2日目のトーナメントへ進出。メインイベントのマッチングはスマホまたは紙での対戦表で確認。今回はスマホでバーコードを読み取り、自分のIDを入力し検索しました。検索後、自分とその対戦相手のマッチングが表示されます。席に着き、相手を確認し、試合開始アナウンス時に握手をして対戦開始。

OCGとのルールの違い、エキストラターン、エキストラデュエルはなく、LP差で勝敗が決まります。時間を知りたい時は巨大タイマーがあるので残り時間を確認できます。対戦後、開始時にジャッジが配布した紙にサインと勝者欄をチェック。勝者は紙を受付に提出、ドロップする時はドロップ欄にチェック。会場内に売店やトイレがありますので休憩時に外出する必要はないです。

今回はいつも使っているチェーンバーンで参加しました。結果は1勝3敗でドロップして、予選落ち。2日目のトーナメントへ進出するには2敗までが進出圏内です。敗退後はサブイベント,トレード,ショップで買い物と選択肢があります。各ラウンドでライブステージでの実況放送があるので観戦もオススメです。

YCS2日目

2日目はせっかくYCSに来たのでサブイベントに1度参加しました。参加費を払い、パック交換用のトークンとアラーム機器を受取ります。アラームが鳴れば、集合場所に集まり、ジャッジが参加者を対戦席に誘導。サブイベントは複数あり、成績によってポイントや賞品がもらえます。もらったポイントは受付で賞品とトレードできます。一部のサブイベントはデッキシートを提出するので必要分を用意しましょう。


会場内でのトレードについてイベントで使われていないテーブルになります。カードのトレードは問題ないのですが、現金での売買は内密にやります。現地で友達を作りたい人はFacebookかInstagramのアカウント登録を推奨します。収穫は下記の画像の感じです。OCG商品も海外では需要があります。2日目を終えて、ホテルに帰宅しました。

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アムステルダム空港へは行きと同じで列車を使いました。もし、何かトラブルが発生して、急ぎの時はuberを利用しましょう。空港到着後、セキュリティ検査を受け、飛行機に乗り、台湾、成田空港へ。日本帰国の際は税関申告書の記入があるので必要があれば記入します。成田空港到着後、モバイルwifiを返却し、電車かバスで帰宅です。

おわりに

古いレポートになりましたが、海外のYCSに憧れている人によっては価値ある記事になるでしょう。海外の大イベントとしては良いものですが、旅費やホテル代などの出費もかなりの金額になるので、個人的には国内外の会社とスポンサー契約をして旅費を負担してもらう。マイルが溜まるクレジットカードでフライト代を貯めるなどのテクニックが求められます。アジアでもYOTやACSなどのイベントがあるので、OCGで挑戦するならそちらの参加を推奨します。今回も読んで頂き有難うございました。


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