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[DataSaberワーク]“ビジョンドリブン”と“データドリブン”について考える

先日、DATA SABERについて、取り組んでいることについて書きました。

その中で、データドリブンカルチャーを伝えていていく大切さを学んでいます。

ただ、前職では、データよりもビジョンドリブンの大切さついて強く言われていました。

そこで、改めて自分の中で整理していきたいと思います。

データドリブンについて

まず、データドリブンの定義について整理します。

データドリブン(Data Driven)とは

経験や勘などではなく、様々な種類と膨大な量の情報を蓄積するビックデータとアルゴリムによって処理された分析結果をもとに、ビジネスの意識決定や課題解決などを行う次世代型の業務プロセス。

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『なんとなく』や『これまでもそうだったから』などの、人依存でなく、誰もが見ても納得できる共通言語の数字をもとに話をしていく進め方になります。

ビジョンドリブンについて

顕在化された課題にして思考する、「考えてから動く」ことをイッシュードリブンといい、人工知能などの機械の得意分野。いずれ淘汰されていく危険性があり。

このリスクを回避するカギが、“妄想”であり、“ビジョン”。

こちらの本はビジョン思考について、分かりやすく書いてあったのでおすすめです。

直感と論理をつなぐ思考法 VISION DRIVEN
https://books.rakuten.co.jp/rb/15814970/

ビジョンドリブンとは
自分モードから生まれる「妄想」、イメージ脳を駆使する「知覚」、壊してつくり直す「組替」、プロトタイピングによる「表現」をまわしていく創造のサイクルである。

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データにとらわれすぎてしまうと、『過去のデータでもう結果出てる』『それで何%上がるのか』などの話となり、選択肢を自然と狭めてしまっているかもしれません。

データだけで判断することの危険性がここにあります。

マーケティングにおいて、圧倒的にデータを見てることの重要性をたくさん教わりましたが、データには限界があり、クリエイティブの重要性も教わりました。



結論 ビジョンもデータも両方必要


データドリブンだけでは、データ内で収まってしまい、壁を超えられなくなりますし、ビジョンドリブンだけでは、エビデンス不足でとてもリスキーになると思います。

つまり、二つのドリブンを身につけて進めて行くことなんだと改めて思いました。

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その時、その時で事業、経営の課題はさまざまで、どのようにドリブンしていくか、状況を見極めながら、バランスをとってくことを視座高く見れるようにしていきたいと思います。


参考本

データ・ドリブン・マーケティング 最低限知っておくべき15の指標

https://books.rakuten.co.jp/rb/14772220/


今後気になっている本

データドリブン脱炭素経営 エネルギー効率の指標化によるグリーン成長戦略

https://books.rakuten.co.jp/rb/16890896/

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