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【Twitter680♡獲得】スタバ優勝錦えもん&緑おでん解説

頂上決戦ボックスの争奪戦に破れ、マジでもう緑キッドと心中するしかありません。

『あーる。』と申します。


自己紹介は短ければ短いほうが良いと小学校の先生が教えてくれました。早速本題に参ります。




このnoteは、現在以下の内容で構成されています。

  • 頂上決戦環境の緑デッキレシピ紹介

  • スタンダードバトル好成績デッキの解説

  • 頂上決戦環境を過ごしての雑感


また、このnoteは第二弾環境の緑系デッキ情報を詰め込むので、頂上決戦期となる約3ヶ月間は更新され続けます


頂上決戦期中に緑系デッキの新noteは販売致しませんので、発売日時点の評価や予想だけで無く、今後も長く緑デッキの情報を得たい!という方にもオススメです。


情報の古いものは順次削除し、最近の情報に変更していきます。

1:頂上決戦事前評価

頂上決戦の発売から一定期間が経過したため、現在削除済。

2:第二弾環境緑デッキレシピ


こちらでは『使いやすい』『組みやすい』『分かりやすい』に注目して組んだ緑デッキ3つを紹介しています。


【後攻型錦えもん】

【後攻型錦えもん】です。
《錦えもん》の発表時に話題になった最速後攻ムーヴを最重要視した形です。

後1:《お菊》《雷蔵》
後2:《ヤマト》《傅ジロー》
後3:《ヤマト》全力アタック
後4:《光月おでん》
後5:全力アタック!!


後攻最速《ヤマト》の攻撃が止まらなかった時、相手は敗北に直結するレベルのダメージを負います。本当にシャレになりません。


《ヤマト》パワー9000アタック
→手札3枚 2000/2000/1000
→ライフ2枚 パニッシュ


《ヤマト》のアタックをブロッカー以外で受けようとすると、とんでもない額の支払いが必要です。手札でもライフでも、一気に負けを意識するレベルのダメージが通ります。


ゲーム序盤で手札を3枚支払うハメになり、仮に《ヤマト》を除去出来たとしても失ったものを取り戻すことは出来ません…。


手札が削られることを嫌ってライフで受けると、本来手札に加わっていたはずのライフ2枚がトラッシュへ送られる上に死期が早まります。これは手札を失うよりもシャレになりません。


どちらを選んでも地獄行き…



それが最速《ヤマト》です。


そんな最強デッキに見える【後攻型錦えもん】ですが、デメリットがあります。それは最強ムーヴ以外が若干弱いこと。


例えば後攻2ターン目に《ヤマト》が着地できなかった場合には、5/7000/0の《傅ジロー》をプレイすることになります。そのために《傅ジロー》を採用しているのですが、カウンター値の無いカードを採用しなければならないというのは明確なデメリットです。


《傅ジロー》のステータスは文句無いんですが…。


デッキのバランス感覚、そしてマリガンの見極めが難しいデッキですが『通ったら勝ち!』という明確な最強ムーヴを抱えている初心者でも勝ちやすいデッキだと思います!


【後攻型緑キッド】

こちらは【後攻型緑キッド】です。
今までは先攻の最強ムーヴ『1357』があったので先攻選択が正義でしたが、今度は後攻最強ムーヴである『最速おでん』を狙います。


これは後攻5ターン目の『8000/8000/9000/9000』で相手のライフを一気に刈り取ろうというのが目標となるデッキで、マリガンも含めて《光月おでん》を狙いに行きます。



サブプランには伝家の宝刀《ユースタス・キッド》による要塞の構築を用意。新カード《ビスタ》《エドワード・ニューゲート》にKOされにくい《シャチ》を採用して《ユースタス・キッド》《光月おでん》を守ります。



後攻の強ムーヴとして4/6000のステータスを持つ《ヤマト》を採用しています。後3ターン目には1ドン付けて7000アタックしてライフor手札を要求し、《光月おでん》と《ユースタス・キッド》による連続攻撃での勝利の下準備をします。


勝ちパターンは明確に2つ

  1. 光月おでんとリーダーによる連続アタック

  2. ユースタス・キッドによる要塞の構築


この2パターンを意識出来れば、相手のライフを奪うのに手間取ることはありません


自分のライフを守り切るのが難しい
…という方は、《光月おでん》名称のカードが多く採用されているので《光月トキ》を投入するとさらに守りが固くなると思います。


このデッキは前期の知識貯金を使うことが出来る上に、後攻選択しながら新カード《光月おでん》を楽しむことが出来るので、前期で【緑キッド】を使っていたけど新規カードも多少は使いたいなという方にオススメです。


【先攻型錦えもん】


【先攻型錦えもん】デッキを最後に紹介しておきます。


最初に後攻型を推しておいて先攻型!?
と思うかもしれませんが、私のオススメはコチラです。


先1:1コスト帯
先2:《お菊》《ヤマト》or パス
先3:5コスト帯 or イベント
先4:《光月おでん》全力!!
先5:全軍突撃!!!!


後攻の最速《ヤマト》よりも、先攻の最速《光月おでん》にフォーカスしたデッキです。7コストで《光月おでん》が置けるのがあまりにも強力で、先攻最速《ユースタス・キッド》よりもテンションが上がります。


あまりにも《光月おでん》のパワーが高く注目が集まりますが、先攻2《ヤマト》も超強力です。レストして倒せるキャラクターは弱いですが、場に6000パワーが立つことに大きな意味があります。そのまま《ヤマト》が殴り続ける展開もあり、リーダー白ひげのパワーラインにも追いついています。


個人的には、これが最注目のデッキです。


環境序盤は【錦えもん】から触り【緑キッド】とどちらを使うべきか検討することになると思います。


それほどまでに【錦えもん】の評価が高いです。


3:頂上決戦発売後の環境解説


発売前から注目度の高かったデッキは3つ


新色【黒スモーカー】
古豪【緑キッド】
時代【白ひげ】

この辺りがまずは出てくるかな…?
と思い蓋を開けてみると…こちら!


頂上決戦発売直後

頂上決戦発売直後の大型非公認大会
ワンピカード初陣戦 分布

分布トップがまさかの…
【錦えもん】【紫カイドウ】

【錦えもん】は私も高く評価していたことから納得ですが、もうひとつが意外でした。《地獄の審判》くらいしか新規が入らないイメージなのですが、元々のデッキパワーを高く評価した形のカイドウ選択でしょうか。

次点で【赤ゾロ】【黒スモーカー】
納得のデッキ選択です。


【赤ゾロ】は新たなアーキタイプとして【山賊型】が出てきました。《カーリー・ダダン》や《マキノ》《マグラ》を採用し、1コストカードをバフして相手のリーダーに殴りかかります。速度感、リソースの回収、継戦能力が高く評価されています。

【黒スモーカー】は今期最注目のデッキ。
新色の黒リーダーの中でも、最も使いやすいリーダーが《スモーカー》です。ライフ5が正義。


もしも今大会があと1週間後に開催されていれば、シェアトップはこの【黒スモーカー】だったに違いありません。新カードが揃わなかったので泣く泣く他デッキを選択したプレイヤーも多く居たと思います。


そして古豪【緑キッド】【青ドフラミンゴ】がすぐ後ろに。純粋に強化を貰ったデッキ達が、前期の貯金をもとに奮闘します。緑キッドはワノ国ギミックを増強、青ドフラミンゴはインペルダウンギミックを搭載しての参戦です。


初陣戦の分布を色別にまとめると

か…神環境…

初陣戦の運営としてデッキ分布をまとめている際、あまりにキレイな分かれ方をしていたので感動したのを覚えています。多少の差はあれど、どの色もちゃんと活躍していて全員にチャンスがある環境です。


逆に言えば固定の色を対策しにくい環境でもあります。『〇〇対策でコレ入れよう!』と思っても、5回戦程度じゃ当たらない何てことも…。


この分布を見て、純粋にデッキパワーが高いデッキを選択するのが最も勝率が高いと感じました。


………


大阪チャンピオンシップを終えて

大阪チャンピオンシップ 上位デッキ分布

多くの人が予想していた【赤ゾロ】【緑錦えもん】を中心とした環境になりました。

大阪チャンピオンシップまでに開催された非公認大会の結果を見ても、同じようなメンツが揃っています。今期のワンピースカードゲームは、これらのデッキが中心となっていくこと間違いありません。


上位リーダーである【赤ゾロ】【緑錦えもん】【青イワンコフ】に勝つのであれば、やはり【緑錦えもん】を上手く使いこなすことで安定した勝率が得られると思います。


赤ゾロに対しても勝率が高く、アグレッシブに攻められてもそれ以上の火力で押し返しライフレースで勝つことが出来て、青イワンコフ相手には《ドンキホーテ・ドフラミンゴ》で戻すことの出来ない7コスト《光月おでん》が突き刺さります。


課題となるのはミラーマッチですが、錦えもん理解度が上がれば上がるほどミラーマッチは勝率が高くなるので問題ありません。とにかく練習しましょう。


個人的な最推しは【緑錦えもん】
次点で【白ひげ入り赤ゾロ】
その下に【青イワンコフ】【紫カイドウ】と続きます。


ちなみに、TwitterDMなどで【緑キッド】はどうですか!?と聞かれるのですが、第二弾カードに惑わされて構築を歪めている人が多く『それでは勝て無さそう…』という形のデッキを良く目にします。


第一弾環境で強かった形をベースに、構築を大幅に変えるのでは無く各リーダーごとにプレイを変えていくスタイルが緑キッドには合っていると思います。目先のパワーカードに騙されず、緑キッドはどういうデッキだったのかを今一度思い返してみましょう。


4:スタバ優勝!先攻型錦えもん解説

頂上決戦環境が始まってから初のスタンダードバトルに参戦、そのまま優勝することが出来ました!

使用デッキは【先攻型錦えもん】

デッキレシピ予想で最も注目していると言っていたデッキです。

カードの枚数がかなりバラけているのが特徴的なデッキになりました。カードの採用理由採用枚数について多くの質問が寄せられていたので、こちらで解説していきます。

デッキコンセプト

発想の原点は『357』です。
これは前期の緑キッドが持つ最強クラスの動きです。

詳細はこちらでもお話しています⬇

《光月おでん》って錦えもんリーダーなら7コストになる…ってことは『357』めちゃくちゃ成立するじゃん!という流れで出来たのが今回解説するデッキです。

今回の構築では『357』『5』の部分を大きく削っています。これは、最終的に場へ送り出したい『7』にあたる《光月おでん》を確実に場へ送り込むためです。


リーダー《錦えもん》の効果は、場に存在するキャラクターが1枚以下で無ければ効果を適用することが出来ません。つまり、順当に『35』とプレイしてしまうと『7』のターンでは《ユースタス・キッド》しかプレイ出来なくなってしまいます。

《光月おでん》を最優先で場に登場させるためにも、基本的には場にキャラクターが1体のみの状態で7ドンターン(先攻4ターン)を迎えたいので、序盤を支える3コストを重要視して5コスト帯を減らしました。


まだ探り探りの状態で『これが結論だ!』とは言えませんが、研究段階の一発目としては非常に良い形になったのでは無いかなと思います。


後攻型を選ばなかった理由

これには3つ理由があります。

安定性が低い
5ヤマトに全力で向かっていかなければならず、そのためにクリアしなければいけない条件がいくつもあります。

  1. ジャンケンに勝利し後攻を選択

  2. 《ヤマト》を引く

  3. 《ヤマト》が除去されない

  4. 攻撃した《ヤマト》を守れる

上の条件をクリアしてようやく『この動きは強い!』と言えるレベルだと感じました。もちろん『通れば勝ち!』ですが、それが毎試合出来たら苦労はしません…。

攻撃を通してライフ2枚パニッシュ、もしくは手札を2〜3枚削った後のことも考えなければならず『意外とハードルが高いな…?』と感じました。

◆リーダーがほぼバニラ
リーダー効果の起動回数が極端に減りそうだと感じました。

後攻1t 《お菊》《雷蔵》
後攻2t 《ヤマト》に全力
後攻3t 《ヤマト》の攻撃に全力
後攻4t 《光月おでん》

リーダー効果を起動出来たのは2回のみ。
それも序盤の2ターンのみで、以降は場のキャラクターで戦っていくことになります。

もしも最速で着地した《ヤマト》が何らかの方法で除去された場合、目も当てられません…。次の6ドンターンに再度《ヤマト》が登場しても、8ドンターンには《光月おでん》が席を予約しています。


6ドンターンに無理して置いた《ヤマト》が攻撃するのは2ターン後、それまでに相手のキャラクターに触れることも出来ず【ワノ国】ギミックの強さを発揮しきれないまま10ドンターンまで迎えてしまいます。


後攻3ターン目、4ターン目にリーダー効果を起動出来たとしても、浮いたドン!!が有効に使うことが出来ません。リーダーのパワーを1000上げる程度のものにしかならず、強力なはずのリーダーの能力を活かすことが出来ません。


そして最後に、私自身が『これは致命的だな…』と感じた理由をお伝えします。

それが…

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