看板とread me の等価性
看板とは、何かを利用する者へ向けたメッセージを書き、固定されたものだ。
read me とは、主にはパソコンで、あるプロジェクトをダウンロードしたとき同じファイルに入れてある、注意書きとか、取扱説明書とか、そういった類のものだ。
私は、この二つが等価なんじゃないか、だと直感的に感じた。
どちらも、
・何かメッセージを伝えている
・あるものを利用するときに見える場所に固定してある
という点が共通しているからだ。
そして、この二つは、なんとなく「次元」は違う気がする。
というのも、看板は「物理的」に置かれるけど、read me は「電子的」な感じ。実体として大きさが無いというか。
そんなことを考えていたら、
VRで物理的な看板を見ること、を思いついた。
つまり、VRゴーグルをつけて、そのゴーグルに駐車場の立体的な映像を流す。駐車場には、「夜間はお静かに」とか、「ボール遊び禁止!」とか書いてある。
というのも、VRという電子的な媒体で、実体が見える映像を流すということは、先に挙げた看板と read me の性質を兼ね備えている感じがしたからだ。
では、このVR映像の中の看板も、恐らく物理的な看板とも read me とも等価、な感じのものなんだろう。
あと一つ気になったのは、
看板も read me も「メッセージを伝える」という点が共通しているのは納得できるが、「あるものを利用するときに見える場所に固定してある」とは、どういうことか。
駐車場の看板は駐車場内にあるし、
read me はプロジェクトと同じファイルに入れてある。
これを一般化するなら、どう表現するのがいいだろうか、ということ。
思いついたのは、どちらも
あるものを「使おうとしたときに一目で見える範囲にある」ということ。
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