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【四皇なう。】私がチャンピオンシップ予選に出るなら、このデッキを使います。

このnoteは、ワンピースカードチャンピオンシップ予選の考察&デッキ紹介が中心です。

序盤の無料部分には、各チャンピオンシップ予選の環境考察とチャンピオンシップ東京予選に出場した際の『練習』『準備』の話を掲載しています。

無料部分だけでも参考になるように書いたので、大阪予選に出場するプレイヤーの助けになれば幸いです。

チャンピオンシップBest4になってから毎日Twitterが楽しくて仕方がありません。『あーる。』と申します。

自己紹介は短ければ短いほうが良いと小学校で習ったので、自己紹介は以上です。


………

このnoteは大きく分けて5つの項目で構成されています。

  • チャンピオンシップの環境予想

  • 大会に参加するための準備

  • チャンピオンシップ前の過ごし方

  • 各CS使用候補デッキの紹介

  • チャンピオンシップの裏話


どうやってデッキを決めたんだろう?
東京大会Best4がどんな練習をしていたか気になる!
初めての大型大会で緊張しないようにしたい!
これからチャンピオンシップに向けて練習する!

そんな方に参考になれば幸いです。
それでは本編へどうぞ。


……


チャンピオンシップ参加が決まってから

チャンピオンシップに当選した皆さん
おめでとうございます!

これから先待ち受けているのはワンピースカード漬けの毎日です。最高ですね。

しかし、そのためにもやらなければならないことが山盛りです。

  • チャンピオンシップ環境の予想

  • 使用デッキの決定

  • 各対面との練習

  • 自分のプレイングチェック

  • 時間切れ負け対策

……etc


今回は私がチャンピオンシップ東京予選で行った準備や練習を元にお話していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。




東京チャンピオンシップ環境の予想

環境予想…これが第一関門です。
現環境で強いデッキをちゃんと理解していなければ、まずこの第一関門でコケてしまいます。


でも、環境予想ってどうやれば…?

私が東京予選に出場する際に行った環境予想のやり方を参考に、大阪予選の環境予想をしていきましょう。


……


9/4 
東京チャンピオンシップ環境予想


チャンピオンシップの環境を予想するために、第一弾環境で強いとされるデッキを挙げていきましょう。今回参考にしたのは8月に行われたフラッグシップバトルの優勝デッキです。


圧倒的緑キッド率

約半数のフラッグシップバトルで優勝しています。


明確な環境トップ
と言って間違いないでしょう。
緑キッドを追う形で【紫カイドウ】【赤ゾロ】【青ドフラミンゴ】と並んでいます。


そんなフラッグシップバトルの結果から、ある3つのデッキを中心に戦うことになるだろうと予想しました。

  • 緑キッド

  • 紫カイドウ

  • 赤ゾロ


まずは【緑キッド】

これは言うこと無し!ダントツでCS分布1位だと考えました。


デッキ自体の安定感不利デッキの少なさ、慣れているプレイヤーであれば30分の時間制限でも問題無くプレイ出来ることから最多デッキになるだろうと予想。


次点で【紫カイドウ】


上振れた際のパワーは全デッキ中で一位
初心者から上級者まで握ってくるデッキだと思います。


もちろん《鬼ヶ島》が引けないときの下振れはありますが、そもそも予選抜けの条件が7勝1負ラインと厳しいので『俺は全試合《鬼ヶ島》引いてやる!!!』という気合の入ったプレイヤーもいると思いました。


最後に【赤ゾロ】

このデッキがCS環境予想の3番手に選ばれたのは、デッキの強さだけの話ではありません。


事前に発表されていたチャンピオンシップ予選のレギュレーション…そこに書かれていた【30分経過で両者敗北】のルールが赤ゾロというデッキ選択を後押しします。


このデッキはプレイ速度に自信の無いプレイヤー初心者プレイヤーに当たってしまった時でも、赤ゾロ特有のライフを取る速度の早さから【30分経過で両者敗北】を回避することが出来ます。


対戦速度、勝率、安定感…全てを兼ね備えたパワーを持つ【赤ゾロ】は予選の序中盤だけでなく決勝トーナメントにも上がってくるだろうなと思っていました。


逆に『このデッキは少ないだろう…』と思っていたのは【青系デッキ】と赤緑ローを除く【混色系デッキ】です。

時間管理の難しさと、勝負を決めに行く力がまだ弱いというところから勝ち上がるのが難しいだろうと判断したからです。


……

以上が、当時行っていた東京チャンピオンシップの環境予想です。

では、これらを大阪チャンピオンシップに当てはめて考えてみましょう。


大阪チャンピオンシップの環境予想

まずは東京予選のときと同様に、大会結果から環境を予想していきましょう。

参考
11/6 ワンピカード初陣戦 Best4
11/8  頂上決戦 inはんじょう TOP2
11/12 ひとつなぎCS Best4
11/12 青馬堂海賊王決定戦 Best4
11/12 お宝争奪戦 Best4
11/15 頂上決戦 inはんじょう TOP2

非公認大会で結果を残したデッキがこちら。

【錦えもん】【赤ゾロ】の2つの筆頭に、【青イワンコフ】【緑キッド】【紫カイドウ】【赤緑ロー】が並びます。


大会結果から見ても上の2つが飛び抜けていると感じているので、【錦えもん】【赤ゾロ】を中心に環境が動いていくことは間違い無さそうです。


【赤ゾロ】

前期も入賞率が高く、チャンピオンシップ東京予選でFOREST選手が魅せた猛攻撃に惹かれたプレイヤーは数知れません。第一弾環境後期で最も流行したと言えるデッキです。


第一弾環境でも強力だった赤ゾロデッキですが、第二弾でさらに仲間を増やしました。

《カーリー・ダダン》は《ナミ》を連れてくることが出来、デッキの安定感が超絶アップ。《マキノ》は《ナミ》や《マグラ》を一流のアタッカーにしながら2000カウンターを保有するハイスペックカード。《マグラ》は打点を上昇させながら、次ターンのアタッカーとしても活躍します。


もう非の打ち所がありません。
チャンピオンシップ大阪予選でも、このデッキがシェア上位に躍り出ることは間違い無さそうです。


【錦えもん】

強力なキャラクター達を早期に場へ送り込むことが出来る【錦えもん】デッキは、1枚1枚のカードパワーの高さからも人気の高いデッキです。多少のミスを打ち消してくれるほどのパワーがあります。

また、アーキタイプも様々で【先攻型】【後攻型】【超新星型】と複数あるのもメリットで、対戦相手に手の内がバレにくいです。


先攻であれば最速《光月おでん》
後攻であれば最速《お菊》《ヤマト》

理想的なムーヴを先後両方抱えているので、ジャンケンに対してストレスが無いことも良い点だと思います。


チャンピオンシップ優勝まで13回戦ある中、ジャンケン全てに勝って理想的な選択をするというのは極めて難しいので、先後どちらでも戦えるのは大きなメリットになります。


その他デッキ

上位2リーダーに続く【青イワンコフ】【緑キッド】【紫カイドウ】【赤緑ロー】ですが、この中では【緑キッド】【紫カイドウ】が伸びてきそうです。

この2つのリーダーは、第一弾環境でも使用者が多く慣れ親しんだデッキです。第二弾で強化されたこともあり、前期の知識貯金がある状態でチャンピオンシップに臨むことが予想されます。


また、もう一つ注目しているのが【黒スモーカー】です。現在は練度の問題もあるのかあまり成績は残せていませんが、十二分にパワーのあるデッキなので間違いなく台頭してくるでしょう。戦い方がまだ理解されてないのも追い風です。


環境予想まとめはこちら⬇

上位リーダーを中心に青系や混色が追いかける形になると思います。

予想が当たっていれば嬉しいですが、個人的に緑を贔屓しているので、もう少し他リーダーが上位に上がってくるかもしれません。


愛知チャンピオンシップの環境予想

前回と同様に、非公認大会やフラッグシップバトルの成績から環境を予想していきましょう。

頂上決戦環境の中盤は、大阪の王者【赤ゾロ】がトップに君臨。白ひげ入り構築が一気に広まり、スタンダードバトルやフラッグシップバトルでも大暴れしています。


二番手につけるのは上位入賞率の高さNo.1【錦えもん】。安定した出力と後半の高い火力が魅力的で、チャンピオンシップのBest32入賞率の高さからも愛知CSへの持ち込みが多そうなリーダーです。


次に控えるのは福岡で0-5からの大逆転劇を見せつけた【緑キッド】。防御力の高い8キッド要塞型が人気です。ただ、既に上位2リーダーは要塞の突破方法を理解していることから、愛知でも勝ち上がれるかは難しいところ。


直近大会で猛威を振るうのは古豪【紫カイドウ】。東京CS優勝デッキが愛知でも暴れるか。最近の流行りは《マゼラン》の最短着地を目標としたスタイル。《エドワード・ニューゲート》や《ユースタス・キッド》といった大型キャラクターの着地が遅れた隙に《マゼラン》がライフを奪い去る。


これら上位4リーダーが環境の75%を占めるのが頂上決戦中盤戦。チャンピオンシップルールを含めて、環境の予想をすると…

上位4リーダーが変わらず入賞。数で言えば錦えもんゾロカイドウキッドの順と予想。そこに食らいつくのが白ひげローイワンコフの3リーダー。最多は赤ゾロをシバき倒して上がってきた白ひげ、次に前期から使い込んできたロー使い、そして環境初期からこの"顔"に惚れ込んだイワンコフが並ぶと予想。


この7リーダーがBest32に上がってくると思っています。つまり、上位に上がるならこの7リーダーから選ぶべきです。


あまり事故が無く安定したプレイが出来る【錦えもん】が一番人気で、最も入賞率が高いと思います。ちなみに自分も参加するとしたらこのデッキを選びます。先後に左右されず高い火力を持てる上に、モモの助ボニーリーダースキルが事故を防ぎます。最大9回戦戦う中で、この安定感は超魅力的。


【赤ゾロ】は勝ち上がってくること間違いナシのTier1デッキ。Best32への特急券です。防ぎきれないレベルの攻撃回数と白ひげによる圧殺はもはや回避不可能。初心者でも《ナミ》《ダダン》《ビスタ》《エドワード・ニューゲート》による強カードの連打が支えてくれます。


デッキを選択するならこの2リーダーに勝てることが必須条件。Best32が目標なら、この2リーダーに負けられるのはたったの一度だけです。他のリーダーに負けている暇はありません。


上位入賞するなら素直に上位4リーダーの中から選択するのが吉。強いデッキを選び、自分のミスはカードパワーに助けてもらいましょう。強いプレイヤーが強いデッキを握って参戦している中、下位とされるリーダーを握ったところで不意打ちすら出来ずに倒されます。自分より強いプレイヤーと戦うためには、高いカードパワーは必要不可欠です。


個人的オススメは【錦えもん】【紫カイドウ】です。カード1枚1枚のパワーが高く、長時間戦い抜く中で自分のミスを帳消しにしてくれるほどのパワーがあります。


人はミスをする生き物。
それを忘れずにデッキを選択し、構築を練りましょう。




使用デッキの決定方法

環境予想がまとまってきたら、ついに使用デッキの決定です。

東京予選の際にデッキを決定した理由や、どういった経緯で選択したのかを少しまとめてみました。大阪予選のデッキ選択に役立てて頂ければ幸いです。



東京予選、使用デッキの決定。

このデッキを選んだ理由。
それは、チャンピオンシップに持ち込むなら最も『強いデッキ』だろうと考えていたからです。



『そりゃそうだろ!』

と声が聞こえてきそうなので、もう少しこの『強いデッキ』とは何なのかを掘り下げていきます。


私が思う『強いデッキ』とは…

①環境デッキと正しく戦える
②動きが分かりやすく再現性が高い
ミスをしても勝てる


まず『①正しく戦える』こと。

『特定のデッキにのみ強いカードを採用する必要がある』デッキであったり『ある特定の場面でのみ強いカードを採用する必要がある』デッキは、正しく戦えるデッキとは思えませんでした。

そのデッキ特有の強みを全面に押し出し、多少の対策されたとしてもそれを乗り越えるほどのパワー安定感のあるデッキ。


それが、自分の考える『正しく戦えるデッキ』の理想像です。


【緑キッド】はそれらの条件を唯一クリアしたデッキでした。安定感は低コストサーチで支えられ、ハイパワーなブロッカー兼アタッカーを持ち、強力なリーダー効果で対戦相手をKOする最高のデッキ

特定の不利デッキに対して構築を歪めること無くプレイで対応出来て、強力なリーダースキルのおかげで『通れば強い』系のカードを採用する必要もありません。

通れば強いんだけどなぁ…


そして次に意識していたことが
『②動きが分かりやすく再現性が高い』


赤緑ローのような複雑な動きを要求されず、シンプル故に再現性が高いのが【緑キッド】です。

『必要なカードをサーチする。』
『ドン付けて殴る。』
『《ユースタス・キッド》で守って攻める。』
『リーダーにたくさんドン付けて殴る。』


このシンプルな動きの再現性を、豊富なサーチリーダースキルが支えてくれます。《ジュエリー・ボニー》と《モモの助》のサーチカード2種を抱える緑ならではの安定感です。

動きが分かりやすいことで思考時間を減らすことが出来るので、チャンピオンシップで実施されていた【30分両者敗北ルール】にもバッチリ対応出来ています。


そして最後に、最も重要な
『③プレイミスしても勝てる』こと。


『チャンピオンシップBest4でもプレミするの!?』なんて言われそうですが、これはチャンピオンシップ当日でも多くのミスをしてきました…。


が、問題ありません。


リーダースキルによる圧倒的パワーの2回攻撃がそのプレイミスを許してくれます。ありがとうユースタス "キャプテン" キッド。


このゲームは『ミスをしないこと』が勝利条件のゲームでは無く、『相手のライフを0にしてワンパンチ通すこと』が勝利条件です。

その過程として『ミスをしないこと』は大事だと思っていますが、『ミスをしてもライフ0に出来る』ことのほうが大事だと考えています。


その点、各種《ユースタス・キッド》は攻め性能がバツグンに高く、高打点で相手のライフにアタックし続けることが可能です。


ライフを0にするまでの過程で多少のミスがあったとしても、高火力で相手をぶん殴る《ユースタス・キッド》達が助けてくれます。


そして、チャンピオンシップでは極度の緊張感の中、決勝戦まで13試合連続でゲームをしなければなりません。休憩時間はインターバルの数分間程度。これではカードゲームの神様であっても1度や2度ミスをしてしまうでしょう。



13試合連続で戦わなければならないことから『自分はどこかでミスをするだろう』と受け入れ、その上で勝てるデッキとして選んだのが【緑キッド】でした。

東京予選でのデッキ選択はこんな感じで決定しました。

大阪予選までもう間もなく…
デッキ選択に悩んでる参考になれば幸いです。




使用デッキの調整方法

デッキが決まった日からは調整の日々が続きます。

デッキの大筋は決まっていたので、細かい部分について対戦を重ねて調整していきます。

『5コストの配分ってコレでいいの?』
『ブロッカーの価値ってどう見てる?』
『モモの対象16って期待値大丈夫?』
『2000カウンターってフル投入?』
『イベントカードって本当に弱い?』

疑問に思ったことはすぐに質問。
即座に解決していくことで、実戦経験を増やしていきました。


脳内で対戦を予想しながら組むデッキよりも、実戦経験に基づくデッキのほうが価値が高いと思っているため、交流会やオフ会などにも積極的に参加していたことを覚えています。


仮想デッキの構築やプレイングがガラパゴス化しないように、出来るだけ身内以外と対戦し、その情報を元にしてまたプレイングやデッキを調整する。



これが意外と大事で、友達やデッキ調整メンバーとだけでデッキを回していると一般的なデッキタイプと違ったものが出来上がることが多々あります。



チャンピオンシップの調整中に実際に起きた事例だと、【赤ゾロ】がその典型例でした。一般的な構築とは違い2コスト4000ラインがフルに投入されたタイプが強いと思って調整していましたが、当時の赤ゾロはそういった構築は少なく、【赤ルフィ】デッキのリーダー違いのようなタイプが多かったと感じていました。

当時調整で使用していた【赤ゾロ】はこちら⬇


チャンピオンシップが近づくにつれて、デッキの大半が決まって残りは数枚というところで次に行ったのが…


各対面へのプレイングチェック


これは特に『やっちゃいけないコト』を重点的に教わりました。

例えば『紫を相手に盤面構築を優先する』であったり『赤緑ローを相手にライフを優先して減らす』など、基本的にNGとされる行為を先に学びました。


いろんな対面と対戦し
『これは良いプレイだった!』
『これは良くないプレイだった…』
『あの場面でこう判断するべきだった!』
『この場面では○○は割り切るほうが良かった』

などなど…
細かなプレイも含めて、各対面のプレイ方針が決まっていきました。


  • ○○相手のには先攻or後攻を取る

  • ○○相手には△△狙いのマリガンをする

  • ○○相手には□□はやっちゃいけない

これだけでも自分の中で決めておくと、チャンピオンシップ当日にジャンケンから迷うことも無くなります。


自分のプレイに自信がつくので、迷ってしまって時間を浪費したりプレイミスをすることが減っていくのでオススメです。



時間の感覚を身につける

練習の際は必ずタイマーを使用して、30分以内に勝負を終わらせるには△ターン目を○分までに迎えたほうが良いなど『時間感覚』を身に着けるようにしていました。

また、自分は何ターン目で何分悩むのかを知ることでそれまでの時間を節約するようになり、次第に30分を超えるゲームが減っていきました。


最終的には10ドン!!ターンを迎えるまでの時間が約8〜10分、そこから詰めにいくまでに10〜15分といった感じで時間のコントロールが出来るようになりました。これは練習しておいて良かったなと思うことの一つです。


チャンピオンシップ本番でもほぼ全ての試合が20分以内に終了出来るようになり、頭をリフレッシュする時間も確保出来ていて非常に良かったです。


この時間感覚を掴む練習は今からでも間に合います。
ぜひお試しを!


チャンピオンシップ前日の過ごし方

チャンピオンシップ前日は、友人宅で最終調整があるとのことでお邪魔してきました。


メンバーはいつも調整をしている熟練のカードゲーマー達で、自分よりも高いプレイレベルと知識を持っているので、この日もボコボコにされるために向かいます。

チャンピオンシップに持ち込むデッキ自体はほぼ決まっており、あとは1枚〜2枚を差し替えるかどうかだけの検討です。


【緑キッド】に強い信頼をおいていたのでデッキ変更はせず、《トラファルガー・ロー》を《X・ドレーク》に変えるか、2000カウンターの枚数微調整だけを行おうと考えていました。


また、ババヌキ入りカイドウが直前に公開されていたことから『対ババヌキカイドウの戦い方』を体に叩き込むことも目的で参加しています。無事ボッコボコにされ負け方と勝ち方を覚えることが出来たのでかなりの収穫です。

あまりにもこのババヌキカイドウが強すぎてデッキを変えることすら脳によぎりましたが、紫スターター【百獣海賊団】を1つも持っていないことでケア出来ました。危なかったです。

この日は緑キッドミラーマッチ、対ババヌキカイドウ、対赤ルフィを少しやって終了。

緑キッドばかり握ってきたので、紫側や赤ルフィ側の視点で『何が辛くて何が楽なのか』『この場面で何を考えているのか』『勝ちパターンはどんな状況なのか』などのたくさん聞きました。


これを知っているか知らないかでは段違いだったので、改めて知ることが出来てよかったです。

ちなみにこの日はチャンピオンシップ用にタイムを計りながらプレイしていたのですが、20分を超える試合が存在せず『これ計る意味ある?』となって途中からタイマーが消滅。


お互いがゲームを早く進行しようと意識していれば20分でゲームが終わることがわかったので、初心者の方が相手でも時間は問題無いなと判断出来ました。自分の持ち時間は10分、対戦相手の持ち時間が20分あるといったイメージです。


チャンピオンシップ前日は以上で終了。
早めに解散して明日に備えました。


チャンピオンシップ当日、朝

この日は新宿に泊まっていたので、会場まで距離が近いこともあり朝食を食べてゆっくり朝を過ごします。朝から一人回しすることも考えましたが、今から学ぶよりも体調を最高の状態に持っていくほうが勝率が上がると考えました。


一緒に出場する友人数名から連絡もあり、みんな無事に起きることが出来ました。カードゲーマーなら分かる人も多いと思いますが、朝起きることこそが最大の難関です。


荷物の最終チェックを行ってチェックアウトし、友人と合流。広い会場に着いたときの、あの気分の高揚は忘れられません。テンションも体調も最高の状態です。

そのまま無事エントリー、まかろにステーションのMCお二人による爆笑おもしろトークで緊張もほぐれて肩の力も抜けました。リラックスした状態で対戦が始まります。


チャンピオンシップ簡易レポート

予選

1回戦:赤緑ロー ✕
2回戦:赤ゾロ ○
3回戦:赤ルフィ ○
4回戦:赤緑ロー ○
5回戦:緑キッド ○
6回戦:赤ゾロ ○
7回戦:紫カイドウ ○
8回戦:紫カイドウ ○

初戦敗北で『俺のチャンピオンシップは終わった…』と思いましたが、奇跡の7連勝で決勝トーナメントへの切符を獲得。

ワンピースカードゲームは、
【気合と根性】でなんとかなります。


初戦で負けてもまだまだ戦える!
むしろ緊張が解けたと思うくらいポジティブになりましょう!


決勝トーナメント

1回戦:青ドフラミンゴ ○
プレイが世界一上手い青使い。
《ヴェルゴ》《ジュラキュール・ミホーク》で《ユースタス・キッド》の要塞を突破されそうになるも、ブロッカーの壁が厚くギリギリ勝利。

2回戦:赤ゾロ ○
配信卓にも登場したFOREST選手と対決。
対赤ゾロは調整メンバーに鍛えられていたため、無事勝利。


3回戦:赤ルフィ ○
お互いに集中力が切れていたのか、ヤバい事件が発生。《ユースタス・キッド》の要塞が行く手を阻み、そのまま勝利。

準決勝:赤ルフィ ✕✕✕✕✕✕✕✕
配信卓で負けました…。
対戦の様子は全てYoutubeにて確認出来ます。
完全に実力負けです。

チャンピオンシップを振り返って

今思えば『練習でアレやっとけば良かったな〜』とか『当日アレ用意しとけば良かったな〜』などいくらでも浮かんできますが、今でも印象に残っているは当日の楽しさです。


知らないプレイヤーと世界への切符を賭けてガチバトル!これほどテンションの上がる戦いはありません。


もちろん準決勝敗退で悔しさも残りますが、配信卓から降りて全ての試合が終わったと自覚した瞬間にあったのは『悔しさ』よりも『楽しかった』という感情でした。

このnoteを読んでいるあなたが、大阪予選Best8に残って世界大会で会えることを期待しています!一緒に海賊王の座を争いましょう!!!



ここから先は『チャンピオンシップに出場しようと思ってるけどデッキが決まらない…』という人や『現四皇が何を持ち込むのか気になる!』という人に向けての内容です。


候補デッキリストは3つ用意しています。
このデッキなら予選を突破して優勝まで駆け抜けられる!と思ったデッキ達です。


目次にもデッキ名は載せませんので、購入者のみが閲覧出来るようにしてあります。


また、大阪予選が終わった後にも『福岡』『愛知』『宮城』『東京』と予選が開催されますが、その度にサンプルデッキリストは更新していきます。



それでは、デッキリストの公開と解説へどうぞ。


CS大阪:候補デッキの紹介と解説


候補デッキA

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