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宮野真守ライブのここがすごいよ! from 韓ドルオタ編


【2018.01.25】一部修正・加筆したものをブログに掲載しました。
K-POPオタが見た宮野真守ライブ~AMAZING!(Blu-ray)はマジAMAZING!~


「MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015 ~AMAZING!~」はすごいぞという話をします

【Amazon】:MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015 ~AMAZING!~

上記Blu-rayの鑑賞会をやったんですけど、もう、見れば見るほど「これはすごいものだ」という気持ちを新たにしたので、オラが見て来たものの良さをなんとか地元の村々にも伝えられないかと文章を書き始めたら約5000字になりましたというnoteです。


【前提】:私の友達の所属属性および宮野真守へのスタンス。私も友達も、宮野真守のパフォーマンスはほぼ初見です。顔の印象に関しては個人の好みなのでもうしょうがないと思って欲しい。

私:U-KISS・東方神起。宮野真守は声めちゃくちゃ良いけど顔のパーツが真ん中に寄ってるのが苦手だな…。

友:B1A4・東方神起。宮野真守は声めちゃくちゃ良いけどアゴが長い。

友2:Blu-rayの持ち主。これまでアイドル(やそれに類するもの)とは無縁だった声オタ。宮野真守は良い声だなとしか思っていなかったけれど、ある日ネットで「マシュマロラブ」の動画を見てびっくり仰天してその場でBlu-rayを買う。

いちいち説明するとクドくなるので最初にまとめて書くだけにしておきますが、全部の解説に「めっちゃええ声」「めっちゃ歌上手い」っていうのがもう標準として付いているものとして読んでください。



【オープニング】

韓ドルオタにもなじみがある「設定がよくわからないやたらと壮大でかっこいい映像」がおっぱじまる。

コンサートの時間が迫ってもやって来ないMAMOを心配するスタッフ(全員外国人)。自宅で悠々とお着換え中だったMAMOはスタッフがよこしたヘリに乗せられて会場に…という流れ。肌チラのサービスショットあり。

そして始まるのがこれ↓

ハイ好き~~~~~~~!!!好きの塊~~~~~!!

ドクンドクン……からの幕バッサァ 華やかなステージバーン! 音楽ドーン!「「「Are you ready~~~!?」」」そして流れ出すキャッチ―な曲。最高。

席に着いてからどころか、ヘタしたら何十日も前から「楽しませてもらうぞ~」ってワクワクしてたこっちの気持ちを完全に汲んで、ちゃんと爆発させてくれるこの始まり方。大好き。1曲目をバラード曲ではじめられた時の昂った感情のやり場の無さを知っているからこそなおさら沁みる良さです。

ステージに歩み出る宮野真守と、それを迎える会場いっぱいのペンラの群れを宮野真守の背中側から録ってるところもすごく良い。このスターが、これから1人でこの座席を埋め尽くす全員をキャアキャア言わせるんですよ宣言。痺れる。



【スタイル・衣装・ダンサー・照明・カメラワークがめっちゃ良い】

圧倒的なスタイルの良さと、それを活かした衣装。かっちりしたスリーピーススーツ(チェック柄)で長い手足振り回しながら踊る様は本当にかっこいい。アンコールのTシャツにジーンズスタイルもすごく似合ってた。ちゃんとした人がちゃんと仕事をしてる感。このありがたさ。

引きの画面が多いこともあって、宮野真守のダンスやスタイルの良さ・ステージ全体の「showの雰囲気」が臨場感のある感じで堪能できました。だからといって寄りが少ないかというと別にそういうことでもなく、要所要所のキメのポイント(ウインクしたりニッと笑ったりするところ)はちゃんと大画面で抜いているのでその都度ちゃんと奇声を発することができます。

あとダンサーさんがすごく「ちょうどいい」。4人の誰も変に目立ったりもしないし、でもちゃんと宮野真守を立てつつステージのクオリティを上げる存在としての効果と必要性は感じられて、この感じとても良いなーと思わされました。

そして何よりすごいのが「会場の盛り上がりは画面に映すけど、オタを個として認識しない程度にとどめている」ところ。盛り上がってる会場=推しの力でもあるわけだし、自分の気持ちも上がるから見たいは見たいんだけど、見ず知らずの人の感極まってる顔なんてじっくり映されてもスンッ…てなるじゃないですか。そんなんより1秒でも多く推し映してくれよって奥歯噛みしめたこと、一度や二度じゃない。それが、まもライだと揺れるペンライト達が完全に宮野真守の背景になってる感じなんですよね。宮野真守を引き立てる演出装置みたいな。私が客なら本望だと思う。推しを照らす豆粒の光になりたい。(平静を欠いている)



【MAMOはギターも弾く】

(スタンドマイクの前で歌いながらギターを鳴らす宮野真守を見る私達)

友:「うそでしょ…楽器弾けるの……ええ声で歌って踊って…天は宮野に与えすぎでは…」

私:「なんで弾くの…あんなの棒立ちで歌うだけでもう十分でしょ…」



【笑顔がヤバい】

宮野真守の真骨頂はここなんじゃないかと思ってます。

パフォーマンス中でもトーク中でも、とにかく「本当に楽しくてしょうがなくて溢れちゃった」っていう感じで笑ってくるんですよ。作ってる感じが全くない。あれ?この人ほんとに今を楽しんでいるのでは?そしてこの人をこんなに楽しませているのは私(観客)なのでは?????っていう錯覚が生まれていく。好きな人が楽しそう→嬉しい・楽しい→好きな人が楽しそう→嬉しい・楽しい、のループの繰り返しにより、知らず知らずのうちに心がどんどん昂ってく。好きになっちゃう。カレの姿を目で追いかけてしまう。顔のパーツの配置とかアゴの長さとかどんどん気にならなくなる。カレが笑うと一緒に笑っちゃう。そばにいないことを寂しく思っちゃう。ポエム書いちゃう。

この場合、本当に本人がそう感じてるかどうかは全く問題じゃなく「そう思わせてくれる力」が宮野真守にあるということが何より大事なのです。わかるな?



【胸にホクロがある】

生肌に深いV字のベスト着てる時に気づいたのが、絶妙にチラつく位置にホクロがある。動きによって胸元で見えたり見えなかったりするホクロ。気づいたら最後、意識せずにはいられなくなるハニートラップ。

そしてこれはネタバレなんですけど、終盤で衣装のジッパーをさらに深くまでおろすとその下になんと更にもう1つホクロがあるんですよ~~~~!!??すごい演出効果じゃない!?同じものなのに2つの味わい方をさせてくるんですよ!?ひつまぶしかよ。



【マシュマロラブ(Marshmallow Love)がヤバい】

友2の心をぶち壊した楽曲。わかりやすく言うと宮野真守がとびっきりの甘ったるい声で全身から「大好き」を放出してくる4分間です。

ここでは観客に対して、手で❤を作らされたりおねだりポーズをさせられたりっていう心理的にはそこそこキビしめの振付が要求されるんですけど、ここまでの数十分で「MAMOを喜ばせたい・もっと楽しくなって欲しい・そして自分も楽しくなりたい」っていう気持ちが完全に高められてるんですよ。お膳立てが出来てる。

(振付を解説する宮野真守を見た私)私:「これはやるわ」

(振付を解説する宮野真守を見た友)友:「やるわ~」

そして始まるマシュマロラブ。

第一声が「こんなに大好きあなたのすべて♪」(cv:宮野真守)

耐性の無い奴(友2)は死ぬし、耐性のある奴(私・友)も死ぬ。

何がすさまじいって、歌いながらや振付してる客席を見ながら「フフッ」って思わず漏れちゃったって感じで、ほんとにかわいくって・愛しくてたまらないって感じで笑うんですよ。やっさしい目でこっち見て来るんですよ。そら全力で❤作って掲げるし、あれ…この人私のこと好きなのかな?????てなるわそんなもん。完全に両思い。それどころか「宮野→→→→❤←←私」くらいの圧がある。

もう…ほんとこれお腹いっぱい…ていうところにぶち込まれる「アナタは良くても僕はまだだよ♪」すごい。やばい。枯れ木も残らない。子孫が絶える。

itunesとかで楽曲自体は試聴できるん(それはそれで良いもの)だけど、ライブバージョンのヤバさは視覚聴覚を攻めて来るので次元が変わってくる。思わずやっちゃう振付も含めたらもう3Dだから。それはもう体験型恋愛アトラクションだから。

この曲のあとにわりとバキバキに踊る曲が続くんですけど、それ見る頃には、なんかもう「あそこで踊ってるかっこいいの、私の男なんスよwwww」くらいの気持ちになってる。怖い(自分が)。



【トークで声を張らない】

これもうすごいびっくりした。全然張らない。頑張って集中して聞かないと聞き取れない。「えっ?…なんて?」てなる。

MAMOくらいになると張らなくても客が全力で聞く姿勢になるんだと思う。こっちが「聞かせてもらう」立場だから。いただいてる方だから。

正直話してる内容自体はそんな面白くはないし(本人の真面目でちゃんとしたところがモロに出てる感じ)正直長いんだけど、そんなことどうでもよくなるくらい声が良い。ええ声が普通の、でもちょっと甘いトーンで穏やかに話してくる感じ、ヤバい。mp3化してスマホに入れて夜に布団の中で電話で話してるっていう設定で聞きたい。そういう類のもの。そういうプレシャス。



【めっちゃお返ししてくれる】

バレンタイン~ホワイトデーの時期のツアーだったせいか、「みんなへのお礼」「おかえしに」的なフレーズを何度も口にしてて、アンコールになる頃には

私:「またおかえしされちゃうの~!?」

友:「いったん家に置きに帰らせて欲しい」

私:「もらいすぎて持ちきれない」

て呟きあってた。もうほんと、お土産が多すぎる。なんにもあげてないのにこんなにもらっちゃってすいません。



【客の煽りが上手い】

「みんなでこのフレーズを歌いましょう。練習しましょう」的なやつがあって、まあもうみんな普通にMAMOの虜なのでこの時点でそこそこデカい声が出てるんですけど、そこから「右と左のブロック」・「1階・2階」・「男女」とかいろんなパターンに分けて声出しさせられる。しかもここにきて今まで聞いたことなかった「やるぞぉ!!」みたいな野太い声でこっち煽ってくれるし、「すごい!すごい!」ってこれもお馴染み本当に嬉しそうな顔でめっちゃ良いリアクションくれるんですよ。「みんな出してるからまあこんなもんでいいかあ…」くらいのところから、腹から声出すとこまで引っ張りあげられる感じ。さぞ楽しかろうよ!!!



【ファンサがすごい】

友:「あの一帯の100人くらいが「今私と目が合った!!」と思ってる」

私:「あんなことをしちゃいけない…」

友2:「ストーカー爆誕してしまう」

ってなるような瞬間がちょいちょいあるんですけど、一番びっくりしたのが、最後の客席挨拶の時で、こういうのってせいぜい 上手~小走り~中央~小走り~下手 くらいのざっくりした3ブロック方向にアピールして終わるもんだと思うんですけど、MAMOは上手に挨拶したあとそのままゆっくり順番に客席を眺めながら下手に移動してくんですよ。それも「その〇〇かわいいね」「うんうん」「ありがとー」みたいな、「気づいてるよ・見てるよ」っていう声かけしながら。さながら客席全員を轢きつぶしてくロードローラー車。すごい。やばい。枯れ木も残らない。子孫が絶える。

その他にも、「最後(の曲)て言いたくないなあ~」ってステージ上でダダこねたり、トドメに客席に向かって大きく手を広げる→目をつぶってギュウッ!!!って抱きしめて体を揺する、っていうフリを、これも数方向に向かってやってて死んだ。本当の意味で会場を抱いてた。最後の最後にこんなのやられたら家に帰ってる場合じゃなくなると思う。これを浴びたあと会場の外に放り出されるのひどすぎない?



【最後の「ありがとうございました!」の挨拶はマイクを通さず生声で】

友:「これ…めっちゃええやつ…っ」

私:「私も大好き…」

私:「席後ろで声聞こえないとかでも全然いいよね」

友:「全然いい」

私:「受け取るから。こっちは」



【見終わる頃】

友:「あれ?別にアゴ長くないんじゃない?」

私:「別に顔のパーツ真ん中に寄ってなくない?」

友2:「このツアーTシャツ欲しい」「つらい時にこれを着たら元気になれる気がする」



【終わりに】

一言で表すなら「推しにやってもらいたいこと全部詰め」のステージでした。詳細な解説つきでそんむるboxに入れたい。

書ききれなかったこともあるし、やっぱり見ないと伝えきれないこともたくさんあると思うので、機会があればぜひ見てみてください。

個人的に、上記に書いたこと以外で「めっちゃ良い…」ってなったのは、歌いながらこっち(カメラ)を煽るような表情で服のジッパーをゆっくり下ろして見せつけるところと、そのジッパーを全部下ろし切らない(でも胸元は大きく露出した)状態で歌い踊っていたことです。そう、私達は別に全部脱いで欲しいわけじゃないんです。良い感じの状態で良い感じのものを絶妙に見たいんです。わかるな?

【Amazon】:MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2015 ~AMAZING!~



-追記02/13 22:00-

【唯一「アレ?」と思ったところ】

こんなに気持ちよくさせてくれるMAMOコンで唯一「なんだ?」と思ったのは、アンコールで客がコールしている部分の映像がすごく短くて、終わってすぐ呼んだらすぐMAMO出てきちゃったみたいなすごいお気軽な感じに仕上がってたのが謎だった。もっと満を持しての雰囲気ちょうだい~!?ってなったんですけど、もしかしてあれ本当にすぐ出てきたのか?呼んだらすぐ出て来てくれるのMAMO。すぐ来て。

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