#12 考査内容と志望校選び(小学校受験)
2022/02/03 リライト
考査内容から学校はどのようなメッセージを発信しているのか。短いnoteですが、非常に重要なテーマを紐解きます。
考査内容(どの考査に力を入れているか?毎年変わらずに実施する考査は何か?)を検証すれば、その学校がどんな子が好きなのかが見えてきます。
例えば、特徴的で有名な考査としては、慶應幼稚舎の体操考査(飛行機バランスやサーキット)は言わずもがな獣身を成してからの精神を象徴してますし、早稲田実業初等部の生活関連考査は、入学直後からの一人登校(クレームが多すぎて運用も見直されたようですが)など、早々に自立を求める教育方針に沿った考査の一つです。
立教小学校の絵本の読み聞かせは、ただえさえ落ち着きのない小学生男子に、人の話を聞く訓練を求めているのは明確ですし、横浜雙葉の長時間考査(コロナ禍で短くなりましたが)も、進学校らしく長時間の集中力を求められています。
ペーパー校にしても、大量の問題でミスの少なさを問われる学校、問題数は少なくとも思考力や出題の話をきちんと聞かないといけない学校と、特徴は様々です。
いずれの学校も、求めている子を明確に発信しています。
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