【書評】CLASS ACT世界のビジネスエリートが必ず身に着ける「見た目」の教養


2020年の東洋経済かダイヤモンドか、どっちかに2019年読んだ本のおすすめの3位くらいに入っていたので、読んでみました。

本のコンセプトとしては、成功のために外見は重要であり、どうすればグローバルで戦うビジネスマンの見た目・ふるまいを獲得できるかという本です。NYのビジネスエリートは、服装や声や振る舞いに時にはパーソナルコーチをつけて、磨きをかけています。日本人はグローバルに見るとそういった「見た目」の面で遅れているので、グローバルに追いつきましょうということ。(シリコンバレーのジーンズ+パーカーみたいな文化は想定していないですね)

本全体の感想としては、「明日から使える小技」と「次にスーツを買う時に参考になること」が、たくさんちりばめられていて面白いなと思いました。スキンケアであったり、マウスケアであったり、アイコンタクトの取り方であったり、パーティーの時のふるまいであったり、色々な角度から「身だしなみ」「装い」「ふるまい」の3つについて、小技を書いています。

ただ、この本の気になることとしては、対象とされているビジネスマンは、かなり上位層に限られているのではないかということ。「靴のケアの時間が無ければプロにお願いしろ」「1階2万円でワードローブのコンサルができるからやってみたらどうか」などと書いてありますが、それなりの稼ぎがないとできないことだと思います。そして、そういった稼ぎのある人からすれば、ここに書いてあることはすでに経験を通してマスターしているんじゃないかと思うので、、、なかなかこの本を読んで役立てられそうな人がいないかなと思いまし

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