#52 模試を紐解く(小学校受験)
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秋が近づくと、模試が一層本格的、というか模試への皆様の目の色が変わって参ります。
オープン系の模試や、ジャックの進学模擬テストなどの総合模試もさることながら、学校別模試の真剣度は別格です。
過去にTwitterやnoteでも度々言及してますが、本noteでは、その模試について改めて整理して紐解きたいと思います。
■はじめに
ご存知の通り、中学受験以降の模試は、学力面の自身の立ち位置の確認が主な目的です。すなわち、結果の偏差値と志望校との距離や、得意不得意な科目・単元の洗い出しとなります。
幼稚園・小学校受験ではどうでしょうか。
お受験初参戦のご家庭は、どうしても模試に同様の役割を意識しがちです。つまりは偏差値や順位であったり、もっと言えば合格判定に一喜一憂してしまいます。
もちろん、テストの結果として見るべきところはあります。ただ、皆様が挑まれるのは、5歳6歳児が志願者である受験です。そのような幼児の受験、今までに経験のない受験において意識すべきはどこでしょうか。
その本質を置き去りにすると、せっかくの貴重な機会が活かせず、本番で「まさか」が起きます。
合格判定など二の次です。まだ秋の模試はこれからです。本noteが、皆様の「模試の本質」を意識する一助になれば幸いです。
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