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むかし書いた韓国コラム #66

 先月から17歳以上の登録外国人全員が韓国の自動出入国審査を利用できるようになった。利用には事前に登録が必要で、空港の事務所のほか、ソウル駅と三成洞の空港ターミナルの出入国事務所でも受け付けている。登録は簡単で、1人1分ほどで終わる。

 今回実際に自動出入国審査を使ってみた。まず出国時。自動ゲートは並んでいる人がだれもいない。機械に旅券を認識させて最初のゲートが開いたら指紋を登録した指をセンサーに当てカメラに顔を向ければ出国完了。わずか30秒ですべてが終わった。入国時は朝の到着ラッシュ時間帯で、入国審査はかなりの行列だったが、自動ゲートはほとんどだれもおらず、行列を尻目にこちらも30秒で通過した。待たされるイライラがなく、一度使ったら二度と有人審査台を通る気にはなれない。

 以前から駐在員のビザは利用対象なのですでに利用されている方もいると思うが、まだ利用していない方も登録を強くお勧めしたい。

【解説】
 自動出入国は便利だったが、ビザの期限満了により自動出入国の期限は残っていたがこの機能は使えなくなってしまった。その後の韓国出入国時は有人審査台を通らなくてはならなくなった。自動化ゲートを何度も使っていただけに、有人ゲートは通るたびにめんどくさく感じるのである。

(初出:The Daily Korea News 2016年8月16日号 note掲載に当たり解説を加筆しました)

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