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(ゲームレビュー)ASTRONEER

正月になんかかれぴとゲームでもやろうかということでセールやってるなかからあれこれ探して良さそうだと思ったのがこのゲーム。

広大な宇宙を自由に探索ができるのが売りというので早速スタートしてみた。最初はとある惑星に降り立ち、酸素供給ができるシェルターが近くにある状態でスタートするが、宇宙探索というだけあって酸素供給がないと数分で死亡してしまう。

プレーヤーは地形を自由に変更できる能力を持っていて、土を削って穴をほったり、削った土を盛って足場や橋を作ったり、凸凹な地面を整地して走りやすくしたりすることができる。

資源が存在する場所の土を削るとその資源を入手できて、資源を加工すると様々なものを作ることができる。例えば、「テザー」というアイテムを作成して地面に設置すると、シェルターからテザーに向かってラインが繋がって酸素を供給できるようになり、探索範囲を広げることができる。テザーを使えば地面を掘って地下まで探索できる。

青く光っているのが酸素のライン

探索範囲が広がると、さらに別の資源を見つけて新しいものを作れるようになる。そうやってだんだん作れるものを増やしながら様々な資源を求めて探索ができる。そのうちに、移動に便利なバギーや、荷物を運べるローバー、資源を別の形態に加工できる溶鉱炉、二次加工ができる科学実験施設などなど便利なものがたくさん作れるようになっていき、探索がめちゃくちゃ楽しくなっていった。時間が溶ける。気がついたら正月がおわってた。

マルチプレイで同じ世界を他人といっしょに探索ができる。わたしは得られた資源で色々なものを作る方が好きだが、かれぴは延々と地下を探索して資源を持ち帰る方が好きなようで、自然と役割分担みたいなものができてた。

地下にある謎のきのこ
惑星から見える月(衛星)。あの衛星にも行くことができる。

ストーリらしいストーリはないのだが、一応ミッションが存在し、ミッションをクリアすると報酬が色々もらえ、特定のミッションをクリアすることで次のミッションが登場したりといった具合にゲームが進行していく。

一応、特定の条件を満たせばエンディングが存在するのだが、マルチプレイでエンディングまで進めることはできなかった。惜しいことにこのゲームには致命的な欠陥があったのだ。それはセーブデータの肥大化だ。

おそらく地面を削ったり盛ったりした情報をすべて記録しているのだろう。二人ですきかってに惑星を荒らせばその分のセーブデータが肥大化する。
乗り物に乗るたびに自動セーブが発生するのだが、セーブデータが4MBを超えたあたりからセーブ時間が長くなってセーブ時にゲームが止まるようになり、6MBあたりをこえるとセーブ時にエラーでゲームが終了するようになった。それでもまだ探索を続けていたのだが、8MBあたりを超えるとかなりの頻度でエラー落ちするようになり、ゲームの継続が困難になった。

amazonやsteamでレビューを見ると同じ現象が起きている人が多数いるようだ。PS5版やsteam版ならもうすこしセーブデータが膨らんでもプレイできるようだが、switch版はswitchの性能の低さゆえにマルチプレイでエンディングを見ることは諦めたほうが良いだろう。

一応、マルチは諦めてソロで最初からやりなおしたらエンディングを見ることはできた。なるべく探索はしないようにして最速で惑星のコアまで掘り進むとかいう進行方法だが、それではこのゲームの良さが台無しになっているだろう。

作品自体は良い作品なのに致命的なバグを抱えているのが非常に惜しい感じである。


電車だって作れる。オーロラがきれいだった。

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