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[学校別研究編]#1 慶應義塾幼稚舎(小学校受験)

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 新シリーズとして「学校別研究編」をスタートします。学校別、カテゴリー別に、相性の良い属性や併願戦略、お教室選びなどをお伝えしていく予定です。
 これまでのnoteがセミナー講演のイメージだとすると、本記事は教室の先生の本音トークのイメージでしょうか。少し突っ込んだ表現も出てくるかと思いますが、ご容赦下さい。
 ご質問やご相談を踏まえて加筆して参ります。まずは各校の基本戦略を配信することを優先して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。


■はじめに

 第一弾は、慶應義塾幼稚舎(以下:幼稚舎)を取り上げます。
 本noteの対象となる、縁故属性を持たないご家庭にとっては最も厳しい戦いであり、本気で取り組む場合には、相当な時間と費用の覚悟が必要になります。お子様を追い詰め過ぎない精神力も求められます。
 そもそも第一志望(本気のチャレンジ校)に置くべきか否かは、出口戦略のnoteをご参考下さい。

■縁故とフリーについて

・縁故は本当か?

 本当か嘘かと問われれば本当です。
 政財界の大物家系、誰もが知るJTC企業の創業家一族など、代々幼稚舎出身のご家系が、生涯に亘る人脈づくりのために子女を預けます。
 これについて、「慶應出身者の縁故はあるか?」という質問にすり替えて、「それはありません」と縁故を否定する関係者や書籍を目にしますが、「幼稚舎出身者」と「慶應(中高大)出身者」は別次元の属性です。

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