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女子シャワー室に、男性器付きトランスジェンダーが?

今年1月ごろトランスヘイターの間でこんな話題が流行りました。

カリフォルニアのYMCA(キリスト教青年教会)のプールを利用していた少女が、女子のシャワー室に「裸の男性」がいたとYMCAのスタッフに知らせたら叱られたとした件です。NewYorkPostや各種日本のまとめサイトなどでは「男性器付き」のトランス女性として紹介されて、「男性器付きのトランス女性がシャワー室にいたことを訴えたら訴えたほうが差別と言われるのか」という話にされて大炎上していました。

この少女の訴えのあと、問題とされた人物が名乗り出ました。

彼女はクリスティン・ウッドというトランス女性でありYMCAには以前から受け入れられいていつも通りシャワーを使っただけだと説明しています。

その後、この人物が女子用のロッカーの使用をめぐって訴訟を起こしていたという事実が発掘されて、やはり「男性器付きのトランス女性が女子更衣室を利用するのを断ったら差別?」などと騒がれました。


しかしながら、この人物は、2020年1月に性適合手術済みであると報道されています。


当然、男性器は存在していません。

つまり、「男性器付き」としたNewYorkPostやツイッター速報などはフェイクニュースで騒いでいたということです。

問題となった少女の訴えをよくよく聞いていたら、この少女は「ペニスを見た」などとは一言も言ってないわけですが、極右メディアが勝手に話を膨らませて、この少女がペニスを見たかのように報道をしたわけです。

ロッカーの使用の件についても、彼女がロッカーの使用を認められたのは2021年の話であり、手術のあとであることが確認できます。

手術済みのトランス女性がいつも通りシャワーを使用したら極右が大騒ぎし出したという話であり、女性を恐怖させているのは極右であるということは
明らかでしょう。



まず、DailyMail、NewYorkPost、ThePostMillennialなどの極右タブロイド紙はそもそも信頼性が低く、週刊ゲンダイよりもひどいものであり、ソースとすべきではないということを、トランスヘイターの皆様には覚えておいてもらいたいですね。


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