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【EDH】最深の力、オヘル・アショニル


ショーケース版を使ってる。とても神様っぽい。

オヘル・アショニルはイクサラン:失われし洞窟で登場した裏面が土地の神様サイクルのうちの赤い神様。プレビューのときからEDHで組みたいなと思っていたので、カジュアルなEDHデッキを以前作ったソルフィムのパーツを流用して組んでみた。内容は下の通り。

構築の方向性

オヘル・アショニルの能力は、『自分のコントロールする赤の発生源が対戦相手にオヘル・アショニルのパワーよりも小さい点数の、戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりにその発生源はこれのパワーに等しい点数のダメージを与える。』というもの。
このダメージ置換効果は「赤の発生源であること」「対戦相手に与えるダメージのみ置換すること」「オヘル・アショニルのパワーに等しい点数を与えること」の3つの条件がある。それぞれの条件を考えた上でデッキを構築した。

・赤の発生源であること
以前使用していたソルフィムは自分がコントロールしているパーマネントなら発生源の色は問わなかった。今回は赤限定なので、ダメージ源として無色のアーティファクトは使用していない。

・対戦相手に与えるダメージのみ置換すること
場のクリーチャーやプレインズウォーカーへのダメージは置換しないので、場にだけ干渉する全体除去系の火力よりも、プレイヤー本体へダメージが飛ぶものを優先して採用した。ダメージ分割でプレイヤーにもダメージを飛ばせるものは特に優先順位が高い。

・オヘル・アショニルのパワーに等しい点数を与えること
オヘル・アショニルのパワーを上げると与えるダメージも増えていく。よって、装備品やオーラでオヘル・アショニル本体のパワーを上げるとダメージ効率が良くなるので、いくつか装備品とオーラを採用。

ちなみに、置換・軽減効果の適用順は影響を受けるプレイヤーが決めるため、ダメージを受ける対戦相手が決めることになる。赤のダメージ倍化エンチャントやトーブランでダメージを増やしてもオヘル・アショニルの場合はあんまりメリットがないため、今回はダメージ倍化エンチャントは採用していない。


採用カードの例

・呪文を唱えたときにダメージを飛ばせるクリーチャー
どぶ潜みや熱錬金術師のようなインスタント、ソーサリー、非クリーチャー呪文、パーマネント等を唱えたときにダメージを飛ばせるクリーチャーを複数採用している。一番手軽に1~2点ダメージが飛ばせる。

・ダメージを増やすクリーチャー&ダメージを別のところに飛ばせるクリーチャー
前者はトーブランやソルフィム、後者はトラルフやチャンドラの焼却者。前者はオヘル・アショニルがいなくてもダメージ加速できるように採用。後者はプレイヤーへ飛ばした火力でクリーチャー処理が可能になる&クリーチャーを焼いた余剰分でプレイヤーにも火力が飛ばせるので採用している。

・行動にダメージを強いるクリーチャー&置物
土地を置いた際にダメージが飛ぶクリーチャーのゾーズーや、呪文を唱えるたびにダメージが飛ぶエンチャントの呪文ショック等の何かをするとダメージが飛ぶやつら。自分もダメージを受けるが、自分へのダメージは置換されないのでだいたい相手の方が辛いはず。

・プレイヤー本体にダメージが飛ぶ呪文&置物
直接火力や置物火力の類。全体火力や硫黄の渦といった継続ダメージの置物。分かりやすくダメージを稼げる。

・オヘル・アショニルを強化する呪文&置物&装備品&オーラ
酒場流喧嘩殺法は毎ターン衝動的ドローしながらオヘル・アショニルのパワーが上がる優れもの。装備品はオヘル・アショニルを守りながらパワーを上げるものを採用。オーラはパワーが上がりやすいものを何種類か。憤激解放は、そのターン突然ダメージが2倍になるオシャレ枠として採用。


使ってみての感想

実際に使ってみると結構簡単に高火力がでるので楽しい。ソルフィムと違って自分で除去耐性を持ってないことは、全体火力が控えめなのもあってそこまで気にならなかった。ただ、破壊されたときに統率者領域に戻すのか、土地にするのかは結構悩ましいものがある。土地になったあとで月を置かれるとほぼ永久に土地として封印されて出てこないというとても悲しいことが発生するので要注意。

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