エヴァQ まとめ
最近、投資はお休み中。
というか、MACDのダマシに引っかかって-20万、-4万としているのでどうしようもない状態。
今日は山田玲司のヤングサンデー見て、解説に深く納得したのでまとめ。持ち家を買いたくて、お金が足りなくてストレス全開で嫌になってた日常から解放されるくらい府に落としくれた。
特に気になったポイントは「カヲル君とは何だったのか」の解説。
カヲル君の劇中のキャラクターは
- 過酷な環境でもモノともしない。人間離れしてる。
- ガキシンジを否定せずに共感して、肯定してくれる。
- 3部作に渡ってシンジを救おうとする。
- キャラクターカラーは白
このことから、山田先生はカヲルとは、庵野監督にとっての帰ってきたウルトラマン、14歳の少年にとってのイマジナリーフレンドと結論した。
山田先生はしょっちゅう伝わりづらい言葉を使うが、イマジナリーフレンドとは何ぞや?が理解しづらかったので、僕なりに置き換えて考えてみたところ、ドラえもんにおけるドラえもんみたいなもんかな?と思った。いつでものび太の見方をしてくれて、共感して助けてくれる。でも、ドラえもんに頼ってばっかりだと、のび太君はいつまで立ってもダメ人間のままだよね。
だから、カヲル君は死ななきゃいけない。と。
死ななければ、視聴者である少年はダメ人間のまま肯定されてしまって、本当のダメ人間になってしまう。クリエイターとしては社会をダメにするアニメを作ることになってしまうので、カヲルは殺したくないけど、殺さなければいけない。ドラえもんは未来に帰らなくてはいけない。
すっげー、腑に落ちた。ここから逆算して、エヴァのキャラクターを整理すると。
カヲル = ドラえもんのように、主人公または主人公に自分を重ねている少年少女をダメにするキャラ。少女にとっては共感してくるイケメンキャラ?
ゼーレ = スポンサー。ドラえもんのように少年少女に共感してくれるキャラを送り込み、アニメが少年少女に共感してるふりをして、商品を売りまくる。
碇ゲンドウ = アニメ監督。もしくはプロデューサー。スポンサーの言うことを聞いているふりをして自分のやりたいことをする。つまり、綾波レイを量産して、自分の好きなタイプのキャラでアニメをつくる人。
綾波レイ = ハーレムアニメに出てくる少年の欲望に従順なキャラ。監督の好きな女性キャラ。
碇シンジ = アニメ監督。プロデューサーに無茶振りされて「作れ」とだけ言われる。
エヴァ = アニメ監督の作るアニメ。「エヴァだけには乗らんといてください。」つまり、「アニメだけは作らんといてください。ラブ&ポップみたいな実写でも撮っておいてください。」
と、位置づけることができるので。合理的に整理できるような。
エヴァンゲリヲンは私小説ということはもう多くの人のコンセンサスを得てると思うけど、劇場版はアニメ版とは違った立ち回りの役がいて、なるほどなぁって感じだった。Qでそんなカヲル君を殺したあとは、シンエヴァンゲリオンで提示される新しい結論が楽しみだけど。もうシンゴジラで結論は出しているのでなんとも、どうなるかは想像できない。でも、所信表明で「意志を示す。」と言っているので、期待。ひたすら立ち上がる主人公。コードギアスでも十分燃えたけどね。
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