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【パイオニア】ロータスコンボでプロツアー権利を取ったり、トロフィーを貰った話

■はじめに

初見の方は初めまして、お馴染みの方はお久しぶりです。
みどりと申します。

シーズン1エリア予選から2ヶ月、ついにこの時がやって来ました。
愛知県常滑にて、チャンピオンズカップファイナルが開催です。

愛機ロータスコンボを駆り、私個人の成績は8-4の21位でした。
あと1勝が遠く、TOP8や賞金圏内には届きませんでしたが、繰り下がりによるプロツアー権利の獲得見込みが非常に高い順位に!
本当にありがとうございました!

(なお2022/12/31時点で、プロツアー権利は確定しておりません。)
→2023/1/6付で、ウィザーズ社より権利確定のご連絡をいただきました!

更にその後の「BIG Pioneer Festival 2022」では、なんと優勝。
全く望外の結果であり、年の瀬に戦果を得られたことが本当に嬉しいです。

■「兄弟戦争」後のパイオニア環境

「ニューカペナの街角」「兄弟戦争」を経て、パイオニアの主要デッキはいくつかに絞られました。
【ラクドスミッドレンジ】という絶対的な大将に、追いすがる【緑信心】【イゼットフェニックス】【青白コントロール】【白単人間】など。

その中で、【ラクドスミッドレンジ】には《苦難の影/Misery's Shadow》が、【青白コントロール】には《魂の仕切り/Soul Partition》が投入されており、直近で強化されていました。
どちらも軽いカードなので序盤戦の強化に繋がっており、特に《苦難の影/Misery's Shadow》は【ラクドスミッドレンジ】の苦手な【緑信心】に対して効果的なカードでもありますので、この影響は大きく、2デッキは勢力を伸ばすだろうなと当時感じたことを覚えています。

前週のヨーロッパで行われた地域チャンピオンシップでは【イゼットフェニックス】が目立った成績を残しており、これを受けてサイドボードの墓地対策が増えることが予想されました。

【ロータスコンボ】も使用者数は少ないながら健闘しており、総合戦績の良さからも現環境の立ち位置が良いことが感じられます。
【ラクドスミッドレンジ】に五分近いデッキというのが限られる中、【ロータスコンボ】は相性的に一定の勝率が担保されており、環境にポジションが確保されています。
その上で【イゼットフェニックス】や【青白コントロール】といったデッキ群が、【緑信心】や各種アグロをどれだけ減らしてくれるかが勝負です。

■デッキリスト

2022/11/26 チャンピオンズカップファイナル 21th

このデッキリストを提出する際、《真髄の針/Pithing Needle》と《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》について最後まで悩んだことが印象に残っています。
残念ながら最善のリストとは言えませんでしたが、対青など狙った部分についてはよく刺さっていたのではないかと思います。

■個別カードについて

最近の新カードや目新しい採用カード、逆に採用しなかったカード。
さらには対戦相手に使われるカードなど、試合展開の鍵となるカードに触れていきます。

《衝動/Impulse》

地味強

今まではソーサリーの《可能性の揺らぎ/Shimmer of Possibility》だったわけですが、インスタントになるとそれはもう便利。
序盤に相手の動きを見ながらカードを選べる、《溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned》や《全知/Omniscience》がある場で除去に対応して動ける、などなど。
特に青い相手には、序盤のソフトカウンターで《睡蓮の原野/Lotus Field》を探せなくて負けることもよくあったので、《検閲/Censor》を避けられるようになって非常に助かっています。
地味ながら、間違いなくデッキが強化されました。

《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》

「予顕」が便利

今回はメイン2枚と、かなり【ラクドスミッドレンジ】に寄せました。
2ターン目「予顕」、3ターン目に唱えつつ《睡蓮の原野》を置く動きがデッキにベストマッチ。
序盤にアクションが無いと後々苦しいデッキなので、ドローソースでありながら序盤の土地探しにも有用なのがとても有難いです。
暇な時に「予顕」出来て、後から唱えるのもグッド。

【ラクドスミッドレンジ】や【青白コントロール】相手には何枚でも欲しく、アグロ相手にはコントロールプランで使用することになります。
【ラクドス】相手のサイドチェンジをよく考えると、このカードの3枚目をサイドに取った方が良かったです。

《真髄の針/Pithing Needle》

【パルヘリオン】には入れません。

微妙。
どうしても対《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》専用サイドになってしまい、汎用性が低いです。
もちろん【緑信心】との相性差を考えると、必ずあった方が良いというのは事実。
枚数については環境に応じて慎重に検討すべきかと思います。

《自然のままに/Natural State》

1マナで《減衰球》を割るなら

【緑信心】に《真髄の針/Pithing Needle》で《耐え抜くもの、母聖樹/Boseiju, Who Endures》を指定された際、アーティファクト破壊が他に1枚も入っていないと詰みます。
《天上都市、大田原/Otawara, Soaring City》があるから大丈夫、とはなりません。次の次のターンには《石の脳/The Stone Brain》で抜かれてしまいます。
環境によっては《羅利骨灰/Tear Asunder》でも良いので、とにかく何か1枚は入れておきましょう。

ラスの4枚目

「アグロに引いたら勝てる」=「引けないと負ける」ので、最大枚数を投入。
《衰滅/Languish》は《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》やタフネスが強化された《輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Cathar》を倒せないなど、効果が見劣りするので良くなかったです。リスト公開制でなければ不要ではないでしょうか。
主流なアグロには《原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity》で勝てるため、大量の全体除去によるコントロールプランはかなり好感触。

《石の脳/The Stone Brain》

むしろ墓地に行ってください

【緑信心】が《大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator》から持ってくると、大変厳しい!
このマッチアップはよく《砂時計の侍臣/Vizier of Tumbling Sands》でキープして3ターン目に場に出すわけですが、後手でそれをやると4ターン目に《石の脳/The Stone Brain》で《睡蓮の原野/Lotus Field》を抜かれて終わってしまいます。

普通のデッキが使ってくる分には《屍呆症/Necromentia》と大差ないので、あまり大したことはないかなと。

《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》

黒単《ナーセット》

【ラクドスミッドレンジ】が使ってくる分には、ライフがよほど詰まっていない限りは普通です。《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》とは異なり、ライフを払えば引けるので。
ただし、攻めに特化したデッキや打ち消しの入ったデッキに出されると途端に最強フィニッシャーとして君臨します。
【青黒コントロール】とかで使うのはマジでやめてください。負けです。
採用している相手には《原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity》を叩きつけましょう。

3マナ全体除去

範囲が狭い

仮想敵が消えたので不採用に。
【赤単】【ボロスヒロイック】【エルフ】【ハサミ】あたりのことですが、数が少ないので当たったら諦め気味。
【白単人間】の《輝かしい聖戦士、エーデリン/Adeline, Resplendent Cathar》や【グルール機体】の《恋煩いの野獣/Lovestruck Beast》あたりが落とせない方が厳しいです。
《兄弟仲の終焉/Brotherhood's End》は是非とも使ってみたいところでしたが、環境が変わるまでは不要かと。

《多元宇宙と共に/One with the Multiverse》

トップをめくる系のリソースカードは大好きなので是非とも使いたかったのですが、次の理由で断念。

①重くて青い
これが致命的。8マナは《神秘の論争/Mystical Dispute》を躱すには重すぎるんです……。
相手が青い時点でサイドアウトせざるを得ない。そのため、枠的にはここを《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》にしました。

②確定勝利ではない
手札に引いた時の話で、《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》から持ってくる話ではありません。
たくさんマナを払って出しても、山札の上に土地があるとそこでおしまい。
これは【緑信心】などのターンを返してはいけない相手に致命的です。
8マナ払って勝てないなら、最初から《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》で良くなってしまうという。

③《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》から持ってきて嬉しくない
《全知/Omniscience》と合わせて「《睡蓮の原野/Lotus Field》が1枚しか無いパターンで助かる!」と考えたものの、すぐに自分で「《深淵への覗き込み/Peer into the Abyss》で良いじゃん」と気付く始末。世の中ままならないです。

《睡蓮の原野/Lotus Field》1枚の状態で《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》を唱える場合に、「《全知/Omniscience》・《熟読/Pore Over the Pages》・《深淵への覗き込み/Peer into the Abyss》」と共に唱えることでおおよそ勝利できます。
大量に引いたカードの中に《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》と追加の《睡蓮の原野/Lotus Field》があれば、セットランド権に関わらず2枚目の《睡蓮の原野/Lotus Field》を戦場に並べられるので、有り余る手札と共に通常のコンボルートへ移行出来るのです。

以上の理由からお蔵入りに。
私は昔、サイドボードに《前知の場/Precognition Field》を入れたことがあるくらい好きな種類のカードなので、本当に残念です。白単色とかで刷り直しませんか?
【ラクドスミッドレンジ】はエンチャントに干渉しにくいので、意識したい場合は投入しても良いかも。

《闇の誓願/Dark Petition》

和解不可能

前週勝ってた【ロータスコンボ】に数多く投入されており、念のため試したものの、強さがよく分かりませんでした。

・4キルに貢献しない
・土地を探す用途に使えない
・墓地対策に弱い
・色マナが厳しく、《見えざる糸/Hidden Strings》との併用を要求する
などなど、とにかく引きたくないカードという従来の印象から何一つ改善がありません。
《首謀者の収得/Mastermind's Acquisition》であれば、まだ《演劇の舞台/Thespian's Stage》を持ってくることはありますが、これには無理です。

もちろんデッキに入っていれば、《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》から持ってくるシーンがあるのでしょうけれど。
私はこれが入っていなくて困ったことは無いのに、引いて困ったことは沢山あります。耐えられません。

対青カードたち

今回は本当にこの枠を悩んで、直前に変えたりしました。

《神秘の論争/Mystical Dispute》

「攻め」ではなく「受け」のカード。
《ドビンの拒否権/Dovin's Veto》には無力だったり終盤に使うと普通にマナを払われるので、狙うのは【スピリット】のクリーチャーや《帳簿裂き/Ledger Shredder》、《氷の中の存在/Thing in the Ice》など序盤のアクションになります。

チャンピオンズカップファイナルには【スピリット】が少ないと読み、【イゼットフェニックス】には《至高の評決/Supreme Verdict》が刺さるので最低限度の1枚で良いと判断。
環境によっては2枚欲しいですね。

《思考のひずみ/Thought Distortion》

デッキリスト公開制のため採用。
相手は《思考のひずみ/Thought Distortion》を警戒しますし、こちらは《ナーセットの逆転/Narset's Reversal》の有無を確認して安全に使用出来ます。
【イゼットフェニックス】相手には《時間への侵入/Temporal Trespass》を潰してくれるので、あると嬉しいです。

非公開制の普通の大会では使いません。
クロックパーミッションに入れられないなどサイドイン範囲が狭いわりに、跳ね返されるリスクに見合っていないです。

《終止符のスフィンクス/Sphinx of the Final Word》

対《ドビンの拒否権/Dovin's Veto》最終兵器。
【青白コン】にはやはりこれが一番。通したあとは、《霊気の疾風/Aether Gust》や《ナーセットの逆転/Narset's Reversal》にだけご注意。

《感電の反復/Galvanic Iteration》

対青の軽い「攻め」のカードです。
対コントロールだけでなく、【スピリット】や【イゼットフェニックス】などの、クロックパーミのような動きに対しても非常に使い勝手が良いです。
《見えざる糸/Hidden Strings》や《熟読/Pore Over the Pages》だけでなく、《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》などを増やす動きも強力。

■チャンピオンズカップファイナル本戦

名古屋プレイヤーズコンベンション会場にて。
結果は8-4の21位です。

二日間の戦績は次の通り。
エスパーコン 後手 ○○
イゼフェニ 後手 ○○
緑信心 後手 ○××
イゼフェニ 後手 ○○
ラクドス 先手 ××
青単スピリット 後手 ○○
緑信心 先手 ○×○
青白ロータスコン 後手 ○××
青白コン 先手 ○○
イゼフェニ 先手 ○○
白単人間 後手 ×○×
ラクドス 先手 ○○

間違いなく当たり運が良かったです。
その上で、意識していた相手にあと一本取れていれば、と悔やんでもいます。

明確なプレイミスがあったのは【青白ロータスコン】戦。
3ゲーム目、最後の最後に《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》から《暗記+記憶/Commit+Memory》を決められて相手の手札7枚。
こちら通常ドローして2枚の手札が《見えざる糸/Hidden Strings》・《来世の警告/Behold the Beyond》で、ブッパしたところなんと通る。
確定打ち消しは間違いなく持ってないので、《神秘の論争/Mystical Dispute》・《霊気の疾風/Aether Gust》・ピン除去の中から前2種をケアして《溺神の信奉者、リーア/Lier, Disciple of the Drowned》ルートに行ったところ《冥途灯りの行進/March of Otherworldly Light》で負け。

相手は後手番で、《森の占術/Sylvan Scrying》を狙えない《霊気の疾風/Aether Gust》にバリューが無くサイドインしていないであろうことを冷静に見極められていれば、《出現の根本原理/Emergent Ultimatum》ルートに行って勝てたはずでした。
裏目と思いたいところですが、自分の実力不足を痛感しました。
《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》下でのルート策定に時間を取られ、相手の手札読みを疎かにしてしまった結果です。

その後は【白単人間】戦で、ラストターンに《衝動/Impulse》→《熟読/Pore Over the Pages》→《熟読/Pore Over the Pages》で《至高の評決/Supreme Verdict》が見つからず負け。

最後の【ラクドス】戦、対戦相手の方から「お互い何も無いし気楽にやれますね〜」と言っていただき、和気あいあいとプレイしたことを覚えています。
なんとめちゃくちゃ懸かっておりました。

そんなこんなで終わった二日間。
呆けながらお昼を食べていたところ、繰り下がりで権利があるかもしれないと伝え聞き、ひっくり返りました。
自分自身は競技プレイヤーでも何でもないので、夢の舞台に上がれるチャンスをいただけて本当に嬉しいです。

■ビッグパイオニアフェスティバル

その後デッキリストに調整を加え、BIGMAGIC様主催の「BIG Pioneer Festival 2022」に出場し、優勝しました。

デッキリスト公開用の枠を元に戻し、欲しかった《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》の3枚目を追加しています。

戦績は次の通り。
白単人間 後手 ×○○
青白コン 後手 ○○
白単天使 先手 ○○
緑信心 先手 ○×○
緑信心 後手 ×○○
白単人間 後手 ×○×
ラクドスミッドレンジ 先手 ○××
イゼット独創力 後手 ○×○
SE1.ジャンサク 後手 ○×○
SE2.ラクドスミッドレンジ 後手 ×○○
SE3.青白コン 後手 ○×○

【緑信心】2戦を含む5連勝から「やったか!?」と思いきや、バブルマッチ2連敗でがっくり。
ところが、オポネント70%台という自分史上初の数値を叩き出して8位に滑り込みました。
SEはとにかく当たり運も引きも良く、2人いらっしゃった【白単人間】と殺意の塊【イゼットコントロール】を回避して、優勝することが出来ました。

徳が高まって8位に滑り込んだかも。

トロフィーも賞品も途轍もなく気合が入っててすごいです。BIGMAGIC様、本当にありがとうございました。

■あとがき

この半年ほどパイオニア漬けの日々を送って来て、この2大会はある種の集大成として【ロータスコンボ】を回せたのかなと思っています。
(単純に【ラクドスミッドレンジ】が強すぎて、アグロが死滅しているタイミングだったのかもしれないですが。)
BIGMAGIC様のトロフィーは本当に立派で、未だに眺めてはニヤニヤしています。

12月の大会は他にも「THE LAST SUN 2022」などがありましたが、二日目には行けたもののモダン1-2、スタン2-1で特に何もなく。
スタンダードの【グリクシスミッドレンジ】は個人的にかなり好みのデッキで、もう少し回したくなりました。
シーズン2エリア予選の権利は無いものの、機会があれば大会に出てみたいところです。

シーズン3はせっかくパイオニアなので、また店舗予選から回っていこうかなと思っています。
ただし、シーズン1の時のように可能な限り出続けるのはとても消耗したので、上手くバランスを取って大会に出られるよう考えています。

ウィザーズ社からの連絡はありませんが、出られる前提でプロツアーの準備も進めています。
完全に視聴者側の自分が、出場者側に回る(かもしれない)というのは非常に奇妙な気分ですが、折角の夢の舞台なので恥じないように精一杯頑張ります。
応援していただけると嬉しいです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次回の投稿でお会いできるのを楽しみにしております。

内容を評価していただけた方や次回投稿を期待してくださる方からのご支援をいただけると、プロツアーの旅費などに充てることが出来て非常に助かります。
記事の購入者様には御礼として、ボーナストラックの『個別マッチアップ解説』・『希望守りについて』を進呈いたします。
『個別マッチアップ解説』は、パイオニア主要11デッキに対するサイドチェンジに留まらず、戦い方やTipsを力の限り書き尽くした懇親の一筆です。
『希望守りについて』は、テスト中の最新デッキリストと共に、現在話題沸騰中の《希望守り/Hope Tender》を深く考察していきます。是非お読みください。(2023/1/8付で、デッキリスト及び考察を追記しました。)

■ボーナストラック:個別マッチアップ解説

・ラクドスミッドレンジ/Rakdos Midrange

イン
1 《原初の災厄、ザカマ/Zacama, Primal Calamity》
2 《至高の評決/Supreme Verdict》
1 《多元宇宙の警告/Behold the Multiverse》

アウト
4 《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》

○所感
・《苦難の影/Misery's Shadow》の参入により、2マナクリーチャー7枚構築が一般化し、5キルされることが非常に増えた。
・相手の手札がハンデスに偏ることもクロックに偏ることもあり、こちらからプランニングしていくことは不可能。
・《黙示録、シェオルドレッド/Sheoldred, the Apocalypse》は当然厳しいが、カードを引くこと自体は可能なので、負けるとは限らない。
・《減衰球/Damping Sphere》を取られている場合は、破壊出来るカードをサイドインせざるを得ない。ケアは不可能。
・「全力ハンデスで枯らす」より、「全力クロックでキルターンを定めつつ余剰のマナで妨害」という戦法の方が厳しい。

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