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オンラインライブに思うこと

昨今の騒動でライブハウスでのライブは非常にやりにくくなりました。ライブハウスにて後方で腕組んで見たり、最前でひたすら揺れて楽しんだりと好きでした。そんな日がとおい昔にように感じる。

その代わりに台頭してきたのが、オンラインライブ。
ユーザ配信の延長戦上にある気軽にできる配信とは違い、敷居は一気に高くなる。今までステージに向けて練られていた 音質や構図・演出が配信画面を通すと変わってくる。視聴者も生だからこそ、聴きにきていて、画面越しならと敬遠する層や有料チケットにて足が遠のく層もいるだろう。
一方で、遠征費用もなく日頃生で聞けないファン層にとって、オンラインライブは距離関係なく視聴できる。さらに、席という概念がなく視聴者が皆平等に聴けることも利点かもしれない。

騒動当初は有料でなく無料でオンラインライブや過去のライブ映像を公開するアーティストが多かった。今では、有料ライブの方が増えてきたように思える。いい傾向だ。

オンラインライブで一番話題になった、サザンオールスターズは有料視聴チケットを18万枚、売り上げた。演出の面だとWONKの3DCGを活用したライブはすごかった。オンラインライブのこれからを彷彿させてくれた。

一方で、インディーズバンドやまだ規模が大きくないバンドは難しそうだ。
それでも様々なアーティストが、演出や構図・様々な工夫でライブを試みている。当然、配信ライブ環境が完備しているライブハウスなどはまだまだ少ないし、気軽にできるわけではない。なので、ライブハウス向け支援の話を聞くと、素晴らしいなと思う。

私は1ファンであり当事者ではない。ライブハウスの収益やアーティストの収益にどう貢献すれば良いかわからない。だから、好きなアーティストのオンラインライブにはなるべくチケットを購入して視聴しようと思う。
それが私にできる数少ない貢献なのかもしれない。

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