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サザンオールスターズ 特別ライブ2020 振り返り 前半

6月25日で42周年を迎えたサザンオールスターズ。
月並ながら最高でした。日本にとって必要不可欠な、唯一無二のバンドであることを改めて感じました。

ライブに行きたい気持ちが強くなるとともに、
あの日々を取り返すために気を抜かず、できることをやろうと感じました。

さて、今回は無観客で横浜アリーナという、過去に例を見ない企画でした。
とはいえメンバー登場時や歌の終わりなどには歓声のSEが流れるため、そこまで無観客であることを感じませんでした。

しかし映像に映る客席には、当たり前ながらスタッフさん以外誰もいません。
サザンがいつも通りの最高のパフォーマンスなだけに、なんとも不思議な感覚でしたね。

その分イントロが流れた時の歓声などがなかったり、手拍子などが無いため、
寂しいながらも普段より演奏や歌声を楽しむことができました。

ではライブを振り返っていきましょう!

1曲目は「YOU」。真夏の大感謝祭以来、12年ぶりの1曲目です。

桑田さんが「やさしい夜遊び」でお話ししたように、「ME」ではなく「YOU」でした。
今思えば「TO YOU」の可能性もあったなぁ笑

桑田さんの声は不調?少し心配のスタートでしたが、
その姿を見て、「やっぱりサザンっていいな」と純粋に思わせてもらえました。

テレビの前で何万人の人が「I'll remember you!」と指をさしたのでしょうか?

2曲目は「ミス・ブランニューデイ」。
やっぱりこの曲は何度聴いても飽きないですね。
テレビの前で何万人の人が腕を天に上げたのでしょうか?

ただこの時点で真夏の大感謝祭と1.2曲目が丸かぶりなのが少し残念。
まさか3曲目は「love affair」か…?

そこで流れた神イントロ。

まさかの去年の「ふざけるな」ツアーと同じ、3曲目「希望の轍」でした。
あまり過去のライブとのかぶり方を桑田さんは気にしていないのかもしれませんね。

RIJの映像を見過ぎると、イントロで歓声が流れないことに違和感ありありです。
無観客の寂しさを感じながらも、普段と変わらないライブバージョンの希望の轍には熱くなりました。

「通り過ぎる街の色 思い出のひびぃ!」
「野ばらのようなマイラアアアア!」
希望の轍のライブバージョンを販売してほしいと毎回強く思います。

途中にはライブ恒例の替え歌も。

「大変な毎日をご苦労様
今日は楽しくいきましょう」

今日のライブはどれだけ楽しくなるんだ!?ワクワクさせる3曲が終わりました。

気づけばこの辺りから桑田さんの声もいつものカッコ良さに戻ってまいりました。よかった…!

MCからの懐かしい曲中心コーナー

MCでは「スタンド!アリーナ!センター!」
盛り上がる歓声!普段のライブと遜色がありません。
加えて「画面越しの皆様!」でも盛り上がる歓声はよく考えたらおかしいですが…笑


4曲目は「Big star blues(ビッグスターの悲劇)」。当時は売れなかったですけど、演奏されることも多い人気曲です。

間奏に入るときに丁寧に「はい間奏!」って言うのがたまらなく好きです。

そのままメドレーで続く5曲目「フリフリ'65」。
この流れは「ひつじだよ全員集合!」の1.2曲目と同じですね。
お客さんがいない中でフリフリはどうなるのかなと思いましたが、コーラスだけでも充分な盛り上がり。もちろん家でも「フリフリ!」コールを行いました。

少し落ち着いた空気から、久々の「朝方ムーンライト」。近年の披露はメドレーが多かったため、フルでの演奏は久しぶりです。

最後の歌詞は横浜を歌う歌詞に変更されていました。

黄昏が迫る頃
面影と出会う街(ヨコハマ)

また出会うその日まで
離れ離れもいいさ

7曲目は「タバコロードにセクシーばあちゃん」。
13年のツアーで披露された時はまさかの選曲に度肝を抜かれました。
イントロの追加や、終わり方など、前回と同じアレンジであり、あの時の驚きと感動が蘇りました。
その後に流れる、波音のSE。
波音から始まる曲といえば
「恋はお熱く」、「ひき潮」。いや、まさか「TSUNAMI」か?と思ったのもつかの間、流れるピアノの音。
8曲目は「海」。
13年のツアーでは復活1曲目に披露されましたが、日にちによって「Ya Ya」と分け合っていたため、私は聴けませんでした。
そのためここでの披露は嬉しかったです。


9曲目は「夕陽に別れを告げて」。サザンの青春ソングを代表する曲ですね。
メドレーの「悲しみはメリーゴーラウンド」は披露されず。
そもそも原曲はなぜメドレーにしたのか…?

そして流れる鈴の音。途端に冬の空気が流れます。
10曲目は「シャ・ラ・ラ」でした。
桑田さんと原さんのデュエットは、発売から35年以上経っても変わらず美しいです。
歌詞にある「Let me try to be back to the place anyday」(いつの日かこの場所に戻って来させてね)は、
無観客の横浜アリーナで歌うと、大きな意味を持ちますね。

かなり長くなりそうなので、前半をここで終了とします。

後半へ続く!!!日曜までに書かないと…。


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