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[DataSaberワーク]オープンデータを活用していくこと

自社データだけでなく、市場データ、競合データを掛け合わせることで、自社のポジショニングを認識することはマーケティングしていく上では不可欠かと思います。

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引用 globis  https://hodai.globis.co.jp/courses/8fc87624

官公庁ビジネスにおいては、各項目ごとに統計された情報がパブリックされています。
その情報は、estatというページでまとめられていますので、情報としては取り放題です。


こちらは実際に試しにオープンデータを用いて、課題として取り組んだtableauのvizです。


オープンデータとは

まずオープンデータの定義確認です。

オープンデータ
官民データ活用推進基本法(平成28年法律第103号)において、国及び地方公共団体はオープンデータに取り組むことが義務付けられました。オープンデータへの取組により、国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、経済活性化、行政の高度化・効率化等が期待されています。

その他、詳細は記事最後に補足として追記しております。

参照先 https://cio.go.jp/policy-opendata
※ 上記サイトは、過去のIT総合戦略室の情報発信サイトです。2021年9月以降、原則として更新を停止します。(一部ページ除く)
現在のデジタル政策に関するデジタル庁の公式サイトはこちらをご覧ください。


“ 諸課題の解決、経済活性化、行政の高度化・効率化等が期待されています。”

ここが重要であると思いましたが、そのあとどのように使うか、使いこなせるかは自分次第であると思いました。

実際に活用しようと思うと、データを整備しなければいけないことが多くあります。

estatでデータをダウンロードするときのポイント

tableauを取り組みながら思ったことは、クロス表形式のデータは取り扱いづらいこと、また世の中の殆どがデータはクロス形式になっていることでした。

estatはそんな方のために、ダウンロード形式から選択できるのでポイントです。

tableauは列指向形式を選択しましょう。

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■クロス集計表形式マトリックス形式、横持ちといいわれる形式。
行・列に設定したセルへ数値が入っています。「画面に表示している表に近いかたちでダウンロードすることができます。」このように記載されているとおり、データ表として視覚的に見やすいことがメリットです。「ダウンロードに時間がかかる場合があります。」これがデメリットです。

■列指向形式
List形式、縦持ちといわれる形式。
「ツールに取り込むときに適しています。」のとおり、BIツールから接続するときに最適な形式です。
「クロス集計表形式に比べ速くダウンロードすることができます。」デメリットは表を「見る」だけでは、各数値間の比較が難しいことです。

オープンデータを活用していくこと

データの形式や、データの最新度がそれぞれです。
事業で活用する上ではすぐ使えるわけではなく、データ整備方法なども意識する必要があると思いました。

基本年度更新なので、毎年データベースを整えることを前提でデータを取り込むことの意識が必要だと思いました。

今、私がまず見ているのは、各自治体の決算データです。
このデータには自治体の総括が書かれているので、特に注目している情報となります。
ただここから直接的に活用できる点は少ないので、いくつかのデータとかけ合わせてみていきたいと思います。


補足追記

オープンデータの意義・目的

国民参加・官民協働の推進を通じた諸課題の解決、経済活性化
行政の高度化・効率化
透明性・信頼の向上

オープンデータの定義

国、地方公共団体及び事業者が保有する官民データのうち、国民誰もがインターネット等を通じて容易に利用(加工、編集、再配布等)できるよう、次のいずれの項目にも該当する形で公開されたデータをオープンデータと定義する。

営利目的、非営利目的を問わず二次利用可能なルールが適用されたもの
機械判読に適したもの
無償で利用できるもの

〈参照:オープンデータ基本指針(平成29年5月30日高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部・官民データ活用推進戦略会議決定)〉

オープンデータが活用されているツール例



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