武器兵器調達課#49: 　「HELIOS」

今回は「HELIOS」について見て行きましょう。

超音速ミサイルに対応できる唯一の手段、レーザー兵器、その名は「HELIOS」。

最近は、レーザー兵器の実情がわかってしまったので米軍は「こんな兵器も開発しています」ぐらいの扱いということでまいりましょう。

「HELIOS」：　米軍レーザー兵器、ロッキード・マーティン社によって開発された、戦術レーザー兵器システムです。2022年8月に米海軍に納入され、同年9月にアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦「Preble」に搭載されました。

HELIOSは、出力60kWのレーザーと、光学的な妨害機能であるオプティカル・ダズラーおよび監視装置を統合したシステムです。レーザーは、小型ボートや無人航空機（ドローン）などの脅威を、光の力で破壊することができます。また、オプティカル・ダズラーは、敵の光学機器を無効化することができますが．．．

1. 超音速ミサイルの迎撃には５００K/Wが必要とされ、まだ全然足りません。あと１０倍の出力が必要です。

HELIOSの主な特徴は、以下のとおりです。

• 出力60kWのレーザーを搭載し、小型ボートや無人航空機などの脅威を、光の力で破壊することができます。

• 光学的な妨害機能であるオプティカル・ダズラーを搭載し、敵の光学機器を無効化することができます。

• 既存の艦船に統合できるため、コストを抑えて導入することができます。

HELIOSは、米軍の艦隊防空能力を強化するとともに、無人航空機などの新たな脅威に対抗するための重要な兵器となることが期待されています。

HELIOSは、以下の用途に使用できます。

• 小型ボートや無人航空機などの脅威の撃退

• 敵の光学機器の無効化

• 海上監視や航法支援

つまるところ、いまいちパワーが足りません。

が

現状は３００K/Wぐらいまでは、来たとか、こないとか。もう少しですね。６００K/Wまでは３～４年後ぐらいらしいです。

HELIOSは、レーザー兵器の可能性を示す画期的なシステムです。今後、さらなる改良が進められ、より強力な兵器として発展していくことが期待されています。

予算取り計画だけにならなければいいのですが．．．