武器商人 秘書オリガのノートブック#53: 「フィリピンの両極化」 <ー これだと、軍事的にも強くなれません
今回は「フィリピンの両極化」について見て行きましょう。
フィリピン自体は安定しているのですが、経済状態は厳しいですね。
しっかりしてもらわないと、近隣諸国やフィリピン自身のためにも困るんですが...
理由の一つが収入の両極化現象だと思われます。
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フィリピンの収入に関する両極化は、経済成長と貧困の間の格差を示しています。
経済成長: フィリピンの経済は、2023年通年の経済成長率が+5.6%と、周辺国と比較しても高い水準を維持しています。また、世界銀行はフィリピンが今後数年以内に上位中所得国になる見込みであるとしています。これは、継続的な回復と改革の取り組みにより、同国は、2021年の一人当たり国民総所得(GNI)が3,640ドルの中所得国から、短期間で上位中所得国への道に入っているとしています。
貧困: しかし、その一方で、貧困層の存在も無視できません。2017年の主観的貧困率は47%であり、この数字は社会の両極化を示しています。
これらの要素が組み合わさることで、フィリピン社会における収入の両極化が進行しています。
問題は、米国と同じで上位5%ぐらいがフィリピンのほどんとの富を独占しているからだとおもいます。
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