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やりたいことから

先日、グループで作業をしているとき、弁当の差し入れをしてもらいました。(状況を説明すると長くなりますが、今回の話の本質に関係ないので省略します。)パン、おにぎりなどがありました。その時は、カップラーメンを食べたい気分でしたが、賞味期限が近いサンドウィッチを選びました。貧乏性なのか、誰もサンドウィッチを食べないと捨てることになると思ったからです。その後、差し入れしてくれた人から、「カップラーメンは人気ないね」と言われました。次回、同じような機会があれば、カップラーメンではなく、サンドウィッチの数が増えることになるでしょう。そうすると、貧乏性の私は、またサンドウィッチを食べることになるでしょう。長い目で考えると、自分が食べたいものを食べた方が良いということに気づきました。
仕事でも、あまり気は進まないがやらなければならない仕事と、本当はやってみたい仕事があると、つい前者を優先していました。
例えば、自分の部署が担当している雑用と、必ずしも自分の担当ではないがやってみたいアイディアがあったとします。とりあえず気になっている雑用を片付けていると、周りの人からは、雑用をすぐにこなしてくれる人と認識され、どんどん雑用が頼まれるようになります。そうすると、やりたいことは出来なくなります。
逆に、雑用はほどほどにして、自分のアイディアを提案してみると、他部署からも声をかけられ、自分のやりたいことをできる部署に異動したり、新規プロジェクトを任されたりするかもしれません。誰でもできる雑用は他の方でもやれますし、そもそも必ずしもやる必要がない雑用なこともあるかもしれません。何より、嫌々やっている仕事より、自分がやりたいと思ってやる仕事の方が質も高く、自分も楽しいです。
私は、元々、登山やクライミングが好きでした。山やクライミングジムに行っていると、友人も増え、誘われることや行きたい場所も増えてきました。仕事が忙しくなってきて、休日も仕事をすることが増えてくると、登山の時間がほとんど取れなくなりました。仕事は、片付けても、片付けても増え続け、登山は体力や気力もなくなり、どんどんできなくなりました。
何事も、やれば片付くのではなく、やればやるほど増殖していくということに気づきました。仕事にしても、趣味にしても、心がやりたいと思うことをやっていくのが、自分のためにも、周りのためにもなるのだと思います。
なお、今の私は、前半で書いた通り、まったく実行できていません。小さな一歩ですが、noteに書きたいことを書くことから始めているところです。

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