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おはちゃい日記「八丁味噌を求めて」

戦国時代の武士が、八丁味噌玉をもって戦に挑んだ

というエピソードを聞き、どんなお味噌なのだろうか、気になってしまい、いても立っても居られなくなり、大阪から愛知の岡崎まで八丁味噌を求めて旅をする事になりました。

ざっくり、八丁味噌とは何なのかというと
通常お味噌を作る時は、お米と塩と大豆で作る所を八丁味噌は大豆と塩のみで作るのだという。

岡崎にしかない、しかも、2店舗しかない、
蔵に八丁味噌が作られる酵母がいるのだ。

(看板に書いてある大田弥治右ェ門は元祖創業者。弥治右ェ門のやをまるで囲って「まるや」が由来なんだそう。昔の看板(たしか明治)に作られたので右綴り)

さて、私が行った先は「まるや八丁味噌」
600年以上前からあるお味噌は、歴史と共に語り継がれてきた。


蔵の見学をさせて貰えることになりました。

工場の入口からお味噌の香りが漂っている、、。
作り方、歴史を教えて貰い蔵を拝見。
想像以上の迫力でした、、!

6トンもの樽が何十個とあり、出来上がりまで2年以上かかるこのお味噌は、丁寧に計算され尽した石積みされていてゆっくりその石の重みにより発酵されていく。

(石積み職人が石を積んでいるそうで、計算され尽くした積み方なんだそう真ん中に乗っているまんじゅう石は欠かせない石)

錚々たる、樽達を見て圧巻。
その場の空気感は明らかに外の空気と違ったのです。
それは、酵母なのか、600年の歴史がそうなのか
とても清々しい気持ちになりました。

残念ながら隣にあるカクキュー八丁味噌さんの見学までは行けず断念。
また次回機会があれば行ってみたいと思います🌸

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