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頭を強打しても小学生が笑顔になればそれで良くないですか?

おれの実家は田園風景の似合う北関東のとある田舎にあるのですが、去年か一昨年に徒歩5分の距離にスタバが誕生しました。この街にスタバがあることが信じられないのに徒歩圏内にあるなんて奇跡だと思っています。当たり前かもしれませんが田舎でもスタバに入れば参考書やPC広げて勉強してる学生、近況報告をしあう若い女子たち、談笑するママたち、仕事するサラリーマンなどなどがいてそれはもう都会のスタバの光景となんら変わりありません。つまり田舎でもスタバに入れば一時の都会気分を味わうことができる。それも四方をビルに囲まれて席も詰め詰めな都会のスタバと比べて我が地元のスタバは通常時でもソーシャルディスタンスが保たれており、のびのびと過ごすことができます。




おれは学童保育のアルバイトをしており、勤務先まで片道10キロ弱の自転車通勤なのですがこの前夏場恐れていた事態が起きました。職場手前で頭がふらつきダウン、自転車を置いて木陰で休憩…

熱中症になりかけた というところでしょうか。このクソ暑い中昼間に自転車10キロ漕ぐのですから十分予想できることなのですが何故かこれまで大丈夫だったんですよね。太陽に敗北した気がして少し悔しかったです。うつ病患者が身を削って外出してるんだから邪魔しないで欲しいですよね。夏を嫌いになりたくない。



何とかたどり着いた認定こども園でも悲劇が。外遊び中に1年生が埋め込まれたタイヤからベンチに飛び移っているのを真似て、ベンチの上の屋根に頭を強打しました。物理的な距離感が欠損しているので特に驚きはないのですが、その場にいた子供と先生全員が駆け寄ってかなり心配しています。でもおれが「やっちゃった~😅」みたいな顔をしているとつられて小学生たちは笑ってくれました。血が出てるのではと男の子が毛髪をかき分けて見てくれましたが、擦り傷的な感じで少し流血していました。おれは自分の頭が見えないのでなんとも言えませんが。起き上がるとなぜかテンションが上がって「誰か頭打つ瞬間見てた人いないのかな?絶対面白いじゃん」と子供たちに聞いてみましたがどうやら目撃者はいなかったようです。保冷剤の場所を事務室の先生に聞くとき「子供じゃなくて自分です」と言ったら苦笑されてしまいました。できれば爆笑してほしいですよね。無理か。2年生のおしとやかで真面目な女の子が帰り際までずっと心配してくれていて、お迎えが来てお父さんに連れられながら玄関の砂利を履いているおれに「先生本当に大丈夫?病院行った方がいいかもよ😢」と優しく声をかけてくれました。総合的に判断すると頭を強打するのは悪くない。



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