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お嬢様の手記Ⅰ

月があまりに丸すぎて、空に穴が空いていて、そこから光が漏れているように見える。散らばる星たちは、空気穴なんだと思う。

久しぶりに図書館に足を運びました。そこそこ人がいたのだけれど、おそらくそこにいた全員が、読書を楽しみたいだとか、静かな場所で勉強がしたいと思っていたから、誰一人言葉を発しない、快適な空間が出来上がっていました。
人の声が鳴り止まない場所は苦手です。こういう場所で、目の前のページだけに集中して、ページをめくる音と、少し古くなった本の香りに包まれていると、たまらなく満たされます。

お絵描きってけっこう楽しいですね。sns断ち期間中にも何枚か描きました。
以下のは昨日描いたやつです。

ワンちゃんがどういう形をしているのか、いまいちわからなかったので、なんとなく描いてしまったのだけれど、おめめがクリクリしているので、良いと思います。
右の太ももがなんか気持ち悪くなっちゃったので、今度なんか描くときは気を付けたいかも。


傘をさした女の子って相当かわいいです。
濡れるのは嫌(………というより後処理が面倒)なのだけれど、土砂降りの雨は大好きです。密度の高い水に打たれて、服が徐々に重くなって、雨の音しか聞こえなくなると、何もかもを放り出して走り出したくなります。
雨に打たれると、世界が雨に塗り潰されて、この世のしがらみが全て流されるような気がします。だから解放感を感じるのだと思います。


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